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「母性は女性の使命」は世界共通

オンナの定義はむずかしい?

「未成年飲酒のことをご存知の上」と投稿記事ありますが、現場確認もない軽犯罪を敢えて出すのは、妥当とは思えず、云いがかりとしか思えない。それをことさら過敏反応するメーカーもおかしいし、そこに正義だとか倫理だとか、入れるともっと難しくなってしまう。キリンの成田さんの場合、本人はに何も答えず(というより、あまりに低俗議題にかかわる時間はない、筆者類推)というので、それに対応したスポンサーキリンの謝罪(誰に謝るのか不明だったし逆に言論封じ、として逆提訴の恐れもあった)、その後の成田さんのYouTube番組をみれば、一目瞭然で、本人瑕疵などなかったことは理解されるでしよう。 一分引用自著

同じ事象でも、人によって捉え方がまるで正反対というケースを紹介して判り易く解説しましたが。

SNSの炎上ってのはお互い、ペラペラ喋るから、そうなるんであって、成田さんのように判っていて馬耳東風するのは格段にレベルが上だった、そんなことを社会に印象付けたようでした。当然、その広告云々の敵対企業の評価は上がるわけがない。

それでも、「男は黙って押し通す」というのは、やはり、それなりの哲学がないとできないことで、戦う(単なる口論)というのは、お互いのロジックレベルが同等だから拮抗するのであり、どちらかが雲上の人レベルだったら、ただ拝むしかないでしょう。

そうしたことは文を書くことも全く同じで、このnoteは、誰に向けて書いているか、という法則が必須で、ライターは、それによって「わびさび」文など書くわけです。
ところが、今回そのテーマというのは国内から出たものでなく、「外紙」クーリエジャポン日本版からの投げられたテーマでした。それを書いた記者が、日本人かフランス人が、またそのハーフなのか判りませんが、その「わびさび」疑問中身を精査すれば、ほぼ外人視点、というのが想定されますが、断定はできません。

肝心のその記事を書いたライターも、ほんとのところ、「わびさび」を判ってなくて、例として、日本文学名誉教授だった故・上田真は、「さびとは、愛する人を失った男の孤独ではなく、夜に大きな里芋の葉に降りかかる雨音の寂しさであり、白く乾いた岩間から聞こえる蝉の声に誘われる寂しさであり、荒海の上に横たわる天の川や梅雨に滔々と流れる大河に感じる寂しさのことである」と説明した。
が、その説明で日本人はさらに難し判らなくなってしまったのは、自明だった。
愛する男をなくした孤独否定、はまあ判るとして、サトイモの葉ってみたことありますか、セミの声は芭蕉しか知らなくて、天の川や梅雨に滔々と流れる大河って日本には黄河や長江の海のような河川はないので、それが天の川のさびしさ、と形容されても、理解不能ですよね。
でも外人は、それを読んでウットリ、してしまうんですよね、よくあるステレオタイプですから。

そんな挙げ足論をしていると、冒頭の馬耳東風、泰然自若には遠く及ばないので、やはり口論相手をさがして口角泡とばして無駄な激論してしまうのでしょうね。(それでSNSは成立しているので全否定はできないしょ)

その外信発の「わびさび」でしたが、日本しかないウオシュレットと同じで、それを使った日本語ペラペラ外人女性は、それにほれ込んでしまって収集がつかなく、親の反対を振り切って家出して、家に還らない日本に棲む、とダダをこねるわけです(幼稚園生かまったく。後で知ったがハリウッド女優ミラの 娘エヴァー・アンダーソン14歳がどうもそれに罹患したらしいと訊く。日本語ギターまで歌って弾いて見せた唖然)。

ですから、そうした激情タイプリトル外人娘たちに「わびさび」を説明しろといったって、そりゃZ 世代や「α世代(アルファ世代)」(月また火星人でなく日本人)に説明するより難しく、いやいや、どちらも難しい問題か。

なんですが、では、私や世間の人(茶人を除く)が、その天の川や梅雨に滔々と流れる大河をみて「ああさびの世界やな~」って思うかどうかです。
たぶん誰も思わないでしょう。そもそも故・上田真名誉教授の足跡を知らないわけですから。

