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コミュニケーションの話し

母親との会話。

シルバーで派遣されてる障害者支援施設で、商品陳列を教えてもなかなか上手く出来ない障害者がパニックで泣き出す。丁寧に教えてもラチがあかない…

今まで生きて来た他人とのコミュニケーション能力を思い知らされているのです。健常者どうしは、じつは互いに思い込みがあり、分かったようなフリができる。しかし、知的障害者は思い込みが無い。よって、自分の考えを相手の脳にできるだけ正確に投影する必要があるのです。写真でも絵でも文章でも、知的障害者の程度によって手段を考えなくてはなりません。実は、健常者どうしも同じなのです。知的障害者より難しいかもしれません。知的障害者に伝わらないことを嘆くと言うことは、即ち、あなた自身が、他人とのコミュニケーション能力が低いことを思い知らされていると言うことになるのです。

便利な時代ですが、伝える手段は全く進化せず、情報量とスピードが向上しているだけなのです。

知的障害者は自らを呈して、あなた自身に足りないものを教えてくれるんですよ。