チャーハンのような組織をつくりたい
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チャーハンのような組織をつくりたい

こんにちは。新治(しんじ)です。(自己紹介記事はこちら

 25Holdingsで組織戦略チームの責任者をやって感じることは日々いろいろある。今回の記事は「理想の組織とはどんな組織か?」という答えのない問いに「答えはチャーハンにある」と言い切った記事だ。

この記事は、11.11という世界的な買い物Dayの中で、25Holdingsのシンガポール、マレーシア、日本でもセールを開催し、すべての拠点が勢いに溢れる中で個人的にインスパイアされて書いた記事です。
熱量だけでお届けしていますので、学びを求めず、楽しくお読みみいただければ幸いです。
ちなみに、日本でのセールは本日11月11日から3日間。ワンちゃん、猫ちゃんと暮らす方は是非そちらもチェックしてください!
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事件はある日のランチ時。場所は自宅キッチンで起きた

自粛期間中、様々な変化があったが、その中の1つがチャーハンの腕前があがったことだ。
餃子の王将でのアルバイト経験があるが、麺場までは出世したが最後の炒め場には辿り着けずに、ジョリーパスタへと活躍の場を移した学生時代。

ずっと炒め場の花形であるチャーハンを作る人に憧れていた。そんな学生時代もあり、家での私のレパートリーの1つにはチャーハンがあった。決してうまいわけではなかったが、自粛期間中に打席に立つ機会が増え、子供たちの反応も良好になり、自分でも上達することを実感していた。

チャーハンに向き合う機会が増え、チャーハンには憧れだけでなく、尊敬の念を抱くようになった。

なぜかというと、それは冷蔵庫にある余り物たちを一気に吸収し、美味しい料理に変える。しかも余りものたちの味を活かしながらだ。

さらに素晴らしいのは、毎回ほぼ同じ工程でチャーハンは出来上がる。にも関わらず、その時の食材によって、子供たちからすると毎回異なる味のチャーハンになるのだ。

素晴らしすぎる。

車の製造ラインで考えると、同じ製造ラインにも関わらず毎回異なる車ができあがっているのだ。これにはきっとロボットも驚くだろう。「昨日まで違うチャーハンだったのに。今日は違うチャーハンではないか。自分たちは同じ動きしかしていないのに!」と。

例えば、冷蔵庫に昨日の焼き魚とレタスのサラダが残っていたとしよう。
チャーハンはいとも簡単にレタス焼き魚チャーハンとして生まれる。

ときには、朝ごはんの残り物ですらも見事に主役に変える。
我が家の朝食には、8割くらいの確率でウインナーとベーコン、目玉焼きが登場する。朝ごはん担当は私なのだが、パンを焼いたりコーンフレークを食べるだけでは物足りないと感じた時のためのウインナーたちだ。
しかし、子供たちは自由だ。ときにウインナーたちがすべてなくなることはあるが、ときに大幅に残るときがある。そんな時のチャーハンだ。見事にチャーハンの主役としてウインナーやベーコンが表現され、さらにはオープニングを彩る目玉焼きが上に鎮座する。

あるときには冷蔵庫の奥で忘れ去られたキムチがいる。「いや、ここまで食べたらなんでこれだけ残したの?」という量でも問題ない。いつも穏やかな表情を見せていたキムチが鬼神の如き表情に豹変する。もはや奇跡だ。

もちろん余り物だけではない。
私に会えるのは4年に一度よ!さぁ茹でなさい!と言わんばかりのカニ。生姜焼きになるつもりで我が家にやってきた豚肉。焼肉パーティに登場するつもりで我が家にやってきた牛肉。今日は奮発だ!意気揚々と我が家の朝食のグレードを上げる助っ人としてやってきた厚切りベーコン。俺を食うなら刺身だぜと覚悟を決めていた鮮度よい魚。
いずれもチャーハンには持ってこいだ。

素晴らしい。

今気づいたが、チャーハンと呼び捨てにするのは失礼ではないか。
もはや呼び捨てにはできない。「チャーハン様」だ。

ドラゴンボールには天津飯とチャオズがいるが、チャーハンはいない。
ピラフはいて、ピラフの服には炒飯と記載があるがピラフとチャーハンは厳密には違う。きっと鳥山明もチャーハンをキャラクターにはできないほどの実力と可能性に気づいていたのだと思う。でも登場させたかった。だから攻めて洋服に書いたくらいなのだろう。

それてしまった。話を戻そう。

組織の観点からチャーハンと向き合う

チャーハン様と向き合う中で、ふと降りてきた言葉がタイトルにも書いたこの言葉だ「チャーハンのような組織をつくりたい」

今振り返ると、あまりにも向き合いすぎてチャーハン様が語りかけてきたのかもしれない。

・どんな料理でも主役になる食材たちも輝かせ、
・子供たちにも「昨日食べたから今日は気分じゃない」とツンとされた昨日のヒーローも華麗に登場させ、
・「私を見て」とひそかに味噌の後ろで主張していたスポットライトのあたらない冷蔵庫の地下アイドルにもスポットライトを当てる。

