技能練習でミス連発!…アラカン越えの電工日記(2023年3月13日)
令和5年度上期の試験日まで、あと76日!!
<試験対策>
今年の1月から眺め始めた過去問の「赤本」をようやく一巡することができた。
赤本で複線図の問題を解いていたおかげで、最近、技能試験の課題にある複線図が頭の中でイメージできるようになってきた。
技能試験は制限時間40分。
この本番で課題の組立前に複線図を描くためには5分くらいかかるので、書いてから組み立てに入るか、書かないでいきなり組み立てに入るかでは、その後の気持ちの余裕の持ち方が全く違う。
5分あればミスがあっても修正できるし、余裕をもって全体の点検もできるので、このまま複線図を作成しないで組み立てができるよう、過去の複線図問題を何度も繰り返しながら、勉強していくことにした。
で、早速どんなものか、技能試験の課題の3と4を組み立ててみた。
<課題3>
使い古しのケーブルと必要な部材をそろえて課題3にアタック。
ランプレセクタブルの輪づくりなどに慣れてきたせいか、約23分で組み立てを終えることができた。
でも、作ったものをよく点検すると、配線的にはOKであるが、試験的には不合格の結果だった。
・ スイッチの向きが左右逆(黒点が右側にないとダメ)
・ コンセントの向きが逆(差し込みの長い設置線が左にないとダメ)
今回はスイッチやコンセントの部材とケーブルの黒線・白線を間違えないようにつなぐことに集中していたので、まさか逆になっているとは考えてもみなかった。
コンセントも最初に連用枠(鉄枠)にはめてから配線すれば、このようなミスは起きなかったと思う。(実は連用枠があることを忘れていた。)
<課題4>
気を取り直して続けて課題4にアタックしてみた。
この課題ではVVFケーブルの2.0(3C)と1.6(3C)を使う。
新線の太さが若干異なるだけでどちらも同じ体裁のVVFケーブルなので、よく見ないと区分けがつかない。(試験では2.0のVVFは青い路線を使うので判別できる。)
この直径2.0mm(3心)ケーブルを仕様書通りの寸法に切断して、ワイヤーストリッパーで絶縁被覆を剥こうとしたら、なぜかうまく剥けない。なんで???
よく見たら2.0mm(3C)のつもりが、心線の細い1.6mm(3C)を手にもって、2.0mm用の刃の部分でシースを剥こうとしていたことに気が付いた。
ヤバイ!!
何がやばいか??? って、既にほかのところで使うべきケーブルを切断して2分割にしまったからだ。おかげで本来使うべきケーブルが極端に短くなってしまった。
試験ではそれぞれの部材との長さが指定されており、合否判定では決められた長さの50%を超える(短い)と欠陥となり不合格となる。
この辺のミスは欠陥につながるので、絶対起こしちゃいけないと肝に銘じていたけど、ついにやってしまった。練習といえどもショックだ!!
しかしやってみないとわからないものだ。
気を付けているつもりなのについやってしまう。
本番ではかなり緊張しているし、時間制限に縛られるので、これらのミスは十分あり得ると思う。
今まで考えてもみなかったミスが連発したおかげで、本番で必要となる注意ポイントが見つかった。
最初からこれをやったらきっとパニックになるだろうな!!
そう思うとまだまだ先の試験なのに、今からプレッシャーがかかってきた!!
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