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音声読書~でリテラシーは変わる

とつぜんの僥倖(ぎょうこう)にうろたえるのは、その反作用というべき、他から長年排他されていたから、その反作用であると解釈しております。

そんなこと、皆さんありませんか、私の場合ですが、反作用人間でしたから、ほとんど、というべき時合いにおいて否定され続けてきたので、そんなことをおもいました。

また一つの事象に関して、そのまま持続する、という癖がなくて、途中で訳もなく中断することがあって、それは自覚してますが。

それを世間では飽っぽいとか、続かない、とか八方美人的とか、比喩してますが、もしそうだとしても性癖なので、直すとか、直さないとか、そんな次元ではないのです。
なくて七癖、などと云いますが、誰だって個性はあって、それもほとんど親の遺伝子が混在しているケースが多いかと思います。

その昔、物理学者「アインシュタイン」が物故して、その標本保存するのに、「脳」を分解ブロックにして、分けたという事実がありました。その詳細は、別のブログで掲載しましたが、その数百ブロックが、散逸したものを再びもとに戻そう、という画策した学者がいて、それをテレビで放送したものです。ただ死んだ脳サンプルですから何も語りません、当然です。

じゃ、なんでアインシュタインの脳断片を所有するか、また欲しがるか、という問いですが。それは高価な骨董品収集と同じような感覚ではないかと推察しますが、科学者であればこそ、そんな気になるのでしょう。一体その一ブロック価格がいくらか、という愚門は、さすがに見せませんでしたが。

昨今、世界的に有名な人物は、IT業界の天才的知能を持った人が、そのモチベーションを最大化にアップして、同時に莫大な富も得た、というのが通例のようです。
そんなことも世界経済の変革の一つなんでしょうが、そうしたイノベーションであっても、賞味期限というの必ずあって、それに代わるものが台頭すれは、姿を消すという運命です。

20世紀の遺産は数えきれないほどありますが、「1909年T型フォードの大量生産開始」があって約100年強、今度はエンジンに代わってEVで走る車が本格始動しました。

勿論、イーロンマスクの功績が大ですが、既存の車メーカーが、それによってアメリカ車大手が喚起した、というのがホンネらしいのてす。
それが主流に代替するには、その半分年数30年として、車は全部EVで走ることになるのでしょう。

そして、現代言論リテラシー世界は、いまどうなっているかといったら、「統治者」というのが見当たらないので、一種アナーキー状態といっていいでしょう。
だからこのまま放置しておくと、てとても厄介な方向に進んで、今の「ウクライナ」版、世界言論混合状態(指揮者不在)に陥ってしまうと危惧してますが。

さて、と話題を変えますが、昨日、紹介した「深井龍之介」氏が作った「コテンラジオ制作」記事を紹介しましょう。

コンセプトは一口に云って「歴史」を音声で語るという、他のメディアとは一線を画したアプロ―チで、そのSNSでは新機軸と思いました。関連記事を読んでみると、すでに、この業界では実績を積んでいて、それがあるきっかけで、「スタートアップ」してという経緯でした。

私も、もともと音楽から、こちらに移行しているので、それを行使するのは案外、簡単でした。
というのも方法はことなりますが、知識に特化した「歴史」を音声て読み込む、というのは音声をデジタル周波数に変換することなので、そんな難しいことはないのです。

だからそれをできるアプリでやればいいという話しです。それが「音読さん」でした。
音声読み上げソフト


それを使って、以前掲載した「「ヤタ、ガラス」という不明な飛光体」を音声変換しました。テスト版ですから、さわり部分のみです。好評な場合、以後続けよう思います。


「ヤタ、ガラス」という不明な飛光体消えたオンナ~

「ヤタ、ガラス」という不明な飛光体「ねェ好きな子、いるの?」
何気ないその「ねェ好きな子、いるの?」がとても気になった。これがどこで使われていたのか、まったく忘れたしまったそのフレーズが脳で疼く。
それが広告か、ネットかテレビか、そしていつもの記事の中の一フレーズ、キャッチコピーかも判らない。それほど、ありきたりな語句だったが、これだけで一編の映画ができると思った。 部分 以下画像リンク


