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静岡。気持ちの良い町。
この前事情があって静岡に行った。
ホテルにチェックインできる一番早い時間に行って思いっきり引きこもった。
昔は仕事柄地方出張がたびたびあったがよほど買い忘れたものがない限りチェックインからチェックアウトまでホテルから出ることはなかった。大浴場などなければ部屋からも出ない。もちろんチェックイン前によるのはコンビニのみ。滅多にないが環境に恵まれればスーパーマーケット。
地方に行ったら飲食店で食事をするのを楽しみにしている人がいると聞いた時は驚いた。
実行したことはない。今後もないだろう。
家でもいつも引きこもっているようなものだが、外出先のホテルで引きこもるのはまた一味違って良い。
そして前に訪れた静岡。この時も外出する気は1ミリもなかったのだけれど、駅を降りてみたら案外お店がたくさんあった。
東京にもある知っているお店がいくつかあったのでほんの少し、寄り道をして食べ物を少しばかり多めに用意した。無印良品で入浴剤も買った。
普段無印良品を見つけてもほとんど入らないのに、地方で見つけた無印良品はなんとなく安心感を感じてつい入ってしまった。
寄り道をしたので結果的に散歩をすることになった。
静岡はとても気持ちのよい町だった。
背筋のしゃんと伸びた上品なご婦人が目を細めて満足げに頷きそうな感じ。
駅前はきちんと整備されていて景観が良いのに人が多すぎることもなく、とても静かで空がきれいに見えた。心なし空気もきれいなような気がした。
偶然気候にも恵まれていたのもあり、お散歩にしては少し短い、でも寄り道をした道のりはとても気分よく歩けた。
ホテルではぱそこんで少し作業をしたり持参した塗り絵をしたり、家ではほとんど見ないテレビを見たり、充実した時間をすごした。
あまりにも気持ちの良い町だったので窓をあけて換気もした。
このときの静岡で過ごした時間は今でも妙に印象に残っている。
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