もっか話題の「ビッグモーター」真相ニュース
日本中、酷暑のおり、それを吹き飛ばすには相応の大きなネタが必要で、まさにこの事件は、話題の社会性においての「物議を醸す」には、もってこいとして充分なバリューがあったようです。
この「ビッグモータ―」については、個人的に少なからず縁があって、気にはしていた販売店(顧客ではない)だったので、風評程度の記事を書いてみようと思いました。
と云うのもいつもの「ひろゆき」さんが、やったもんかち、逃げ切り結末、というコメントを出していたので、成る程、と納得したものです。
たしかに非上場であれば、株主に阿る(オモネル)こともないし、街路樹に除草剤を散布して「草木を枯らした」という事案にしても、それの因果関係を明らかにするには手間暇かかるし、その相手は、たぶん自治体であることは明白で、果たして、日和見役場がそうするかといったら、多分何もしないだろし、となると損害賠償請求の相手が不在となれば、そもそも罪が成立しない、ということですから、これも、やったもん勝ち、という話しなんですね。
よもや、会社はそこまで予見はしていなかったと思われますが、「悪事」をする側というのは、人も含めて、すべてがそのルートに呪縛されているので、意図しなくても、その道を渡り歩く、という定石があるような気がします。
ですから映画テレビのシナリオのように「勧善懲悪」筋書きのように、善と悪がはっきりしていて、最後の結末は悪を懲らしめて(水戸黄門様)、終幕という話しです。
そこに運、不運が重なって、どの方向に人生が進むか、というのはまったくアインシュタインの世界で、前に進む(光不変法則)しかなく、その将来についてもエントロピーの乱雑さ、は判っていても、いざ、それが何かといったら、なにもわからないという話しなんですね。
だから結果的に、やったもん勝ち、というのは、その運に任せた、という場当たり的刹那、であったとしても、辺りの人々(社会人)は、そこでビハインドしているわけですから、街路樹が枯れたとしてもあとの祭り、と云うことになってしまいます。
そこで、呪とか、"『呪詛』じゅそ"とかね、紀元前の呪術世界が、出たりしたりします。
その「街路草木が枯れた」、事案にして、除草剤という科学的薬剤が、それを賄っている訳で、話は明快なわけです。
で、そんな些細にことでも、それを100年前の昔だったらどうでしょう。その昔「傀儡」(かいらい、くぐつ)という呼び名がありましたが、今では国家間の骨抜き国、という形容に使いますが、大本は馬の口輪を指して、人の指令に従う馬、という意味があったようです。
それが転じて、「人形を使って諸国を回った漂泊芸人。特に江戸時代、首に人形の箱を掛け、その上で人形を操った門付け芸人をいう。傀儡 (くぐつ) 回し。人形つかい。 歌舞伎舞踊。」など広範囲な解釈として使われたという語句でした。 goo辞書 https://dictionary.goo.ne.jp › ..
そんなことから類推して、100年前、往来する街道には、馬を繋ぐ指定場所があって(馬つなぎば)、その傍らには樹々やら草木が生い茂っていたことでしょう。ですから、その草木が一瞬にして枯れる、となれば、やはりそれは異常事態で、そこに悪霊が宿っている、と思うのはごく自然なことでしよう。勿論それは100年前の仮想話しですが。
早晩、そんな事態は、このビックモーターの起こした街路樹除草剤枯れ葉作戦は見事に功を奏した、かにおもえたのですが、やはり統計的に、その箇所ばかりが枯れる、と云うのは呪術でなく、誰かが何かをやった、と気が付いたのは当然でした。
ですからそれも運の一つで当事者にいわせれば不運だった、と云うことなんでしょうが、確率の問題で、不運で草は枯れたりしません。
では枯らしてしまった草木は、どんな働きがあるのか、調べてみました。
「光合成」は、反応過程で酸素分子を発生するか否かで、酸素発生型(oxygenic)および酸素非発生型(anoxygenic)の大きく2種類に分けられる。
酸素発生型および酸素非発生型の光合成システムは互いに一部相同で進化的に関連しており、現在の地球上で支配的なのは、植物やシアノバクテリアが行う酸素発生型光合成である。酸素発生型の光合成の普及に伴い、本来酸素のほとんど存在しなかった地球上に酸素分子が高濃度で蓄積するようになり、現在の地球環境が形作られた。
