オリジナル香水は、自分を大切に扱う気分にさせる

子供が生まれてから、香水と少し距離ができてしまってのが心寂しい最近。思うと「香り」が昔から好きだった。香水ならSuidream、ベビーパウダーの香りのブルガリアのプチママン。ボディショップのフルーツの香りのクリームや、柔軟剤。

強く香らせるよりも、ハグをするくらい近づかないかぎり、自分だけしか楽しめないほどの弱いくらいで十分だ。

全ての器官が大人よりも敏感な赤ん坊と過ごす時間がメインになり、香り物を少しお休みすることにしていたのだか…！先輩のナオミさんがケミカルな香料不使用の、アロマ精油で作る香水のオリジナル調合をスタートしたとInstagramで見て作ってお願いすることにした。

好みと心に寄り添った香りの調合

ナオミさんが行うのは「アロマパルファンセッション」というらしい。香りの好みはもちろん「どんな自分になりたいか」「どんな外見を目指すのか」「自分に足りないものは何か」などなど。

詳細かつ多くの質問から理想の香りを調合してくれる。

植物の生態や性質も、香りの意味に大きく影響する。たとえば、ユーカリは油分を多く含み、その種は硬く頑丈なため、他の植物を焼き払い、自分が自然界で生き残る為に山火事を発生させる事がある。そこから「成功の為にどんな努力もするぜ！」などだ。ユーカリってコアラの主食しかイメージなかったけど、そんなに貪欲なヤツだったのか。

「自分」のことを考える時間は楽しい。

調合ルームに伺うと沢山ならぶアロマの小瓶、小瓶、小瓶たち…！

↑写真は香りを試している時のものなので、一部しか写っていない。お部屋もフンワリと心地の良い香り。

私がリクエストしたのは、「日常使いできる甘めな香り」「仕事に家事育児とキャパオーバーする事が多いので、心に余裕を持ちたい」以上だ。セッションの結果、好きな香りや効能で組み合わせてもらったのはこんな感じ。

【心にスペース】

トップノート
●ユーカリ
(スーッとした香り、過酷な環境でも育つ)
●マンダリングリーン
(甘いシトラス)
●グレープフルーツ
(さっぱりシトラス、心を軽く)
●ローレル
(スパイシーで甘め、月桂樹、勝利)

ミドルノート

●ジャスミン
(穏やかな気持ちに、女性ホルモンアップ、媚薬)

●スパイクランベンダー
(過酷な環境でも育つ品種、他より清涼感あるラベンダー)

●アニス
(スパイシーは甘い香り、心を調和)

ベースノート
●トンカビーン
(桜餅のようなキャラメルのような、そんな香り。楽観的に)

●バニラ
(リラックス、媚薬)

完成！（画像はだいぶ使ってから撮ったものなので香水の量が減ってます。実際はたっぷり入ってました）

この香水をつけると最強な気分になる

実際に調合してもらって驚いた。この時期は仕事の転機で「オレ、頑張る…やっぱ好きな事して生きたいよ…！」という気分。「過酷な環境でも伸び伸び育つ」とか「勝利」とか。意識もしてなかったけど、欲しかった意味が入ってる…！（もちろん結果を出すのに貪欲なユーカリも！）

もちろん。リクエストしていた「心にスペース」の意味はもちろん入ってる。

ちょっとドキドキ。つける度に「私は戦場で咲く美しい花…。そして勝利をなんとしても掴む…！この香水つけてる私は最高なウーマン」って思える…。なにそれ。最高。

肝心の香り

１番大切な。「香り」。これは私にとって、朝と昼と晩かかせない大切な物となった。香りなのでなかなか表すのは難しいのだけど、言うならば。はじめに「エスニックな花屋さん」から「花の甘みの強い桜餅」。

そういえば、私、桜餅の香りが大好きだった…。香りに厳しい旦那にも非常に好評。嬉しいのは、天然のアロマを使用しているのでキツく香る事はない。なので振りすぎて香害になる事がないのだ（あくまで常識的な使い方でね）

私は朝起きて顔を洗った流れで１プッシュ。ランチ後に１プッシュ。仕事を終えて１プッシュが定番となった。頑張りたい時、疲れすぎた日の寝る前にも寄り添ってもらっている。

自分のご機嫌をとるマイ香水

何が今までと違うというと…、付けた瞬間、心がスーと伸びをする感覚がある。それでいて、自分を守る優しいバリアができるような気分になる。「香りをまとう」とは、精神に「心地よい武器」を着せるようだ。「日常が少し息くるしいかも…」というタイミングで、美しい武装であり回復薬でもある香水を手に入れた…！

もし気になる方がいたら、こちらのナオミさんのinstagramからお問い合わせしてみて下さい。

ArcaNa.★   https://www.instagram.com/arcanaroma703/?hl=ja