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6.3 測量の日

なにかを測ることが出来るとすればそれは何を基準にしているのだろうか。

「あの人よりもあなたは頑張っているのですね。私はそれを分かっていますよ」

何を言っているのでしょうか。

その「あの人」にはあの人なりの理由があって、あの人なりの頑張り方をしているのでしょう。

「それはいいですね。是非進めてみましょう」

何を言っているのでしょうか。

本当は良いなんて判断できないくせに。

何かを測ることはとても難しいことです。

だって何を基準にしたとしても、どれも誰かが決めただけで正解ではないのだから。

それでもあなたは選ばなくてはいけない。

「正しいかどうかなんてどうでもいいのです。そんなものは無いのだから、正しいと思う道を選べばいいのです」

私はそれを応援しています。

正解でも不正解でも、それを決める者など居ないのだから、私はそれを応援したいと思っています。

私が正しいと思う道だけを選んでみようと思っています。

6.3 測量の日
#小説 #詩 #測量の日 #幸せ #JAM365 #日めくりノベル

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