こんな組織があったら無敵ではないか。
組織の観点からみたチャーハン様を考えてみよう。

・チャーハン様は、素材によって特徴を変えることができる柔軟性がある。
・チャーハン様は、あんかけにも対応し、既存の事業に甘んじず新たな挑戦の歴史もある。
・ラーメンや餃子とのセットなど昔からオープンイノベーションにも積極的である。
・かつては中華業界との事例ばかりで比較的同業が多かったが、近年では、キムチという異国の文化とも協業し、納豆という我が国民しか食べられない食材とも協業。多様性を受け入れている。
・そして、納豆キムチチャーハンなどと政治がぶつかる国同士ですらもきれいに融合させている。もしかしたら日本でもお好み焼きやたこ焼きが乗っかったり、とんかつとの協業もあるかもしれない。今後はパスタやピザと協業しサイゼリヤにもくるかもしれないし、ライスバーガーのライスはチャーハンになるかもしれない)

それだけではない。

・チャーハン様は、料理初心者の人間にも優しく、「とりあえず炒めて味覇を入れたらおいしいよ」と素材だけでなく作り手に対する配慮まで完璧である。
・その上で、作り手の実力を表現することで作り手の向上心を掻き立てる一面も残す。

これはまるで組織の経営者にとって、お前の色はこれだ!と勇気づける一方で、お前ならまだやれると励ましているかのようだ。

そんな誰からも素晴らしいと称されるチャーハン様にも関わらず、
・カニチャーハン
・エビチャーハン
・キムチチャーハン
と誰と組んでも相手を先に出す謙虚さがあり、あのレタスでさえも先に名乗らせる懐の深さ。

それは素材だけでなく、ラーメン・チャーハンセットという名称からも一貫した姿勢を感じる。

チャーハンのような組織をどんな環境でもつくれるようになりたい

私は今、25Holdingsで組織戦略チームの責任者をしている。

実践していて思うことは、経営にとって組織は欠かせない。
しかし、なぜ良い組織をつくることは難しいのか。

様々な要因があると思うが、大きな要因の1つに、経営者が組織について考えることの構造的な難しさがあると感じる。

このテーマはこれだけでも多くのことを語れてしまうのでまた別の機会にしたいと思うが、だからこそ経営者の傍で組織について経営者以上に考える人が必要だと実感している。

どんな組織をつくるか経営者と共に考えるのが私の役割だ。

長らく採用まわりに携わってきたが、事業成長に貢献する組織を作り続けるためには、採用だけでは実現できない。感覚的には今は採用の重要度合いが少なくとも25%はあるが、もう少し拡大したら採用が占める割合は全体の10%くらいだ。

事業成長に貢献する組織を作り続けるためには、その他にも配置、社内コミュニケーション、育成、評価、労務など様々な領域での果てしない努力が必要だ。

まだまだスタートアップのフェーズにおいて素晴らしいチャーハン様ほどの様々な素材を受け入れるだけの懐の深さはない。

今いるメンバーは、「え?鍋と米しかないの?でもペットと人の関係を密接する社会をつくるために、ペットケアブランドで世界1を目指すの?ウケるー」という普通の人からしたら意味不明な状態のときに加わってくれたメンバー。こちらが鍋をふらずとも勝手に踊ってくれる素晴らしいメンバーだ。

「鍋を振って、味付けしてくれないと美味しくならないよ!」と普通の組織なら積極的に見える人でも本当に何もないから受け身な人になってしまい、どんだけ素材がよくても活かしきれない。そんな状態だ。

今は「それがスタートアップだから」で許される側面は一部あるが、そんな組織ではビジョンを実現できない。

目指すのは、素材が主張しつつもなぜか調和できている。そんなチャーハンのような組織をつくりたい。

そのためにやるべきことは果てしなく多いが着実に実行していこう。

私の役割はどんな素材もおいしくさせる魔法の調味料、味覇(ウェイパー)になるべきかもしれない。
でも素材の味が消えてしまうと個性がなくなるか?だとしたら油か?


・・
・・・
まぁ一旦味覇でよいか。私は味覇になりたい。

なんだか意味がわからなくなってきたのでこれでおしまいにする。
最後までこんな文章をお読みいただき、本当にありがとうございました 笑

追伸

文章を書き終えた後に、メイン画像を何にするか悩みました。
良い画像があるものかと「みんなの画像ギャラリー」を見たところドンピシャの画像がありました。
turbo1019さん、ありがとうございました。
https://note.com/turbo1019/n/n45e897667d08

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