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人生最後だとしたら、というバーチャルな仮想空間

3.11 9.11 2.26が示す記号符意味

a.日本の戦後、メディアの実況は正しかったのか?.1
2023年3月10日 08:45 PV15

b.アーカイブス「二・二六事件」なぞの人物「北一輝」(2017-02-28 07:52:28記事) 3/12 PV13

最後の講義「もし人生が最後だとしたら、何を伝えたいか…」 各界の第一人者が語る珠玉のメッセージ。作家 保阪正康

c.その3章「最後の講義」として、このシリーズを閉めたい。

上記、二つの戦争の記事と9.11世界テロ事件は、まったく比較にならない件であり、そして先日追悼記念日の3.11大震災は、その事後処理も含めて、将来にわたって禍根を残すという世界に例を見ない激甚大震災として、全世界に影響をもたらした。
併せて震災によって破壊された原子炉は、廃炉という選択を余儀なくされ、それもまた世界のエネルギー問題にも警鐘をならした。

時あたかも「地球温暖化」が叫ば、相乗して北欧の少女グレタが時の人として、世界にアピールそしてクローズアップされた。
■2003年1月3日 (年齢 20歳) 2018年8月に、15歳の時にスウェーデン語で「気候のための学校ストライキ」という看板を掲げて、より強い気候変動対策をスウェーデン議会の前でその運動を一人で始めた。
(別の問題提起とし、15歳、義務教育期間中と世界の環境インフラ保全提起の何れが正しいのか、というアンチテーゼも内包していて、世界の学識者は、それについて今議論すべき時代になったことを認識、そのことをグレタは問う) 

それから2018年8月、15歳から始めたグレタは20歳になった。それで温暖化は、少しでも改善されたかと云ったら、まあ、なかった、と云っていいだろう。
むしろウクライナ、ロシア戦争でエネルギーと食料が爆発的暴騰して、にわかに「原子炉再開」という暴挙がはじまろうとしている。すべては資本主義経済の成せる技であり、人は、その経済「空気感」に従わざるを得ない。
その脇では、これ幸いにと、巨額利益をむさぼっている者もいるという話しをきく。(風聞の域であり確証はまったくない)

同じことなどを何度も繰り返す、という繰り返し、をする人間の浅知恵は、その他でコンピューターも作った

戦争の話しは積極的に人前で喋ることは出来ない、という不文律がある。なぜかといったら、その遺族もあったり、「負の遺産」として表世界に出たがるのを嫌った懸念がある。(一番の問題は社会に蔓延する緘口封印という風聞)
そうしたことを作家の保阪正康氏はテレビで述べていた。

知っている者の、心の封印は、いつそれを開封すべきか、ということを切々と語っていた。そのことを「最後の講義」で述べている。それを見た方も多数いたことだろう。

もう一つ、付け加えたいのは、講習生の学生が後の談話として、自分たちは、その歴史を初めから終わりまでを、学んだわけではない、でも、「入試」に合格するには、それを深く掘り下げているヒマはなく、表面だけ、さらに極端には、今年の傾向として、これとあれ、と山を張って覚えたと吐露したのは正直な話しだとおもう。

その歴史には「ヤマ」などなく、時間の推移とともに宇宙では一分一秒の空白がない。

このシリーズ2巻は、歴史の陰部、また戦後日本のメディア界においてタブーとされてきた、「厄介な問題」とされ語られなかった。
もっとも個人的には、年齢的に私には戦争体験はなく「戦争を知らな子供たち」の部類だ。
だから、若いころの時代では「戦争読物」は健在で、月刊誌シリーズで「戦艦大和」吉田満著、としてよく読まれていた。
■吉田満作家 吉田 満は、日本の作家。日本銀行職員。キリスト者。 大日本帝国海軍における戦時体験をもとにした戦記を残すとともに、日本銀行職員の要職を歴任する傍ら、「戦中派」として独自の著作活動や言論活動を続けた。 ウィキペディア

戦記、だから群雄割拠物語であって「戦争責任」云々などはない。多分、その時代より、太平洋戦争批判文言は、ご法度という空気感染はあったのだと思う。

そんなことも類推すると、日本社会は、その戦争のイロハを正しく学んだこともなく、原爆投下広島長崎の画像を見せられて総括、というのは勝った国アメリカの意図的指南だと、思うのは勝手なことなんだろうか。

その話しのもとを手繰っていくと「明治維新」があり、「大河ドラマ坂本龍馬」的な、それに代表される神話逸話で、戯曲化された英雄列伝で歴史が創作されてしまった、という落胆に終始してしまう。

であるから、その後の戦争話は、古典歌舞伎、狂言などの台本制作の新作と同じて、面白可笑しく書かれた新作が世間の噂をあつめるという現代版SNS炎上と、ちっとも変りがない。

