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デマ情報、拡散の見分け方.2

日本国国家予算案発表 2023年度予算案決定、過去最大114兆円 国債依存なお3割コロナ有事の財政、脱却できず 
2022年12月23日 22:30 日経予算・税制2023政府は23日、一般会計総額が過去最大の114兆3812億円となる2023年度予算案を決めた。拡張した有事対応の予算から抜けきれず、膨らむ医療費などの歳出を国債でまかなう流れが続く。米欧で1~2割前後に下がった借金への依存度はなお3割を超す。超低金利を前提にしてきた財政運営は日銀の緩和修正で曲がり角に立つ。~~~

その額は毎年拡大していて、それと比例して「借金への依存度はなお3割」という定型になってしまった「国債」発行負債は、またまた継続されてしまったのです。

ある海外経済学者に言わせると借金まみれ(国債発行)の日本は、いずれ倒産に陥る、と誇らしげにかたり、その脇では日本人アナリストが、「ぜんぜん大丈夫」と他人事のような顔をしていうので、どちらを信用するかといったら勿論、日本人楽観論者に大賛成ですよね。

疑問ついでに、もう一つの案件「国防軍事費」の2パーセントはいくらなのか、それは誰のサイフから出すのか、というのを探ってみました。

ちまた云う2パーセント、というのはGDP(国民総生産額)から2パーセントを支出しなさいという海外(とくにアメリカ)からの外圧で、与党は渋々、それにノーが云えないので、苦渋の選択のポーズをしている。

ちなみにこの日本が、どの位、金をもっているかといったら、案外、もっていたんですね。
メディアは貧乏国市民とか極貧生活だとか煽っていますが、実態は全然違う。

■2022年最新の世界GDPランキングIMF(国際通貨基金)が発表した資料(※2)に基づき、2022年における世界GDPランキングを作成した。1位から191位を記載している。

順位 国名 単位(百万US$)
1位 アメリカ合衆国 25,346,805
2位 中国 19,911,593
3位 日本 4,912,147  (約4.9兆ドル 2パーセントに換算軍事 )

というアバウト数ですが、早急に決定実現するでしょう。それが誰の金か、といったら当然、自分たちの税金(国債発行逆鞘含む)で、悪循環借金先送り(まるで自分のサイフと酷似、桁は多少ことなりますが)は必至で、次世代50歳以降年齢層が、それを支払い続けるわけです。

だから実際の話し、投票もしない選挙もしない、話題も上げない、政治を語らない人々は与党にとって上得居さんな訳ですから、このままジッとまてばいい、ということになりませんか。

だから今どき「ベーシックインカム」みたいなロジックが展開して、一種の大麻効果のような社会主義的、桃源郷が語られますが、いくら語っても狸と狐の紀元前9世紀または8世紀頃に属すると考えられるホメーロス二大叙事詩を模したような話し、ではなくて輪転機で本物紙幣を刷るという、今どきアナログ世界であったりします。

そんなことなど、脳裏内でうろうろしていると、こんな記事がありました。

「レイノルズ村上、ねとらぼ」記事
俳優の小雪さんが11月1日に放送されたトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日)に出演。小雪さんの番組での“態度”について、ネット上ではさまざまな声が上がっています。

という記事ですが、全編読むには耐えがたく、冒頭のみに留めましたが、読んだり見たりしてる人は多数と察しますので、多くは語りませんが、それが一体、何が問題なのか、という定義すら意味不明で、“態度”の脚の組み方、がいいとか悪いとかの話しのようでした。

じや、それに対抗すべき話題に何があるかといったら、いつも私が取り上げている成田悠輔さんが最近上梓した本の話があるので、それを書いてみましょう。

「22世紀の民主主義」(選挙は「アルゴリズム」)成田悠輔著(2022/7/15 9/17 第一刷 二刷 推定20万部)

いま話題の本ですが、第一刷7月15日~矢継早に二刷というのは、驚異的な速さで、おそらく出版社側も慌てて、次を刷った、というのが判ります。(前編、日銀紙幣輪転機高速化回転と近似か)

内容はタイトルにあるようにガチ「民主主義」~を語った硬派書物なのです。

定義 ギリシア民主主義

(democracyの語源はギリシア語の 「demokratia」、
その意味「民衆」「人民」、demos 「権力」「支配」の  kriatosの語源でなっており、それが起源にあるという) (本文部分抜粋)

そんなことを平易に書き表した書籍で、それは全く小中高大の学校教材になるような、不可分領域を丁寧に書いた本でした。

だからそれを作った本屋も、学術分野本として売れるわけは無いと、踏んでいたのかもしれません。おそらく本人も、そんなに(20万部突破誇大広告ではなかった)売れ筋と認識しなかったのでしょう。

