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和菓子とお抹茶愛
和菓子とお抹茶ってなんておいしいんだ、と初めて思ったのが、練り切りとの出会いでした。
大学で茶道部に入り、初めて行ったちゃんとしたお茶会。
(茶室でお点前をいただくやつ)
6月の新茶の時期で、あじさいの形をしたてのひらサイズの練り切り。
めちゃくちゃかわいい!
黒文字で一口サイズに切る。
なめらか、断面のこしあん。おいしそう。
食べる。上品だけどけっこう甘め。
お抹茶を一口飲む。
甘さと苦みのバランスが最高にいい。
新茶の時期のお抹茶、すっきりな苦みの中にちょっとの甘み。
かわいい上においしい!
新茶ってほんとに味違うんだ!
着物めちゃくちゃかっこいい!
と、いろんな感動をいただきました。
お抹茶なんて、苦いしもったりしてるし、あんまり好みではなかったけど、
生菓子と合体して真価を発揮するものだと気づく。
この出会いを皮切りに、季節の生菓子を見るのが楽しくて、デパ地下の和菓子屋さんをちょこちょこのぞいたり(キュンときたものは買ったり)
6月になるとお茶屋さんで新茶を買ったり、
美しいお抹茶の点て方を研究したり、
着物を自分で着てみたくて着付けを教えてもらったり、
思えばいろんなことに挑戦する原動力になってたなあ。
なかなかお茶会にも行けないし、着物はおろか浴衣も着る機会ないなあ、
と思ってしんみりしてしまった。
ひさしぶりにいい生菓子買っちゃおうかなぁ~
(写真は岡山で食べた「調布」。求肥とカステラ記事の上品なお菓子。おすすめ!)
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