光合成を利用した炭素固定によって1年間に地球上で固定される二酸化炭素は約1014 kg、貯蔵されるエネルギーは約1018 kJと見積もられている。また、使用される光合成色素の種類によっても、クロロフィル型(cholorophyll-based)およびレティナル型(retinal-based)が知られている。クロロフィルおよびレティナルに基づく光合成はまったく異なる起源と仕組みをもつ。光合成という場合、ほとんどはクロロフィルを用いたシステムを指し、レティナルを用いたシステムは含まれない場合が多い。これは酸素発生の有無に関係なく、クロロフィルを用いた光合成が広く炭素固定に利用されるのに対し、レティナルを用いた光合成で炭素固定に用いられている例が一切知られていないためである。レティナルはロドプシンと呼ばれるタンパク質に内包されており、光検知など代謝エネルギーの獲得以外の用途でも使われる(光受容体)。
部分引用 ウイキペディア
その他資料
光合成とは何か 緑色植物が光(太陽光)のエネルギーを用いて, 二酸化炭素 にさんかたんそ (CO2)と水(H2O)からデンプンなどの炭水化物(グルコースC6H12O6)を 合成 ごうせい し, 酸素 さんそ (O2)を放出すること。
「光合成」という言葉
私の手元に、昭和13(1938)年出版(初版は昭和6年)の石川光春著『生物学大観』(内田老鶴圃)という本がある。“新陳代謝の生理”という項の中で“光力的合成”という言葉を見つけた。
新陳代謝という言葉自体も古めかしく感じられるものであり、今日では物質交代という言葉に置き換えられているが、この光力的合成も面白い言葉だと思った。脚注にPhotosynthesis, Photosynthese という言葉があるので、今日広く用いられている光合成と同じものであることがわかった。光力的合成という言葉が当時一般に用いられていたのか、他の著書を調べていないので詳しくはわからないが、光合成という言葉が未だ定着したものになっていなかったことは確かである。
もともと、Photosynthesis という言葉は バーネス(Barnes,Ch.R.、1858~1910)によって1898年に作られたそうである。それが光合成という訳語に定着したわけであるが、それがいつであるか。昭和18(1945)年の坂村徹の『植物生理学』(裳華房)にはすでに“炭素同化作用・・・…光合成作用とも称せられる”となっている。さて、ここでは植物学用語の起源を考察するのが目的ではないので、これ以上深入りはしないが、坂村の表現でも明らかなように、はじめは炭素同化作用といわれていたのが、ある時期に光合成作用とも言われるようになったのである。それには、それなりの歴史的背景があるはずであり、そのあたりに焦点をあててみようというのが今回の目的である。 引用
と書かれていますが、この地球に人が棲んでいるのは、その光合成なくして、生きていられない、という現実があります。その光合成システムの研究は、1898年にあると云うのがわかって、それはつい最近のことだった。
この酷暑も、そうした光合成と深く関わっていることがわかりますが、それを一個人(企業)が、個人利益のために死滅させることの罪の深さは、アマゾン森林開発伐採と同じくらい、罪深い行為であると思いましたが、森林豊かなこの日本では、社会問題化しないというジレンマは、さて、何が理由なのか、というアンチテーゼが必要なのでしょう。
これからの推移を見守っていきたいと思います。
ひろゆき氏 ビッグモーター問題で指摘「多分、あの会社の創業者の人は逃げ切れる 2023年7月29日 12時21分 東スポWEB
実業家のひろゆき氏が29日までにユーチューブチャンネルを更新し、中古車販売大手「ビッグモーター」の自動車保険の保険金不正問題について私見を述べた。
ビッグモーターについて「ブラック企業だけど法律に触れてないし多分、あの会社の創業者の人は逃げ切れるんですよ。結局、上場企業でもないので今まで儲かってたものを損害賠償で支払えという判決をどこぞからもらうということもないので多分、勝ち逃げなんですよね」と予想した。
続けて「今までのようにボロ儲けはできないけど、今まで儲けた分というのは何の問題もなく資産として保全されるので。やったモン勝ちというのが日本の状況なので」と解説した。
また仮の話と断った上で店舗前の街路樹に除草剤を撒いた疑いについて「街路樹を損害したというので損害賠償いくらというと多分、数十万円なんですよ。数十万円払って終わりなので、それだったら除草剤を撒いたほうが得だよねということになっちゃう」と話した。
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