ヤタ、ガラス リンク

voice

https://storage.googleapis.com/ondoku3/media/5346bc3662f71aec21c872765a8f657c64b996607842d8f9d09b84cc.mp3




2023年02月24日記事

コテンラジオ制作深井龍之介

コテンラジオ制作の裏側にある緻密な準備。大切にする「軸」と仲間との出会い
【COTEN・深井龍之介2】浜田 敬子 [ジャーナリスト/前Business Insider Japan統括編集長] Jul. 05, 2022, 07:00 AM キャリア

COTEN RADIO(コテンラジオ)は、COTEN(コテン)CEOの深井龍之介(36)とヤンヤンこと楊睿之(ようえいし)が、自称「歴史弱者」な樋口聖典に歴史を語ってみせる、というスタイルを取っている。
膨大な資料などをいろいろ調べた中から、例えば「マルクスって実はこういう人だったんだよ」「今のセックスの常識は実は最近のことなんだよ」というような“史実”を実に楽しそうに、自分たちが1番面白がっているように聞かせる。だから、ついつい引き込まれる。
だが、その「男子校」ノリの軽妙なトークの裏には、何人ものスタッフによる膨大で緻密な準備が積み重ねられている。
もっと知る【COTEN・深井龍之介1】歴史を知れば自分の捉え方も変わる。「世界史データベース」に託す未来「問いの設定」から軸が定まるBusiness Insider Japan

