毒親ではなく、未熟な親と考えてみれば〜読書感想文
おはようございます。
昨日は一日中、家でのんびり。
その中で読んだ本のことを。
ネタバレしない程度に内容は↓
そうやって我慢を重ねていくうちに
その限界がある日、爆発として起こることがあるとも…
いい子→いい人
どこにいても、誰といても自分を後回しにして
その場の雰囲気に最善を尽くすことが日常的になっているはずが、
自分でもわからないうちに、突拍子もない…最悪の場合は自死(男性に多いとか)や犯罪、または精神的な崩壊(不倫など)ことをしてしまうこともあり得る、と。
私なりに振り返ると
ずっと家には居場所がないと感じてました。
モノは欲しがれば与えられるし
食事もちゃんと出てくる
…のに、褒められたり、話を聞いてもらった記憶がないのです。
相談したくてもスルーされたり、または話をしているうに私が思い通りにならないと感情的になった母親が子どものように泣きじゃくり、それを見た父親がワガママなクソガキ!と殴るの繰り返しでした。
誰にも何も言えない日々は(今思えば)
妄想世界に逃げ込んだりすることで保っていたのかなと。
本ではファンタジーな世界を作り上げるとありました。
私は悪い子、ダメな子
だから嫌われるんだという思いはカラダをも蝕み、やがて自己免疫疾患となり…
入退院を繰り返す日々に、
どれだけ頑張っても結果、親に足元を救われるような報われない人生に心底嫌気を感じた時に…
爆発しました。
どうにでもなれと酒浸り
危うく人の道もはずれる寸前
自分でもどうにもならない時に
社内みんなとのダイエットも重なって
ついにはノックアウト。
三日三晩、昏睡し、なんとか一命を取り留めました。
まさに本にある通りの人生でした。
潜在的なHSPという気質で落ち着いたかと思っていましたが、家庭環境に影響された部分もとても大きいことがよくわかりました。
また親の手中にいると感じてた
つい最近まで本と同じ内容の夢…
ひとりで迷子になって誰も助けてくれないというものを頻繁に見ていたり…
こうだったのか!と今までの人生へと疑問と
生きづらさの理由が見つかったように思います。
毒親という言葉に少し違和感があり
親としては悪気はなく
それなりに懸命に育てているけど
子どもの望むこととは全く気持ちが逆方向なだけで『毒』ではないような…?と。
それを『未熟な』と表現されたことで
ストンと腹落ちした感覚があります。
そう、親が精神的に未熟だから
ヒトの気持ちを理解したり、ましてや
心の支えにならないんだなと。
本の中では距離を置くことも否定していません。
納得する理由を見つけ、憎むという感情を手放せるようになって欲しいとあります。
読んだから、はい解決!とはならずとも
『自分は悪くなかった』とは思える本でした。
親もヒト、相手を変えることを望むのではなく
自分がどういう気持ちになれるか…
精神的に手放す(責めたり期待しない)
それだけでも楽になってした気がします。
ちなみにタイトルは
【親といるとなぜか苦しい】です。
家にいたことで、
ひとつ気づきのある日になりました、メデタシ。
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