その明治維新にしても2.26事件にしても、西洋列強国によるスパイ諜報による国家転覆画策文など、一字一句も出たことがない。
資料をよく読めば、その端はしには、決まって暗躍スパイが存在したことは自明なことだった。
その結果、日本敗戦下で行われた「憲法」策定はGHQの作ったものであり、今でもそれによる「傀儡国家」というメタファーは拭いきれていない。

最後の講義「保阪正康」

最後の講義

「もし人生が最後だとしたら、何を伝えたいか…」 各界の第一人者が語る珠玉のメッセージ。 ノンフィクション作家 保阪正康
初回放送日: 2023年3月9日 NHK

人生最後なら何を語り残すか?戦争がリアルの今…軍指導者や兵士など4千人を証言取材し「戦争」を問い続けた保阪正康さんが10代20代の真剣な若者と白熱対話。魂の講義。

各界の第一人者が人生最後の覚悟でメッセージを贈る講義。保阪さんは著書「東條英機と天皇の時代」など50年以上、近現代史中心に徹底して調べ「戦争」「日本」を問い続けてきた。『戦争がリアルとなった現代』をどう生きればいいのか…

10代20代の若者の真剣な問いに3時間以上向き合った渾身の講義。国家、指導者、戦場…4千人の証言取材に基づく「人間」への深く鋭い目線。人々が生きた歴史から何を学ぶべきか。必見49分   NHK記事抜粋

■保阪 正康(ほさか まさやす、1939年(昭和14年)12月14日 - )は、日本の作家・評論家。北海道札幌市生まれ、二海郡八雲町育ち(なお、自著のプロフィールでは「北海道生まれ」のみと表記し、出身市町村については明記していない)。
北海道札幌市で教員の父親のもとに生まれる。
父親は群馬県、母親は江別市出身。父親の勤務の関係で、生後間もなく江別市に移り、3歳で福島県二本松市、5歳で北海道二海郡八雲町に移る。

そのまま八雲町で終戦を迎え、小学校6年まで同町で育った後、根室市を経て札幌市白石町(現・札幌市白石区)に移った。
札幌市立柏中学校、北海道札幌東高等学校を卒業。阿部典英は中学高校の同級生、西部邁は中学校の1年先輩に当たる。同志社大学文学部社会学科卒業。在学中は演劇研究会で特攻隊員を描いた創作劇を執筆。
卒業後、電通PRセンターへ入社。その後、物書きを志して転職した朝日ソノラマで編集者生活を送る。1970年に三島由紀夫事件をきっかけに死のう団事件を2年間取材。
途中で5年勤務した朝日ソノラマを退社してフリーに転じ、1972年にデビュー作として『死なう団事件』で作家として出版する。
2004年、個人誌『昭和史講座』の刊行で第52回菊池寛賞受賞。2017年、『ナショナリズムの昭和』で第30回和辻哲郎文化賞受賞。

画像 天保10年(1839年)の大成武鑑(国立国会図書館デジタルコレクション参照)

ウイキペディア


『昭和史 忘れ得ぬ証言者たち』(講談社文庫2004年)p.269によると、「父が七十五歳で肺がんとわかり、余命宣告を受けたとき、私は不意に父についてすべてが知りたくなった。

父が重い口を開いて明かしたのは、父の家は七日市藩の家老の出であり、この七日市藩というわずか一万石の小藩の家老の波乱に富んだ歩みだった」とあり、江戸時代に出版された武鑑(国立国会図書館デジタルコレクション)でも確認することができる。

第二次世界大戦当時の軍部については極めて批判的であり、このことにあわせ、「大東亜戦争は自衛の戦争」と主張する靖国神社にも否定的である。
そのため総理大臣の靖国神社参拝にも極めて批判的であり、一般人の靖国神社参拝についても「個人の自由」としながらも、「靖国神社に参拝することは靖国神社の主張を受け入れるということだ」と批判的である。

札幌の高校生時代、北海道大学のシナリオ研究会に入会し、先輩に「唐牛健太郎」がいた。
京都の私大に通っていた時は60年安保に反対する学生運動に参加する左翼系の学生であり、1960年6月の運動最盛期にはそれまでの地元の商店主やタクシー運転手から『迷惑だ』との怒声がなかったこと、反対デモ参加者の多くは安保条約改定の中身を知らなかったことを明かしている。

漫画家「小林よしのり」は「戦争の原因を自国の中でのみ探り、外国の視点がまったく抜け落ちているため、狭い蛸壺に入ってしまったような歴史観になっている」として、保阪の歴史観を「蛸壺史観」と評している。

田辺敏雄も保坂の著書『戦場体験者 沈黙の記録 』に出て来る「平頂山事件」の記述に対し、朝日新聞で連載された本多勝一による中国の旅から45年経っても中国側の説明や証言を鵜呑みにし、日本側の裏づけ取材が皆無な事が繰り返されていると思わざるを得ないと評した。
画像 大成武鑑(国立国会図書館デジタルコレクション参照)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E9%98%AA%E6%AD%A3%E5%BA%B7出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



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参考画像
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画二・二六事件 (@1936_0226) / Twitter
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