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現代科学のどこにシャーマンがいるか

スピリチュアルな番組は、今も昔も有効か

現代の少女たちは恐ろしいくらいSNSに警戒心がないのか ロケットニュース 24 / 2015年8月16日 7時45分
やはり危惧するのは携帯の悪用だが、海外でSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を使って少女に出会いを試みる実験が行われ、驚愕の検証結果が出たのでお伝えしたい。結論から先に言おう。パパママからしたら目も当てられない結果が出た。

中学生の少女に出会い系で接触

動画「The Dangers Of Social Media (Child Predator Social Experiment)」では、計3回の実験が行われている。ターゲットはいずれも12~14歳の少女たち。日本でいえば中学生の年齢だ。仕掛人は同世代の少年になりきって接触を計る。

・警戒心ゼロ
まず1人目のターゲットは13歳の少女。両親が出かけたことを確認した彼女は、すぐさまSNSで「両親は出かけたから会えるよ」と言い出すではないか。まさに親の目を盗むとはこのこと。撮影されているとも知らない彼女は、指定された公園へと向かう。

警戒することなく、仕掛人の男性のもとへ行く姿を見ると、かなり手慣れた様子。抵抗はないのだろうかとこちらが心配になる。結果、彼女はプロフィールとまったく違う男性が現れたにもかかわらず、簡単に接触した。もちろん、その場に現れた父親にこっぴどく怒られたのは言うまでもない。(記事部分抜粋)

一昔前、こどもにケータイを持たせるか否か、という議論があったが、現在は持っていて当たり前である。そしてその使い方が、上記記事に示した通りである。 
それを規制するとかしないとか、もはやそんな次元ではなく、自販機に酒類を並べ未成年は買えません、と表示しているようなものだ。世の中が、世相が資本主義で動いている以上、やむ得ない、という許容心でいなければ、ものごとは片付かない。

そんなことをボーと考えていると、これはもしかするとデジタル産物の副産物だと気が付いた。かれらは、それがデジタルとかなんとか、そんな理論定義など必要なく、学校でそれらを学んでいるから、読み書きそろばんと同じ感覚でSNSも使う。その部分を使えないようにとセットしたって、それを解除する方法なんて彼らの方がよっぽと高度な知識を持っている。(その延長に18歳選挙権付与があるので私としては大変な老婆心を抱く)

では、そのこどもたちだけがデジタルSNSを、実際のアナログ現場に振り替えているのか、といったら強ちそうではない、という現象があちらこちらに散在していた。その一番の例が、大昔の紀元前より確立されていた「シャーマン世界」だった。

科学はどこで道を誤ったのか?』(6)大航海時代(15c中~17c中 ...

賢者の石を求める錬金術師、左側の写真はホムンクルスを作り出す錬金術師)

デジタルを呪術化してしまう社会構造を解体して覗いてみる

研究レポート研究員 藤山みどり 宗教情報センター 

今後の方向性
放送規制の厳格化が期待できない状況では、どのような方向性が考えられるだろうか。


メディア・リテラシー教育

 日本の放送規制がアメリカのような方向に進むのかどうかはわからないが、規制が比較的緩やかなインターネットの動画サイトや携帯サイトなどで、さまざまな情報が氾濫している現在、情報発信側を規制するよりも情報の受け手のメディア・リテラシー(情報活用能力)を醸成することで対処しようという動きも目立っている。 
 アメリカでは1990年ごろから始まった学校教育でのメディア・リテラシーへの取り組みは、日本では2000年になってからである。総務省は2000年度から放送分野におけるメディア・リテラシーを高めるための教材を作成している。また、文部科学省は出会い系サイトを通じて子供が犯罪に巻き込まれる事件が増加していることから、2004年度からメディア・リテラシー教育に取り組み、2009年度からはインターネットの危険を教える「情報モラル教育」を学習指導要領に明記した。

◆視聴率が高い心霊・占い番組
 スピリチュアル番組や占い番組が放映され続ける理由の1つに、視聴率の高さがある。高い視聴率は、番組に対する視聴者のニーズを示すとともに、放送側が放映する理由ともなる。フジテレビは、2007年にスピリチュアル番組が問題となった後も「ほんとにあった怖い話」というドラマ主体の番組(年1~2回放送)で“霊能研究家”によるタレントの“霊視・除霊”の様子を放映している。
 “霊能研究家”の1人は、2010年1月には浄霊代として多額の現金をだまし取られたとして訴訟(※係争中)を起こされたが、その後の同年8月にも同番組に起用された。この番組はゴールデンタイムの2時間枠(19:00~20:54)で放映されており、12.5%(※5)の視聴率を獲得した。同じフジテレビで2010年4月から放映された占い師が複数登場して一般人を占う「くちこみっ うわさ体感バラエティ」(23:15~23:45)も、深夜の30分番組でありながら、視聴率は8~11%(※4)と好調だった。占い師が登場するバラエティ番組は低予算で制作しやすいことなども、このような番組が存続しやすい要因となっている。

呪術と科学 2015年08月17日 04:52

呪術と科学(2人のフレイザー) 広島仏教学院 あさのしゅうじ



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