見出し画像

エバートン 各選手移籍可能性 FW編(5/28時点)

ファーストチーム登録の選手たちの移籍可能性をまとめてみました。今回はそのFW編をお送りします

【エバートン所属組】

ハメス・ロドリゲス - 5%

画像3

 レアルマドリードからやってきたワールドカップ得点王は、文字通り王としてエバートンに君臨した。引退はそう遠くないと発言したが、彼自身はおそらく快くプレーできており、加入して一年での移籍は考えにくい。

DCL - 20%

ダウンロード (2)

 2016年にシェフィールド・Uから移籍してきたこの長身ストライカーは、今季アンチェロッティのもとで覚醒した。いまやヨーロッパの人気銘柄の一人といっても過言ではない。現時点では移籍の噂はないものの、EURO2021で結果を残そうものなら、過去に噂されたマンチェスターユナイテッドなどの強豪クラブが着手しても何ら不思議はないだろう。

リシャーリソン - 40%

画像2

 「ヨーロッパに行けなかったら移籍する」という旨の発言を昨夏にしたこのセレソンもまた、人気銘柄である。今季は得点数こそ少ないものの、重要な場面での踏ん張りを見せてくれた。過去にはバルセロナからのオファーがあったことも公にしており、移籍の可能性もなくはないだろう。

アンチェロッティとハグしている写真をツイートしたが、この真意は果たして…

アレクサンダー・イウォビ - 50%

 当落線上にいるのが彼だろう。アンチェロッティは「守備貢献度も高く、ゴールをとり、クロスもうまいウイングを探す」と最終節直前の記者会見で発言した。先発出場が少なかったため、彼自身はハッピーかわからないが、彼はドリブルもうまく、守備もする、パスもクロス以外なら悪くない。監督の提示した条件に一部当てはまっている。来シーズン、アンチェロッティが違うタスクを与えたり、クロスを改善すれば出番は増えそうだが…今夏でどれだけアピールできるかにかかっているだろう。

ベルナルジ - 70%

  FAカップでのトッテナム戦や、19-20シーズンのウェストハム戦の魔法のようなゴールでサポーターを楽しませてくれたこのブラジル人だが、一月にはUAEのアル・ナスルへの移籍が決まりかけた。フリートランスファーで来たため給与も高く、今夏もマーケットに出るだろう。筆者の記憶にほぼほぼない最終節にも出場したが、あれがもしかしたらラストマッチだったのかもしれない…

ベルナルジのスーパーゴールはこちら↓

ジョシュア・キング - 90%

 初ゴールがハンドでセーブされ、それもやっと試合後に明らかになるという何とも不運な選手である。しかし一月の加入後彼が先発した試合は無く、途中出場で11試合に出場したが、スタメンを勝ち取るほどの活躍をできなかったのも事実である。今夏に契約満了を控える彼は、恐らく延長されないだろう。

【ローン組】

エリス・シムズ(→ブラックプール) - 0.1%

  今季リーグ1(三部相当)で19試合10ゴールを決め、ブラックプールを昇格プレーオフに導いたシムズは、間違いなくエバートンの未来の計画の一部であろう。来季ファーストチームに帯同しちょくちょく試合出るもよし、チャンピオンシップのクラブにステップアップして試合勘をより鋭くするも良し。今シーズンのカルロを見るとリシャとDCL以外はあまり出したくないみたいだから後者のほうが賢明か。いずれにせよいくらお金を積まれようと放出だけは避けなければならない。

アンソニー・ゴードン(→プレストン・ノースエンド) - 10%

 昨シーズンウルブスにボッコボコにされ、メンタルをズタズタにされたエバトニアンに唯一の光明を与え続けたのは彼だ。彼は一月にチャンピオンシップ(二部相当)のプレストン・ノースエンドに出場機会を求めて移籍した。しかしスタメン5試合、途中出場6試合、ベンチ外2試合と、定位置確保には苦しんだ状況だ。加えて移籍先ではゴール、アシストもない。これではフロントは満足しないだろう。ただここで彼を見限るとは考えにくいので、再びチャンピオンシップクラブへのローンでの武者修行が既定路線となるだろう。

ジェンク・トスン(→ベシュクタシュJK) - 40%

  アンドレゴメスが大怪我を負った試合、魂の同点ゴールを決めた男、ジェンクトスン。グディソンパークの「振動」が極東からも感じられるほど、熱いゴールであった。トルコ一部・シュペル・リグでは3試合に出場、3得点1アシストと驚異のスタッツを残したが、怪我でシーズンを棒に振ってしまったようだ。契約はあと1年を残すのみで、怪我さえなければベシュクタシュ移籍もありえただろうが、トルコ側が怪我してても買い取るというイレギュラーがない限り、難しいだろう。まずは怪我の治療に専念してほしいものだ。

モイーズ・キーン(→パリ・サンジェルマン) - 80%

 3年の契約を残すイタリア人ストライカーだが、フランスの雄、パリ・サンジェルマンにローンで加わるとフランス一部・リーグアンで26試合出場13ゴール、CLで9試合3ゴール1アシストと大活躍を収めてしまった。彼は自身のインスタグラムに「来シーズンも(パリに)残りたい」とつづり、もはや移籍するか否かではなく、いくら移籍金を上げられるかが問題となっている。ただ代理人は”あの”ライオラだ。彼の難しさはミランのドンナルンマ退団報道をご覧いただければわかると思う。一筋縄ではいかないだろう。ブランズ、頼んだぞ…

ヤニックボラシー(→ミドルズブラ) - 99%

 クラブを愛す彼は、サポーターの中で大人気だ。しかしアンチェロッティ政権下は構想外で、昨夏も移籍直前だったものの書類関係の手続きがうまくいかず破談となっている。1月以降はチャンピオンシップ(二部相当)のミドルズブラに移籍し、15試合に出場して3ゴール4アシストと悪くない成績を残している。契約は今夏で終わる。退団は極めて濃厚だ。ありがとうボラシー!!!

テオ・ウォルコット(→サウサンプトン) - 100%

 快速で右サイドを駆け上がる彼は、 ワトフォード戦でのエバートンの35試合ぶりの逆転勝利に貢献した。すでにセインツへのフリー移籍は決定している。頑張って、テオ!

最後までご覧いただきありがとうございました。次回はMF編をお送りいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?