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ノーベル賞と比較するには余りにも低俗な報道ニュース

今朝は、さわやかな気分で、そのメッセンジャー(m)RNAワクチンを開発した米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ特任教授の記事を書こうと、していたところ、渦中拡大に及んで、元「V6」で俳優の岡田准一がジャニーズ事務所を退社するニュースを報道、という記事があったので、急遽、それを書くことにした。

いよいよそれが幕引きの様相を呈して、日本中のメディアが参集して会見したようだが、どこにその価値があるのかと疑う。

そんなことをうかがわせる同業者の内部告発的意見。

ジャニーズ会見で「おぞましい姿目の当たりに」「八百長のよう」 出席した記者が怒り露わ...同業者に苦言も
10/2(月) 20:43配信 J-CASTニュース 会見の様子(2023年10月2日撮影)

ジャニーズ事務所が2023年10月2日、都内で記者会見を開いた。
「一体何を怖がっているのでしょうか」尾形氏
自身を批判するメディアに対して「あなたは、八百長を強要するルールを守れと言うのか。
そして、あなたたちはジャニー喜多川氏の数十年に及ぶ性加害のなかで、何をしてきたのか。メディア人としての悔恨や怒り、責任感は全くないのか、と」と問うた。尾形氏は主要国の記者会見では最前列の人から順に当てられるとし、今回の会見は「不自然極まりない」「一体何を怖がっているのでしょうか」と指摘する。
質問は「1社1問」「質問は簡潔に」と事前に司会者から通達があった。しかし、ルールや質問者の指名を巡り混乱が起き、記者から怒号が飛ぶ場面があった。
会場で取材していたネットメディア・アークタイムズの尾形聡彦編集長は、今回の会見を「八百長」とツイッター(現・X)で評している。

「八百長のような不正なルールを容認するわけにはいきません」

記事部分引用


それを称して「八百長」というのはゲームであって、社会に流布するメディアニュースの正当な使命、とは程遠い。

「あんたら罪深きを反省しろよ」、といったところで所詮、その罪を判っていない人間(芸能メディア各社)には、それが「イヌの遠吠え」、だと思っているに違いない。

そんなこと70年もやった来たメディアは、「ジャニーズ事務所」じゃなくて、自分のスネをよく観察したほうがいい。

画像 岡田准一 | ENCOUNT


2023年10月03日記事

カリコ氏らノーベル賞 山中伸弥教授ら祝福

「多くの人救った」 山中伸弥教授ら祝福 カリコ氏らノーベル賞

毎日新聞 / 2023年10月2日 20時21分

 年のノーベル生理学・医学賞に、メッセンジャー(m)RNAワクチンを開発した米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ特任教授(68)とドリュー・ワイスマン教授(64)が決まったことを受け、研究者から祝福の声が相次いだ。

 カリコさんと親交のある山中伸弥・京都大iPS細胞研究所教授は2日、研究所のX(ツイッター)に祝辞を投稿した。投稿文は次の通り。

 「カタリン・カリコ先生、ご受賞おめでとうございます。対談の機会をいただきました際に、非常に謙虚な姿勢で粘り強く研究を進めてこられたことをお聞きし心から尊敬の念を抱きました。コロナ禍という世の中が危機感に覆われた中、mRNAワクチン技術という画期的な発明により多くの人が救われました。そのご業績に心から敬意を表します」

 また、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会長を務めた尾身茂氏は毎日新聞の取材に「素晴らしい研究」と評価。「(コロナ)重症化や感染予防に一定の効果があり、これがなかったら日本のコロナ対策は厳しかった」と功績をたたえた。

 石井健・東京大医科学研究所教授(ワクチン学)は「ノーベル賞にふさわしい2人。受賞すべくして受賞が決まった」と語り、「彼らの研究成果がなければmRNAワクチンが何十億人に行き渡ることはなかった。不可欠でパイオニアといえる研究だった」と称賛した。

 新型コロナの世界的大流行でmRNAワクチンが果たした重要な役割については「コロナ禍前は実用化の前段階にあった。緊急のワクチンとして期待された役割をフルに発揮する最大のチャンスを手にしたのは間違いない」と指摘。「遺伝子治療としてのmRNA医薬はまだまだ改善が必要だ。これがワクチン研究やmRNA医薬の研究が発展するきっかけになってほしい」と望んだ。

 mRNAを用いた創薬研究が専門で、カリコさんとも親交のある位高啓史・東京医科歯科大教授は「これまでmRNAは決してメジャーな研究分野ではなく、薬になるとまともに考える人がいなかった。その中でカリコさんは『絶対に薬になる』と本気で取り組み続け、創薬の礎を築いた」と賛辞を贈った。「感染症やがんのワクチン、一般的な薬にmRNAが広く使われるようになることを強く期待している」と話した。【阿部絢美、松本光樹、鳥井真平、田中韻】

きっかけは山中教授 開発の立役者が語るワクチン 毎日新聞 2021/3/14 14:00

https://mainichi.jp/articles/20210312/k00/00m/030/304000c

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