ですから、そこで逆輸入が必要で、別の用語では「外圧」です。国内問題が解決しないとき、アチラさんでは今これが主流の「SDGs」とかなんとかいってにわか長坂真護氏のアフリカガーナの活動紹介だったり、プロパガンダするわけです。すると付和雷同型企業(キリン、サッポロではない)は、わっとそれに群がって税対策賛助金を経費に挙げるわけです。

■長坂 真護は、日本の社会活動家・アーティストである。福井県福井市出身。現在、MAGO CREATIONの代表取締役を務めている。生まれ1984年8月10日 (年齢 39歳), 福井県 ウィキペディア

文は誰のために、とどのつまり自虐以外の排他的優位性を誇示する

これを誰に向けて書いているか、という主体を解説しないといけませんが、ここまで書いて、自問すれば中身はエンタメ方言になっていて、誰でも判り易い時事ネタを駆使して書いているのが判ります。そして次に、トリッキーなテーマを選んで書きました。

という言い訳をしますが、ホントは、これが最初の記事のはずでしたが、いきなり「ズロース」では、私の品位が疑われる、という理由で、人為的に順を入れ替えました。

なぜ「ズロース」かといったら、パソコンスイッチを入れて、数分経過してモニターがつき、プラットフォーム文と画像が表示されますが、その画面の半分は広告で、さらに女性ー肌露出画が圧倒的に多いのは、皆さんも納得されるでしょう。それは男の性欲を誘ってなおかつ営業目的があるからです。その延長にYouTubeとかテックトックが、頻繁に検索できるようにレイアウトされてます。
営業ですから、まったく不法ではないし、そのすれすれ線をうまく作動してます。しかしそこに直接「ズロース」とは出ません。

なぜかといったら「性に関する不文の規定」とか何とかあるのでしょう。それは社会は、それを日常語としては使いませんし、50年前のじっさいにあった下着ですから、今では使用しないという形骸化した下着類として、半ば隠語的言語です。
それを敢えて公然とここに書いたのは、そうした「人には知られたくない」人間恥部というのがあって、その筆頭が「性」にある、と感じたからからです。テレビ映画でも性犯罪、猟奇犯罪ものが圧倒的におおく、換言すれば抑圧された異性に対す殺人行為だったりします。

本題は、それを語ることではなく、その本来の人間性が、個人にとって、なにを抱えているかという「ジェンダー」の問題です。

何故、それに及んだかと云えば、ロシアプーチン再任にあたり、唱えた国民への要望アピール「母性は女性の使命」だったからです。
文言を読む限りでは、普遍的な世界の人間愛、に取れますが、中身を読めば女性に対する前近代的な、縛りがそこかしこにあったからでした。

その一部を紹介しますか、全文は次項で書くことにいたします。

ウクライナ侵攻で加速?プーチン氏のゆがんだジェンダー観 母性と出産を賛美する背景
更新日:2024.03.25 公開日:2024.03.25   GLOBE+ https://globe.asahi.com/article/15205621

ロシア大統領選は現職プーチン氏の「圧勝」で終わったが、そもそも野党勢力が立候補すらできないなど、その正統性には疑問符がつく形になった。
ロシア国内でも反発の動きは相次ぎ、投票日には抗議活動が起きたが、その中にはフェミニストの女性たちの姿もあった。
彼女たちが身を危険にさらしながら「街頭」へと繰り出したのはなぜなのか。背景には、ウクライナ侵攻で加速するプーチン政権のゆがんだジェンダー観があるようだ。(ジャーナリスト・岡野直)

プーチン氏「母性は女性の使命」
「子供を育てる大変さは、基本的に女性が担うもの。男性の役割も極めて大事だが……」

プーチン大統領は選挙戦の「地方遊説」の初日、極東のチュコト地方でこう述べ、6人の子を持つ女性と面会した。ロシア有力紙ベドモスチ(1月11日)によると、この女性から「子だくさんの親に社会保障費がほしい」と要望されたが、それに対する答えがこの発言だった。

こうした言葉遣いに潜むのは、女性を「産む性」とみる価値観だ。ロシア生まれの米国人女性歴史家、アナスターシャ・エデル氏は次のように指摘する(米外交誌「フォーリン・ポリシー」、1月20日)。

「中絶の規制が拡大したため、ロシアの女性はキャリアを築くことよりも、母になる道を選ばざるをえない状況が強まった。彼女らは将来の兵士を育て、教育するというタスクを担うようになる」