中途まで読んで思ったのは、これは「ネット界の小松左京」じゃないかと内心思いました。

知っての通り「日本沈没」の小松左京ですが、地球の天変地異をSFタッチで描いた映画は、その時代の一世を風靡しました。
■1974年 - 『日本沈没』により第27回日本推理作家協会賞・第5回星雲賞(日本長編部門)受賞。

なんだそれと違うじゃないか、と思われる方もいるかと思いますが、実はそうではなく高度な「パラドックス」に裏打ちされた文体で、それを語っているのが秀逸であると読んだのです。

大袈裟な比喩でいうなら「コペルニクス」的思考反転、宇宙で回転する同じ天体のその星が、どちらが主で、もう一方が従(太陽ー地球)の関係で、紀元前以来考えられていたギリシア自然科学の思考大転換をもたらした「コペルニクス」は、なんの呪文を唱えることなく、地球が太陽の周りを回り始めた、という奇跡をおこした学問だったのです。

そんなような筆体の本は、いくらで売っていたのかといったら、れが案外廉価で、"1000円"から1円分安くした999円という設定で本屋に並んでました。

ベストセラー本は以前だったら、ソールドアウトで、取り寄せ、でしたが、昨今事情(アマゾン寡占業)で、そなんこともなく現物を買えました。

ちなみにその原価計算してみました。

「22世紀の民主主義」 SB新書 成田悠輔 著 2022/7/15第一刷
999円×200.000部×10%(本人取り分推定印税)=19.982.000 (大雑把推定、今後も増刷も有り得る)

■ちなみに、その反対で政治活動(立候補)した場合に参加するのに「供託金」を国庫(法務局)に納める金額。市町立候補で百万円で候補資格をうけますが、いい加減な遊び事は許さない、という規定に従い「有効投票数、確定された記名票」の10%に届かない場合、納めた百万円は国庫に没収という規定があります。~~~

この世知辛い(せちがらい)」世の中を、どう戦って生き残るかは、このnote記事の皆さんの記事を読めば、よく理解できます。

さらには、このnote(またネット、SNSから決別)というネガティブな記事も、いくつか散見するようになりました。

で、所詮は文字であり文であり、そこに拙いリテラシーを盛り込んで小説にしたりエッセイにして、人に判ってもらいたい、と願う訳(ある意味では神頼みか)ですが、結婚相談所みたいな場ではありませんから、回答は、なかなか見つかりませんよね。

そんな世評を評して成田悠輔さんは、無理やり、それを遂げようとする必要はない、と解くのですが~。

それに倣って、成田流にアプロ―チしてみたいと思いませんか?

その.1
もはや右肩上がり経済成長は、望むべくもない、だったら縄文石器時代を模して、自給自足生活を本気で考えて、国家と地方自治体(町村役場)は、早急に、それを法案化すべきだという解決策に辿りついたのです。(この策定も成田悠輔氏が日頃提唱している政治からの脱却項目)

昨今の「田舎里山古民家暮らし」は、一つのトレンドになっているように見えますが、じゃ実際にそれを実践して、年間家計簿は、家族4人と設定して生きていけるのか、それをシュミレーションしたら、どういう数字の結果が得られるのか、統計を取る必要があるでしよう。

その前段階として、生活のための大きな二つの必須項目があります。

A.主たる仕事は、どこから得るのか
B.住む地域には特徴的魅力的な何があり、そのことに同化できるか
C.旧い集落に残る伝統文化に興味があり、一緒にやりたいと思うか
D.数年住んでみて、無理だとおもい放棄して出るかという選択肢
E.夫婦の場合どちらかが重病になり、そのコミニュティーと縁切りするか

A~Eまで重要案件で一つも落とせませんが、特に私が感心あるのは、「C」の古典文化に対する理解と、アプロ―チの仕方です。

個人的な経験値でいうと、田舎の静寂さと人間接触解放感は、存分にありますが、逆説論でいうと、やがてそれはまったく反対の意味として降りかかっくる現実問題です。
虫の声、鳥の鳴き声、カエルの声で寝られない、人気が全くないという孤立感(非社会性)を抱くと、人は座標を失ってしまう。
そこに拍車をかけて夫婦の一方が、病気罹患して日常生活に事欠く事態に至ると、精神的負担は、非社会生活の中では生活存続できない。医療費負担等。

そうした諸々の問題を救う手立てとして、集落では地元の伝統文化(踊り囃子など集会目的)が生きる糧となりますが、それがなかったら人々は孤立化してしまいます。
その具体例が、少子高齢化によって、昨今山里の「廃村」とか個人離村とか、社会が退廃してしまう現象です。それは益々、広がって不可逆的に戻ることはない。

そんな現実を十分理解して、その逆を進むという縄文石器時代を模して、自給自足生活をするという「エコロジーサイエンス・ヒルズ計画」なのです。

続きは、次回に持ち越し~~~



#つしま昇  国家予算





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