Business Insider Japan

コテンラジオの各テーマは深井なりの「なぜ?」「どうして?」を軸にして決まっていく。
COTEN RADIO 公式YouTubeチャンネルより
テーマはまず深井が「軸」となる問いと共に決める。軸とは「第1次世界大戦」編だと「人類はなぜ戦争を繰り返してしまうのか」、「織田信長」編では鎌倉時代前に遡って武士の誕生から紐解き、さまざまな状況下での人間の行動パターンを知ることで、人間はなぜ合理的な判断だけで行動しないのかというような、「問いの設定」だ。
聞いている私たちはその問いがあることで、史実をなぞるだけでなく、「人間ってどうしてこの場面でこんな行動をとるんだろう」「なぜこういうことを繰り返すんだろう」と知らず知らずのうちに思考が深まっている。
コテンには古代ギリシャの哲学者、ディオゲネスから名前をとったリサーチを担当するディオゲネスチームなるものがある。当初は深井も含め4人で始まったこのチームも今や8人になった。深井がテーマを決めると、ディオゲネスチームが調査を開始する。
まず関連書籍を探し、集めるだけで1カ月。集めた60~70冊の書籍や関連する論文を手分けして読み、そこで得た知識をもとに章立てを決めて台本を作る。さらに深井がその台本に加筆。台本には話す内容の倍以上の細かい書き込みをするという。
丸1日かけて流れを確認するために読み合わせをして、1、2日かけて一気に平均10回分の番組を収録する。話した内容はほぼ編集しないが、事実関係や固有名詞などに誤りがないかスタッフの1人がファクトチェックし、やっと配信に漕ぎ着ける。
「覚える量があまりに多いので、収録に向けて知識の最大パフォーマンスを出せるようにテンションを上げていく。試合に臨むアスリートのような感じです」(深井)
深井との出会いで「素の自分」を認められた 楊睿之
「ヤンヤン」の愛称で呼ばれている、楊睿之(ようえいし)は中国で生まれ、小学4年生までを現地で過ごした。
提供:株式会社COTEN
コテンラジオで深井の相方を務めるのは楊だ。深井が背骨となる知識を立て板に水の勢いで話していると、絶妙のタイミングで楊が合いの手を入れる。それは少し違う見方だったり、トリビア的な人間臭いエピソードだったり。楊自身、大きな歴史の流れの中では埋もれてしまいそうになる小さなエピソードに惹かれるという。
中国で生まれ、小学校4年生までその地で育った楊にとって、歴史教育とは「反日教育」でもあった。父親の仕事の関係で来日して九州大学に進学、その後日本と中国を行ったり来たりして働いているうちに、「中国人なのに日本が好き」という自身のアイデンティティに悩み、そのことがコンプレックスにもなっていたという。
ある時たまたま参加した日本の歴史をテーマにした講演会を聞き、歴史の面白さに引き込まれた。同時に「日本を好きな自分を否定する必要はない。素直に認めよう」と思えるようにもなった。
楊によると、コテンには一度素の自分に向き合わざるを得なかった人が集まっているという。楊自身も以前は上昇志向が強く、周囲の価値観に影響されることが多かった。親との関係も良好とは言えない中で、「親は大事にするべきもの」という“常識”に苦しんできた。
「『あるべき自分像』を乗り越えるという決断を下せるようになったのは、深井くんとの出会いが大きいです。歴史を学ぶようになり、コテンで働くようになり、『素の自分』を素直に認められるようになったので」(楊)
自称「歴史弱者」でもその必要性に気付く 樋口聖典
株式会社BOOKを経営する樋口聖典は、音楽プロデューサーやお笑い芸人としての経歴も持つ。提供:株式会社COTEN
コテンラジオのもう1人のパーソナリティである樋口と深井との出会いは、あるビジネスコンテストで一緒に登壇したことだった。ステージの上でプレゼンが続いている最中も、深井はパソコンを開いたり、キンドルをいじったりして「落ち着きがなかった」(樋口)。
だが、その後の飲み会で話すと印象が一変した。中国の歴史を樋口が引き込まれるほど面白く聞かせた。
「歴史を身の回りに置き換えて伝えるなど、抽象化する力も人に分かりやすく伝える力もすごい。この人むちゃくちゃ頭いいなあと思いました。何より、この喋りは絶対に刺さる人がいる、こういうコンテンツがあれば面白がる人がいると確信しました」(樋口)
音楽プロデューサーやお笑い芸人の経歴を持つ樋口は、福岡でラジオ番組を持っていた。その経験とノウハウを活かし、ほぼ無計画な状態で自身が運営するスタジオに深井と楊を呼び、「とりあえず録ってみましょう」と始まったのがコテンラジオだった。
学生時代、歴史が大の苦手科目で「歴史弱者」を自称する樋口は、リスナー代表のような存在だ。深井や楊の話を聞いて感じた驚きを率直に口にして代弁してくれる。その樋口が今は「人間を理解するのに、歴史は必要」だと言い切る。歴史嫌いだったという樋口が言うからこそ、説得力がある。
人文学をビジネスに変えた深井の特殊性先日深井はTwitterでこう呟いていた。
「この前のCOTENの採用、540人ぐらい応募きたんだけど、、それで分かったのは人文知(と僕が呼んでる)センスや能力を持ってる人がめっちゃたくさんいるのに、社会で発揮する場所がないということ。彼らの人文的能力を発揮する場にCOTENがなれたらかなり人類に貢献できそう」
murokoshi
コテンラジオにもしばしば登場する室越龍之介は、リサーチを担当するディオゲネスチームの中心人物だ。
提供:株式会社COTEN
先のディオゲネスチームの中心である室越龍之介は九州大学文学部で深井の同級生だった。宗教人類学を研究するために博士課程に進んだが、研究者にはならず、大分市役所でラグビーW杯のための通訳の仕事や在コロンビア日本国大使館などで働いていたところ、深井から声をかけられた。
Sponsored by ComDesign今では時々パーソナリティとしてコテンラジオに登場することもあるし、そこから派生したゼミも主宰している。
「文学部に4年いたら学ぶことが、意外と知られていないなと思ったんです。人文学には構造主義とかフェミニズムとかオリエンタリズムとか『考える道具』が揃っていて、それらに触れるだけでも、いろんな考え方ができるようになる。そうすると、生きやすくなると思うんです。でも大人が人文学を学ぼうと思っても町の教室などはないし、大学で学び直すのはハードルが高いんですよね」(室越)


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