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通りすがりのサッカーファンです。

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フランク・ランパードの今とこれから

 今季、フランク・ランパードに上層部から与えられたミッションは「残留」であった。エヴァ―トンというクラブ規模に見合わないこの目標の達成は、至上命題でありながら現実的な目標という、「ハードモード」そのものであった。  なんとか目的は達成されたが、この男をどう評価するべきなのか。本稿では”エル・テロリスト”こと前任者を批判した論点を踏まえながら、今シーズン、およびチェルシー時代の彼を参考にして今後の展望を書き連ねていきたい。最後までお付き合いいただければ幸いだ。 1:戦術 ピッ

    • 訴状「エバートンめちゃくちゃにした罪」

       アンチェロッティが白い巨人に移った後、エバートンは格好の機会を得た。PSVを救った男の方針に従い、ゼロから継続性のあるフットボールチームを作る機会を。しかし、オーナーがブランズに耳を傾けることなく選んだのは、直前まで中国リーグで指揮を執っていたラファ・ベニテスであった。本稿は、そんなベニテスをエバートンめちゃくちゃにした罪で訴追する、検察側の文書である。  エバートンめちゃくちゃにした罪の構成要件は、以下の通りである。 1:戦術  エバトニアンは攻撃的なフットボールを好

      • トフィーズは「オアシス」になれるのか

        ドリーム・ライク・ドニー 「Dream like Donny」これはドニ―ファンデベークがアヤックスから送り出される際のキャッチフレーズである。しばしばTLでマンチェスターユナイテッドでは彼らしくプレーできない、移籍したほうがいい、という指摘が散見され、今夏にはエバートンの移籍が噂されていたものの、スールシャールらユナイテッド幹部の説得により結局破談してしまったドニー。出場試合数も限られ、ついには試合に出ていないことを理由に代表選外にもされてしまった彼の夢は、半ば悪夢へと姿を

        • エバートン 各選手移籍可能性 FW編(5/28時点)

          ファーストチーム登録の選手たちの移籍可能性をまとめてみました。今回はそのFW編をお送りします 【エバートン所属組】ハメス・ロドリゲス - 5%  レアルマドリードからやってきたワールドカップ得点王は、文字通り王としてエバートンに君臨した。引退はそう遠くないと発言したが、彼自身はおそらく快くプレーできており、加入して一年での移籍は考えにくい。 DCL - 20%  2016年にシェフィールド・Uから移籍してきたこの長身ストライカーは、今季アンチェロッティのもとで覚醒した

        フランク・ランパードの今とこれから

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