学校教育にアドラー心理学を
いよいよ来週から子どもたちの登校が始まります。
ようやく、学校も再開することになり、わくわくしています。
子どもたちとどんな日々を過ごすことができるのか、自分のこれまでの経験がどのように生かされるのか、楽しみで仕方ありません。
さて、少しこの一ヶ月ほどは時間に余裕があったので、数多くの書籍を読みました。
その中で前々から気になっていたアドラー心理学について知りたいと思い、現在もなお売れ続けている
「嫌われる勇気」
「幸せになる勇気」
を買いました。
アドラー心理学について気になりはじめてから、いろいろな場でアドラー心理学の話が聞こえてくるようになりました。
SNS
職員室
本屋さん
「アドラー心理学ブームなのか!?」と思わせるぐらいよく見聞きするようになりました。
人ってすごいですよね。
気になったことにはすぐに耳を傾けるのです。
まだ、勉強途中ではあるのですが、アドラー心理学を勉強してわかったことがあります。
それは、心理学という名ではありますが、極めて哲学的であるということです。
アドラーと並列される心理学者としてフロイトやユングがいます。
フロイトは現在の学校教育において心理学の側面から多大な影響を与えています。(事実、教員採用試験にも取り上げられています。)
フロイトは「物事には必ず因果関係がある」という「原因論」の考えをもとに論を展開します。
一方でアドラー心理学はこれまで大きく取り上げられることはありませんでしたが、細々とその息を絶やすことなく学者が研究し、今大ブームを巻き起こしています。
アドラーは「物事には必ず目的がある」という「目的論」を提唱しています。他にも数多くの考え方を紹介していますが、この「目的論」こそが学校教育の子どもたちの見立てに大きく貢献できると考えています。
このように考えましょう。
子どもたちの行動にはすべて目的があります。
すると、問題行動を起こす「困った子ども」に対して
「どうしてこんなことをするんだ!」
という原因論から
「何がしたかったのだろう?」
という目的論的思考に転換できます。
そうすることで、その子どもが何をしたがっているのかが徐々に見えてきます。
まだまだ、語れることはたくさんありますが、、、
「幸せになる勇気」も引き続き読み進めていきたいと思います。
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