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FAVORITE FASHION #1 / ライフスタイルとしてのファッション。

 
今回はファッションについて。
このnoteを始めるにあたって、よりパーソナルなことを記事にした方が良いとのアドバイスを頂いていたので、ここまで普段、運営しているファッションサイト「2-B-C」に関連した話題でも個人的な視点や感想にフォーカスして書いてきました。

1回目のnoteで服について

「一般的に服は衣食住という生きていくうえで必要な生活の3大要素の一つとして言われていて、個人的にはその服にお金をかけていることは良いことであり経験だと考えています。それが自分にとって趣味であり日々のモチベーションであってライフスタイルの根幹の一つになっています。」

といった趣旨のことを書きましたが、少し大げさに聞こえますが、普段、服についてこのように考えているので自分にとってモチベーションや気分の上がるものを優先的に選ぶことが多いです。
ここでは、そういった観点でファッションについてであったり気に入ったものを紹介できればと思っています。


   

PHOTO BY 2-B-C / at CELINE OMOTESANDO STORE / JUNE 2021 / © Copyright 2022 2-B-C

 
 

基本的には長年、エディ・スリマン(Hedi Slimane)のクリエイションを敬愛しているので紹介するブランドでいえば、セリーヌ(CELINE)が多くなるかと思います。

今回はここ数年、気に入っているベーシックなものと、最近、購入したものを合わせて3点ほど紹介したいと思います。
 それでは本題へ。


PHOTO BY 2-B-C / CELINE HOMME “SHORT JACKET IN GRAIN DE POUDRE” /  © Copyright 2022 2-B-C


 
まず最初に紹介するのは、セリーヌ(CELINE)のタキシードジャケット。
長年、エディ・スリマン(Hedi Slimane)のクリエイションに於いて核となっているアイコニックなアイテムのひとつです。

今回、紹介しているセリーヌ(CELINE)のタキシードジャケットはメゾンの象徴的な生地でもあるグレインドプードルをベースにコンパクトで適度なドロップの細身で美しいシルエットのジャケットです。
2020年からはグレインドプードル生地がより目の細かい生地にマイナーチェンジされ、カラーもブラックからウルトラブラックに。
現在は、永続的なアイテムのラインで展開されています。
 
毎年夏になると、カンヌ国際映画祭でエディ・スリマン(Hedi Slimane)がデザインしたタキシードジャケットやドレスを着用した俳優たちのトピックスはちょっとしたニュースになっていたりします。
タキシードジャケットに関しては今年はトム・クルーズ(Tom Cruise)やマット・デーモン(Matt Damon)、エディ・スリマン(Hedi Slimane)がサンローラン(SAINT LAURENT)時代にモデルで起用していたジャック・キルマー(Jack Kilmer)の着用が話題に。※リンク参照

個人的には冠婚葬祭やレストランなどに伺う際であったり、仕立ての良いジャケットを着て出掛けたい気分の時に伊達メガネや無地のレーヨン素材のシャツなどと合わせで着用することが多いです。(アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)ジェームズ・ディーン(James Dean)のタキシードとアイウエアの組み合わせのスタイルに憧れを持っているので。※リンク参照 )

とても気に入っているジャケットのひとつです。
 



PHOTO BY 2-B-C / MAISON MARGIELA “‘MEMORY OF’ POPLIN SHIRT” / © Copyright 2022 2-B-C

  

続いては、メゾン・マルジェラ(MAISON MARGIELA)の メモリー・オブ ポプリンシャツ(‘MEMORY OF’ POPLIN SHIRT)。
クラシックなコットンポプリン製のロングスリーブシャツで特徴は通常は胸ポケットが配される位置にメゾンのコードでもあるメモリー・オブ(Memory of)デザインが取り入れられており、ポケットが内側に向いた裏返しのようなデザインになっています。

因みにメモリー・オブ(Memory of)とは 

ひとつのアイテムの中に異なるピースの一部分をトロンプルイユ(騙し絵)のように融合させ、その機能やストーリーの記憶を呼び起こして新たな価値を見いだすこと。

MAISON MARGIELA

とのことで、メゾン・マルジェラ(MAISON MARGIELA)が構築してきたアイデンティティで代表的なメゾンのコードになっているデザインです。

シルエットはかなり細身で生地の風合いも柔らかでカジュアルにもフォーマルにも合わせやすく、季節によっては1枚で着たり、ちょっとした羽織にも向いている万能なシャツです。

最近は様々なカラーがリリースされていてメゾン・マルジェラ(MAISON MARGIELA)に於いて定番化しつつあるアイテムなのかなと思います。




PHOTO BY 2-B-C / CELINE HOMME “LOOSE SHIRT IN CHECKED WOOL VERT/CREME/JAUNE” / © Copyright 2022 2-B-C


 
最後はセリーヌ(CELINE)のイエローとグリーンカラーのウールブレンド素材のチェックシャツです。
こちらは新コレクションのアイテムで3月に公開された「BOY DOLL」コレクションのルックにも採用されていたアイテムです。

エディ・スリマン(Hedi Slimane)が90年代のスケートボードカルチャーからインスピレーションを得たアイテムなのだとか。
個人的にはそのカルチャー的背景やカラーや風合いから、90年代のエルエルビーン(L.L.Bean)とかギャップ(GAP)のシャツあたりがインスピレーションなのかな?と勝手に思っています。

普段、ウールのシャツは古着でもペンドルトン(PENDLETON)やCPOシャツ等が好きでよくチェックするのですが、それらは防寒効果を第一に考えて作られたものが多く、素材のウールの分量が多く肌にチクチクと不快感を感じてしまい、肌触りで断念することも多々ありました。

セリーヌ(CELINE)でもこれまでリリースされてきたウール素材のシャツのカラーやデザインが好みでもそれが理由でなかなか購入に至りませんでした。
今回は素材が混紡でウール34%ということでチクチク感も許容範囲で今後、少し気になったとしてもその時は柔軟剤等で軽減出来るかなと思っています。

これからのシーズンに活躍してくれそうなアイテムで気に入っています。


とりあず、こんな感じでファッションについての考えや気に入っているものについて書いてみました。
今回、紹介しているアイテムは2-B-Cの方でも取り上げていたりするので興味がお有りの方チェックしてみてください。

それではこの辺で失礼します。
今回もお付き合いありがとうございました。

 

2-B-C EDITOR
K.K.
WEBSITE: 2-B-C


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