見出し画像

「モーセ十戒」とマイナンバーカード

熱中に注意を!!!


この暑さで、海、河川、プール内での子供の水難事故のニュースが続発してます。親または、近辺にいる大人が監視すれば防げる事故ですから、社会は、感心をもって水場を見守ることが肝要であると喚起します。

この暑いのは皆、同じで、外に出るのが億劫ですが、仕事となれば、そんなこと云っていられません。

昨日も、外仕事で庭の草刈りをしましたが、とにかく暑いのは判っていますので早朝とか、夕刻など日除け対策しないと危険な暑さです。
まあ、一時集中すれば1時間程度は、なんとか持ちます。 (下記画像2)

そんなことで、朝、空調室内で書くのはいいのですが、それと脳嗜好は別のようで、いいフレーズが出てきません。

それとは別のはなしですが、 個人のメールIDが、おかしくなっていて、パスワードを何度も入れ替えても、通じない、という作業を2日間、やってますが、いまだにオールにならない。
その間、何度も認証があって、スマホを連携するのですが、接続があったりなかったりして、やっているうちらパスワードがあやふやになる。

問題は、メールIDを復元したいのに、再登録するのに、その判らないIDに記号を送りました、という禅問答のような応対に、茫然としますが、怒ったりおこったりしても、何も解決しないので、それが「決定」されるまで、やり続ける必要があります。この暑いのに、です。

多分いま問題の「マイナンバーカード」取り扱いも、大なり小なり、そんなことを繰り返していると思います。一旦迷路に入り込むと、ブラックホールのような憂鬱感を味わいますが、ある日、マウスの1クリックで、全行が開通する、という「十戒モーセ」のようなことが起こる、それがパソコンですから、その恐怖心はいまだに拭えません。

■モーセの十戒は、モーセが神から与えられたとされる10の戒律のこと。 旧約聖書の出エジプト記20章3節から17節、申命記5章7節から21節に書かれており、エジプト出発の後にモーセがシナイ山にて、神より授かったと記されている。 ウィキペディア

そのモーセの十戒が欲しいと思っているのは他にもいて、今頃レバノンでなにをしていことやら。

もちろん本人は、この日本にいませんからこの蒸し暑い酷暑を感じていることはないでしょう。
たしかにそれは「前代未聞」なことばかりで、どう評価していいやら、頭を捻ってしまいますが、それでも明確な回答はない。(日本人的理論思考外と、考えられます)

いま世間では「ビックモーター」が、一触即発の火種になってますが、やはりですね、火事現場からは煙は上がりますので、いくら消防消火依頼してない、と云ったところで、煙火の手は、消すのが世の習いです。いまのところ序章ですから、あと数日で実態が暴露されるでしよう。(7/28時点でそれらが暴かれた)おそらく、ブラック会社の実態が暴かれる、もともと、そうした疑いのあった社歴のようでした。

それとはまったくリンクしない車企業日産の元会長の「カルロス・ゴーン」の話題をこれからしますが、いまでも、それが好いのか、わるいのかがわからない。

もちろん刑執行中の逃亡ですら、罪を負っていますが、本人の言い分は、逮捕執行刑が不当である、日本の法律に従っていたら人権剥奪に等しく、許容を大幅に超えているという見解で、結果として国外逃亡に至った、という経緯でした。

この話が長引くほど、検察側の風評スタンスが下がる一方で、前歴不祥事事件「村木」氏冤罪逮捕、その他の逮捕冤罪ケースが、イモずる式に、晒されてます。その意味では当局は、忸怩たる思いで見守っているでしょうが傍観はしないでしょう。何らかの手練手管は打っているはずです。

いずれにしろ、このまま膠着、ということは在り得ず白黒は、示されることでしょうが、相手当事国フランス「ルノー」が国として、ゴーン氏個人を、どのように扱うか、それがターニングパラメーターポイントじゃないかと思います。


