仲間あつめ。
プロジェクト失敗の要因、その②
私が実家で仕事と介護を両立する為の環境整備プロジェクト
『実家快適化プロジェクト』
この企画に取り組むまえに、失敗させない方法を考えております。
前回は、『視野を広く保つ為の作戦』と題し、その方法の1つをまとめました。
今回は、企画が失敗に終わる二つ目の理由と、その対策について考えを深めていきたいと思います。
二人が反発する理由
企画失敗、二つ目の要因は、『生活者二人の反発』です。
実家を私好みにアレンジするわけですから、
実家に暮らす、母さんとばあちゃんにとっては、迷惑になる可能性がある。
二人の合意が、不可欠になるわけです。
私が想定している、二人が反発する理由は以下の通り。
【ばあちゃん】
面倒くさがり。
例:食事前に入れ歯を入れさせる事に一苦労。
頑固
例:婆ちゃんの荷物を勝手に片づけると、すごく怒られる。
【母さん】
諦めている。
例:私が「婆ちゃんに、こんなトレーニングをさせてみよう。」と提案
→ 「そんなの無理よ。もう年なんだから」で一蹴。
ばあちゃんの羞恥心を、くすぐれ!
先日、私の知人が『ばあちゃんに会いたい』との事で、実家に招待することになりました。
面倒くさがりな婆ちゃんが、来客の事を知ると、自ら、服を着替え、入れ歯を入れ、髪を整えました。
そして私に、
「ここ汚いから、掃除しなさい。」
と指示をしました。
ダラしなさの極みだった婆ちゃんが、突如、キリっとした女性に変身したのでした。
私の知人との交流は、とてもイキイキしていました。
いつもは、椅子に座っているだけのばあちゃん。
今回は自ら立ち上がって、十八番の歌を熱唱するという、奇跡を目の当たりにしました。
その様子を見て、母さんは感動してました。
「ばあちゃんに、まだこんな力が残っていたとは、思わなかったよ。」
それからというもの、母さんは、プロジェクトの話に以前よりも積極的に話を聞いてくれるようになった気がします。
成功の秘訣:ばあちゃんがイキイキする環境の用意。
今回の経験から、ばあちゃんがイキイキすれば、自らダラしなさを克服しようとする。
そして、そんなばあちゃんの姿をみて、母さんはプロジェクトに積極的になる。
という事が、わかりました。
ですので今後、『実家快適化プロジェクト』を成功させる為に以下の事に取り組んでいこうと思います。
【ばあちゃん】
現役時代を思い出すタスクの提供。
→ 羞恥心をくすぐる(来客・SNS発信)
【母さん】
私がばあちゃんに取り組もうとする事を積極的に話す。
私だけでなく、家族中がばあちゃんの健康な姿を望んでいます。
近しい人から巻き込んでいき、やがて遠く離れた親戚をも巻き込み、
プロジェクトを成功に導きたいと、思っています。
本日は、以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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