「そして、そうした役割を担う女性を守護しようと、プーチン支持者のロシア正教会が『伝統的家族観』を称え、『家庭の面倒をみる』女性を祝福するようになった」

「伝統的家族」とは何か。プーチン氏は「子だくさんが伝統だった」と、次のように述べた。

「ロシアで祖母たち(の世代)は、子供を7、8人、あるいはもっとたくさん産んだ。大家族が、ロシア人の生活様式の基本になるべきだ」(インドのメディアNDTV、昨年11月末)

3月8日の「国際女性デー」はロシアでも伝統的に祝われており、プーチン大統領も毎年、祝辞を述べている。世界的にはこの日に合わせて、ジェンダー不平等について考えさせるメッセージが相次ぐようになっているが、プーチン大統領は今年の祝辞で、女性に敬意を表しつつも「何よりもまず、女性たちに天から与えられた才は、子供を産むことだ。母性は女性の持つ最良の使命だ」などと発言。ジェンダーや多様性の問題をめぐる世界的な動きに逆行するような姿勢を見せた。

2023年の「国際女性デー」を記念し、女性たちを表彰するロシアのプーチン大統領=2023年3月8日、モスクワ・クレムリン(ロシア大統領府)、スプートニク/ロイター

「母性を賛美するプーチン氏の本音はセクシズム(性差別)だ」。ロシアで生まれ育った歴史家エデル氏は、そう指摘する。

同氏によると、プーチン氏はしばしば、公の場でも女性を見下すかのようなセクハラ発言を口にすることがあるという。例えば2006年、強制性交の容疑がかけられた中東の国家元首に対し、プーチン氏は「10人も女性がいるとも思えないが」と述べた。

また、ウクライナへの侵攻を本格化させる直前、ウクライナを念頭に「(俺の)言うことを聞けよ、(俺を)気に入ろうと、気に入らなくとも」とフランス大統領との共同会見の場で述べた。この発言は、1970年代にレニングラード(現サンクトペテルブルク)ではやった戯(ざ)れ歌の歌詞の一部を引用したとされ、女性に乱暴する男性をテーマにした内容だったという。

日本人を標的としたセクシズムの例も、エデル氏は引用する。故・安倍晋三首相も出席した会見の場で、プーチン氏は「チェチェンやダゲスタン(ロシア南部)の出生率は高い。それに比べ、日本人は、自分のエネルギーをどこで放出しているんだい」と、からかいの言葉を発した(2016年)。

フェミニスト団体が反戦運動

こうした風潮にあらがうロシアのフェミニスト組織「フェミニスト・反戦抵抗運動」は、ロシア大統領選の最終日(3月17日)に行動を起こした。

SNSのテレグラムを通じて、女性たちにプーチン氏以外の候補に投票するよう呼びかけた。それは反体制派の活動家で獄中死したナワリヌイ氏のグループが主導した抗議活動に加わる形で進められた。

「フェミニスト・反戦抵抗運動」は2022年2月に始まった。ウクライナ侵攻開始直後、あるロシア人ジェンダー研究者が国内約45のフェミニスト団体に結集を呼びかけたのがきっかけだ。SNSで拡散した「決意表明」は次のとおりだった。「戦争は、ジェンダーの不平等を強め、達成されてきた人権を損ないかねない。あらゆる女性が性暴力に遭遇する危険が、何倍も高まってしまう」

「(プーチン氏の)価値観の根底には...女性の生き方や自己決定や活動が、家父長制に収まらないという人間(女性)への敵意がある。隣国(ウクライナ)にゆがんだ基準とデマゴーグ的な『解放』を押し付けようとの欲望や占領政策に、ロシア全土のフェミニストが抵抗すべきだ」

一方、女性による反戦活動も起きている。ウクライナ侵攻に駆り出された兵士たちの帰還を求める母親や妻らのグループ「故郷への道」だ。彼女たちは街頭に繰り出し、「夫を戻して。もう、くたくたです」などと呼びかけている。参加者たちは白いスカーフをかぶっており、南米のフェミニズム運動をほうふつさせる。

ワシントンポスト紙によると、「故郷への道」はSNSテレグラムの公式チャネルで、プーチン大統領に「戦争をやめなさい。でなければ、あなたが前線に行きなさい」と呼びかけたこともある。

しかし、こうした女性たちに対し、治安機関のロシア連邦保安庁(FSB)が、「あなたの親戚を逮捕する」と脅すなどして、圧力をかけたという。

部分引用記事 以下割愛



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