2023年07月27日記事

レバノン「カルロス・ゴーン」身辺

逃亡用の楽器ケースに身を沈めたカルロス・ゴーンは何を思ったのか

2023/7/27(木) 6:02配信 JBpress

会社法違反(特別背任)の容疑で逮捕され、保釈中にプライベートジェットで国外逃亡したカルロス・ゴーン日産自動車元会長。
最近、逃亡先のレバノンで日産などを相手に10億ドル(約1400億円)の損害賠償請求を起こし、7月18日には日本外国特派員協会でオンライン会見を開いた。瀕死の日産自動車を再建し、スター経営者となったゴーン氏は、その権力と栄光をなぜ失ったのか――。

米ウォール・ストリート・ジャーナル記者(ニック・コストフ/ショーン・マクレイン)の手によるノンフィクションが邦訳された。

画像 カルロス・ゴーン氏が逃亡先に選んだのは出生地であるレバノンだった。同国では逮捕時にゴーン氏を支持する看板が設置された(写真:Abaca/アフロ)


Abaca


楽器を運ぶ大型の木箱に身体を潜めた

 カルロス・ゴーンは目の前に置かれた箱をじっと見つめた。……自由、か。
 それは縁をスチールで補強した大きな黒の木箱だった。音楽バンドが大型スピーカーや楽器を運ぶときなどに使うケースだ
 ゴーンはこの逃亡のために雇ったアメリカ陸軍グリーンベレーの元隊員、マイケル・テイラーの指示を聞いていた。

 テイラーはゴーンがこれからすべきことをひとつずつ説明していた。この木箱の中に入って、後はじっとしていること。蓋が下ろされ、しっかりと閉じられたら、あなたが入ったこのケースは動き出す。そうして箱の中に入ったまま、あなたは他の荷物と一緒にプライベートジェットに乗るのだ。

 ゴーンにとってプライベートジェットは慣れ親しんだ移動手段だった。ルノーと日産自動車という2つの自動車メーカーの最高経営責任者として、愛機のガルフストリームで世界中を飛び回っていたのだから。豪華な革張りのシートに寝そべって雲の上を飛ぶのは慣れている。しかし、今回の旅はまったく新しい体験だ。

 すべてうまくいけば、翌朝にはレバノンに所有する広大なブドウ園でブランチを食べているだろう。テイラーの助けのもと忽然と姿を消し、日本の司法当局の手から逃れ、告発された金融犯罪を数千キロの彼方に残して。

 その箱には自由の可能性が詰まっていたが、追い詰められた悲惨な状況を象徴しているとも言えた。もしひとつでも事がうまく運ばなければ、世界中の新聞の一面を飾って笑いものになることは間違いない。

 しかしその屈辱も、その後いやおうなしに行き着く場所よりはましだ――拘置所に後戻りなのだから。しかも、次に保釈される見込みはない。

 それでも、日本の裁判という泥沼で身の潔白を主張しつづけていくほうがはるかに悲惨な運命だと思えた。これまで100日以上の勾留生活を強いられ、弁護士をつけることも許されずに検察の取り調べに日々耐えてきたのだ。

■ 入念に磨き上げてきたイメージはズタズタに

 自分にかけられている容疑は、日産と中東とのあいだで金を複雑に動かして私利を貪ったという深刻なものだ。それだけでなく、日産と東京地方検察庁が自分に不利な情報を次々と流し、そのせいで自分を悪者とする報道が何カ月も紙面を賑わせたことで、入念に磨き上げてきたイメージもズタズタになってしまった。

 これから長い法廷闘争が待ち受けているが、その苦難を乗り越えるまで命が続くだろうか。たとえすべてのリソースと人脈をつぎ込んで裁判に臨んだとしても、日本の刑事裁判における有罪率が99%を超えることは知っている。

 それなら、たとえ一生逃亡生活を送ることになっても、逃げたほうがましだ。

■ 世界一著名な自動車王だったが…

 21世紀が始まってからの約20年間、カルロス・ゴーンは世界一著名な自動車王だった。2つの平凡な自動車メーカーを提携させてルノー・日産アライアンスというグローバルな巨大企業連合を構築し、世界中の批評家たちを驚かせた。

