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子どもは場所や相手によって様子が違う

園では、

生活習慣も

給食も

頑張っている。

でも、

家では全然なんです!

ってよく聞きます。

当然、

園では周りが同じようにやっているという、

同調圧力があります。

保育士も出来ることを褒めます。

褒めることはいいことと最近の子育てや保育ではよく言われますが、

何でもかんでも褒めると、

知らない間に子どもに無理をさせていることがありますので、

注意が必要です。

私の経験でも、

嫌いなものを少しでも食べたら、

とても褒められた子が居ました。

褒められて嬉しかった!と

家で報告をしたりするけれど、

朝が来ると、

園に行きたくない!

と言う。

よくよく聞くと、

嫌いなものを食べないといけないから。。

ということがありました。

子どもの持つ特性や、

これまでの成長発達の様子を流れで捉えて、

それを踏まえて、

今の課題のためには何が必要なのか、

個別に考える必要があります。

家では自分でやろうとしないんです、

と嘆く保護者の方によくお話させて頂くのは、

家ではありのままの自分で居られるんですね!

凄いと思います!

家ではストレスを感じていないということですし、

安心して思い切り誰かに依存できる場所になっていますね!って。

それはとても重要なことです。

家でも緊張関係だと、

将来、

外で大事なことがあっても、

困ったことがあっても、

ありのままの気持ちを保護者に話すことが出来なくなるかもしれません。

家で外でのストレスを解消し、

また次の日、外で頑張る!!

このサイクルはとても重要です。

大人も同じですよね。

大人はやや働きすぎなところがありますが、

それはまた別の問題で。

自分から頑張ってやってくれたら嬉しい!とか助かる!という気持ちがあるなら、

そのまま子どもに話をするのは悪いことではないと思います。

保護者の方にも気持ちがありますし、

抑え込むのは体に良くないです笑

正直な気持ちをつぶやくけど、

それでも子どもにやりたくない、出来ない気持ちがあるなら、

無理はさせない方がいいと思います。

その場合は切り替えて、

ササっと大人がやってしまう。

その方がお互いにイライラせず、

健康的だと思います。

子どもがやりたくないことをやらせようとすることで、時間や手間を取るのはもったいないことです。

エネルギーも消耗しますしね。

他にすることがあるなら、その方が有効に時間が使えます。

やってくれたら嬉しい!とか助かる!とか伝え続けていると、

状況や意味がわかってくると、

自然に行動してくれるかもしれません。

その他には、

子どもがしようとしないことは、

全て大人の方でしてしまうという方法もあります。

やり方などを見せるだけです。

そのうち、自我が明確になってくると、

自分の意思が出てきます。

その時、行動に必ず変化が現れます。

やってほしい!とか助かるのに!って気持ちが、あまりない方に限ります。

保護者の方も気持ちを抑え込むような、無理をすることは結局は子どもにとってもいいことではありません。

子どもは大人の望むことをするためにや、家事など大人のする仕事をするために生まれてきたのではないという考え方もあります。

子どもに家事などは一切させないという考え方です。

その考えもある意味わかるような気がするのですが、

なかなかその境地にはならないですよね笑

その場合でも、

気が付いたらいつの間にか誰にも言われなくても、

自分から身の回りの事や家事をしようとするそうです。

子どもが自分から家事などをしたとしても、

そこであまり褒めないようにします。

あくまでも家事は大人の役割であり、

褒めると家事を手伝わなくちゃいけない!という意識が出てしまいます。

あくまでも、自分から気付いた時にのみにすることが大切です。

自分からやろうとしないことは大人が引き受けていると、

いつか身の回りのことは自分からやりたい!というようになるそうです。

その機会を逃さないようにすることが大切になります。

兄妹が居る場合は特にそういう行動になりやすいみたいですね。

自分の事は自分ですることが、

かっこよくみえるみたいですね。

4歳辺りでみられる、万能感を利用する手もあります。

大人からアレコレ指導するよりも、

自ら気付き、意欲的に行動するようになるそうです。

やらされるよりも、主体的に自分からする方が、

身につきやすいということがあるのかもしれません。

また、大人でも、

相手が有名人であったり、

全く知らない場所であったり、

たまにしか合わない人の前では、

ありのままの自分では居られないですよね。

子どもも相手をみて行動しています。

子どもの行動はその背景にあることが影響していることが、

ほとんどですので、

一面だけを見て評価することなく、

どの場所で、誰の前でもというような、

出来るだけ全体像を見て、

捉えることが大切だと思います。


もう少しでも共感頂けましたら、スキ!をよろしくお願いいたします。ご意見などございましたら、コメントで頂けたら嬉しいです。
遊asobu☆





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