令和5年度ポークランドグループ事業進発式

新年度から早くも1ヶ月半過ぎてしまいましたが・・・
4月中旬、ポークランドグループR5年度事業進発式が行われました!​​

今年は4年ぶりに地元のホテル鹿角で飲食を伴っての開催です。​

令和5年度のスローガン【ほんもの宣言】

令和5年度の事業進発式にて当グループ代表の豊下より、令和5年度のスローガンとして、
タイトル【ほんもの宣言】
サブタイトル【日本型畜産の実践 名ばかりの安全・安心は、道を開けろ】
が発表されました。​


日本型畜産の実践

その内容・・・​
1. ​SPF・BMW技術を駆使し、飼料に抗生物質・合成抗菌剤を使用しない、食べる人の安全と安心を追求します。
2. アニマルウェルフェアの取組みを深化させ、家畜と生産者の安全と安心を追求します。(肥育~繁殖へ)
3. 地域資源循環型畜産を推進・実践します。
4. 国産飼料原料(飼料用米・子実トウモロコシ等)の利用実践・実験をします。
5. 有機畜産の可能性を追求します。

この5つの目標を立てるまでに至った、主旨をお話しすると、既存への疑問、社員に改めて自分たちの進む道を自覚させたいという考え方からです。

*安全・安心、健康に育てた豚と豪語している農場が、生産効率だけを求めて、常に抗生物質や合成抗菌剤を飼料に入れ、病気を出さない生産は、健康な豚を生産しているのでしょうか?

*既存の満員電車のような密飼いが「アニマルウェルフェア」なのですか? 既存を「アニマルウェルフェア」と認める日本の基準ならば、何のための基準なんだろう?

*通常の国産の豚には、95%以上の飼料原料を海外輸入に頼り、遺伝子組み換え作物が普通に使用されています。だから「少しでも国産でエサを確保したい」、併せて、「減反で田んぼが廃れていく現状に一石を投じたい、役に立ちたい」「田んぼが田んぼであるために、田舎の原風景を守りたい。」こんな想いで、秋田県産の飼料用米を40%配合するのです。

​​「私たちは、食べる人の健康に責任があるから、顔の見える関係を築いていきたい」すべてはこの言葉に集約されるのです!​​

​豊下より発表された“熱い想い”に私たちは何のために養豚業に従事しているのか?を社員一人一人が再認識したと思います。
私たちは生産者であると同時に消費者でもあります。
消費者にみなさんに安心して食べていただける美味しい豚肉づくりに
令和5年度も真っ直ぐに向き合っていきたいと思います。

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