 しかしゴーンは、自分の報酬に決して満足していなかった。長年、自分よりも才能のない人間たちが自分より何百万ドルも多く稼いでいるのを目にしていた。彼は悔しさを募らせ、もはやそれは執着となっていた。

 2008年に金融危機が起きると、ゴーンは自らその不満を解消すべく動きだし、自分に本来ふさわしいはずの報酬を密かに得られるよう数々の手段を模索した。

 そして10年後、経営者としての最後の大仕事、ルノーと日産の合併を成し遂げようとしていた彼は、それが終われば全長37メートルの自家用クルーザーで幸せな結末に酔いしれるつもりだった。合併成功によって巨額の報酬を手に入れ、その金とともに引退し大富豪として余生を送るはずだった。

 ゴーンの説明によると、それが実現しなかったのは一部の日産幹部が共謀して彼を失脚させようと画策したからだという。ゴーンの周到な計画は、予想だにしなかった衝撃的な逮捕によって挫折した。味方はみるみる消えていった。政財界のリーダーたちのなかにも、彼を守る者やかばう者はいなかった。

自らの選んだ後継者はゴーンの職権乱用を指摘

 なかでも最も心が打ちのめされたのは、やはり自分の会社からの裏切りだった。特に日産にはあれほど貢献したのに。前年、彼が自ら後継者に選んだ西川廣人は、日産再生の記念碑として「Wheels of Innovation(ホイール・オブ・イノベーション)」と名付けられた高さ5メートルのステンレススチール製オブジェを公開したとき、それを「ゴーン氏による17年間のリーダーシップを振り返るもの」だと述べていた。

 しかしゴーンが逮捕された夜の西川は、ゴーンは私腹を肥やすために職権を濫用したのだと世の中に向けて語った(最終的に日産とルノーは1億ドル以上を不正流用したとしてゴーンを告発した)。

 経営者としての権力をすべて奪われ、犯罪容疑者に成り下がったゴーンは、その状況に激しく腹を立てていた。そう簡単に負けを認めるわけにはいかない。守るべきものは自分の名誉と品位だけではないのだ。

 自分の一族は母国レバノンから遠く離れた地で富を築き、始まりはアマゾンの熱帯雨林で祖父の代が成功させたビジネスだった。そのなかでもカルロス・ゴーンは最大の成功者だ。

 自分の輝かしい人生を不名誉な形で終わらせれば、祖父のレガシーを傷つけ、子供たちにも汚名を着せることになる。そんな運命を受け入れるくらいなら、自分の人生を懸けてやろう。

■ ホテルの46階で下ろされた蓋

 テイラーといるホテルの46階の角部屋からは、大きな窓の外に大阪湾が見え、そのところどころを囲うように大阪の街明かりがきらめいている。もはや世界の頂点に立っているというより、世界の淵でふらふらとバランスを取っている気分だ。ゴーンは箱の中に体を収めた。

 「ゆっくり呼吸してください」。テイラーがそう言いながら蓋を下ろす。
 視界が真っ暗になった。 (文中敬称略)

(*)本稿は『カリスマCEOから落ち武者になった男 カルロス・ゴーン事件の真相』(ニック・コストフ&ショーン・マクレイン=著、長尾莉紗、黒河杏奈=訳、ハーパーコリンズ・ジャパン)の一部を抜粋・再編集したものです。

【関連記事】
◎日産のカリスマ経営者、カルロス・ゴーンは刑務官の前で四つん這いになった
◎ヴェルサイユ宮殿の夕食会は“偶然”カルロス・ゴーン60歳の誕生日だった
(配信先のサイトでご覧になっている場合、下記の関連記事リンクまたは「JBpress」のサイトから記事をお読みください)


originalAI動画(clipchamp) 




真夏の戦い 必殺草刈り自画像

自画FILE



自画FILE


originalAI動画(clipchamp) 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?