私が感じるインターネットの変化

私は今まで、インターネットとは見知らぬ人との交流を楽しむものだと思っていた。

自分の分身となるアバターを作って、仮想空間の中で他者とコミュニケーションを取ったり、
匿名で書き込めるブログや掲示板で、さまざまな人と交流したり…。

もちろん学校の友人とコミュニケーションを取るため、インターネットを用いた、という方もいらっしゃると思うので、これはあくまで私が感じたことだ。

私がインターネットを使うとき、それは現実の自分ではできない・難しいこと、話せないことを吐き出す・共感する意味で使っていた。

例えば実際の自分では着れない服を着てみたい、周りの人には話せない悩みを解決したい、そんな時だ。


でも最近は、少し変わってきているように思う。


動画コンテンツや写真共有サイトなど、どれも現実(自分)の延長線上にあるものにもなってきている。

もちろん私のように、匿名性を魅力に感じて使っている人もいれば、

「自分」を宣伝する、最終的に現実の自分へつなげる、そんなツールにもなってきている気がする。


その背景にあるのは、インターネットが人々の間でより普及したことが関係しているのだろうか。

ガラケーあたりの時代、インターネットに接続するととんでもない料金がかかったり、そもそもインターネットに接続する手段を持っていなかったり…。

しかし今や、9割以上の方がインターネットなどに接続するための端末「モバイル端末」を保有しているそうだ。

どこにいても簡単にインターネットが繋がる今、よりインターネットという存在は身近になってきているのだろう。


匿名であっても実名であっても、人と人のコミュニケーションであることに変わりはない。画面の向こうには、自分と同じように人がいるということを考えて、これからも使用していきたい。

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