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バレンタインの国際比較・日本の輝きとドイツの静けさ

ドイツのバレンタインは、男性がパートナーに花とちょっとしたプレゼントを贈る。
ドイツの製菓業界も何か仕掛けてきてくれれば良いものの、そんな動きは、ない。
そうなると日本のバレンタインがキラキラとした思い出として思い起こされる。

当日が近づくとメディアやSNSで盛り上がる。
特にデパートのチョコレートフェアは毎年楽しみだった。催事場に足を踏み入れると、さまざまなチョコレートが並び、「宝石箱やぁ〜!」と感じるほどの多彩なラインナップに心が躍った。
動物を模した愛らしいチョコレートや、美しいプラネットのモチーフ、大人向けの上品なチョコレートなど、どれも高価ではあるが、その場にいると価格が気にならなくなった。
相手への選ぶ楽しさや、自分用に何を選ぶかと考える時間が最高に楽しかった。


しかしここはドイツ。
花屋がほんの少し盛り上がる程度だろうか。
バレンタインの雰囲気が日本とは大きく異なり、長年の暮らしでこちらの慣習にある程度慣れている身でもいまだに少し寂しく感じる。

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