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モデル起用どうする?インフルエンサータイプ比較!SNS担当者に贈ります。

SNS運用をしていると「SNSにアップする画像のモデル起用、どのタイプにするか問題」がついて回ります。

意外と情報が散らかっていて、勉強しにくい分野だと思います。時間のない方ですと、それを調べるのもちょっと面倒ですよね・・・。私がプレゼン制作の時に同封する比較表を公開することにしました。

抜けやもっとこの情報足した方が良いよ!というのがありましたら、ぜひ教えてくださいませ…!

最後に一覧表置いておきますので、ご自由にDLしてください。

SNSモデル起用比較。


【インフルエンサー編】


インフルエンサーをモデル起用する場合、自社アカウントに加えインフルエンサー個人のアカウントにアップするようにデータを共有する場合が多いです。

1投稿の一般的な投稿相場は1フォロワーあたり2〜3円。モデル撮影の場合は撮影代が別の場合が多いです。

「ナノインフルエンサー」・・・
フォロワー数、数千人~1万人以下

メリット
◯商品の売り上げをアップ向き
◯予算が安価
◯一部の特化したユーザーに発信(ターゲット特化)
◯フォロワーのアクティブ率が最も高い
◯生活感を演出しやすいので一般的な広告よりも広告臭が少なく受け入れられやすい

デメリット
◯エンゲージメント率が低い場合がある
◯単一の投稿だけで目立った効果を得ることは難しい
◯実績が出ない場合も多い
◯自撮りと他撮りの顔等の絵面クオリティの差が大きい場合がある


「マイクロインフルエンサー」・・・
フォロワー数1〜10万人以下

メリット
◯商品の売り上げをアップ向き
◯フォロワーが密接に繋がっていることが多い
◯口コミ的に多数へ発信が可能(ターゲット特化)
◯特定のジャンルのファンを増やせる

デメリット
◯単一の投稿だけで目立った効果を得ることは難しい
◯実績が出ない場合も多い
◯フォロワーがフォロースパム業者の場合も多い
◯費用対効果でバズるかどうか未知数
◯自撮りと他撮りの顔等の絵面クオリティの差が大きい場合がある
◯ブランド世界観が反映されない


「メガインフルエンサー」・・・フォロワー数10万人以上

メリット
◯認知度を上げるのに最適
◯口コミ的に多数へ発信が可能
◯広告よりも多くの人へ届く
◯広告/PR的なのコンテンツは、依頼ブランドの信頼性やクオリティがあればユーザーはある程度、許容する

デメリット
◯予算が1投稿につき10万以上と高価になる
◯単一の投稿だけで目立った効果を得ることは難しい
◯ブランド世界観が反映されない
◯費用対効果でバズるかどうか未知数


インフルエンサーを選定する際の指標

目に見える数値ですと
定量指標:フォロワー数、エンゲージメント数、リーチ数、インプレッション数、フォロワーの男女比、年齢分布、所在地分布、PR投稿の割合など

以上はインフルエンサーから提出してもらうのは必須になります。


内容が自社サービスやアイテムとマッチしているかどうかは以下をチェックしましょう。
定性指標:投稿ジャンル、投稿の雰囲気、投稿のハッシュタグ、投稿に付いているコメントの内容


【アンバサダー編】

そもそも「アンバサダー」とは、商品・サービスの認知度の向上のために代表的な役割を担う人のこと。

◯サービスを体現している
◯商品をプライベートでも愛用している
◯理念に共感している
◯組織とゆかりがある

などの条件が揃う必要があります。フォロワー数と比例する役割は上記のインフルエンサー編と共通することが多いです、

一般的な投稿費用は月契約0円(代わりに定期的な商品・サービスの提供)から10万以上と人によるので、随時契約が必要になります。モデル撮影費用は個人により異なる場合が多いです。

メリット
◯自社商品のポジティブなPRを行うユーザーが確保できる
◯Webサイトへの流入増加などを通して見込客が増える

デメリット
◯インフルエンサーと比較するとリーチできる人数は小さい
◯そもそも「アンバサダー」となりうるだけの熱心なファンを見つけることが難しい


アンバサダーモデル撮影&起用の際、採用の基準

◯商品・サービスに対して熱量の高いユーザーを募ることが大切
◯投稿画像や動画が自社製品とマッチしているか
◯自社のターゲットとアンバサダー候補者の属性がマッチしているか
◯自社専属のアンバサダーとして起用するのですから、競合他社の製品をPRしていない人を選ぶことも大切

ほか、指標はインフルエンサーと共通です。


【モデル編】

選定の基準は共通して「ブランドイメージを反映したヴィジュアル、理念、プライベートかどうか」になります。モデルの場合はインフルエンサーやアンバサダーのように、モデル個人のアカウントに投稿してもらえるかどうかはあまり期待しない方が良いでしょう。投稿してもらえる場合は、インフルエンサーと投稿金額は同等か交渉によります。

「プロ」・・・モデル業を生業にしている


メリット
◯ブランドイメージを確実に反映できる。
◯プライベートと商品・会社の理念にマッチした時、フォロワーが多い場合インフルエンサーになり得る
◯確実に絵面がいい
◯撮影時間に無駄がない
◯ファンが多い場合、ブランドへに注目度が上がる
◯撮影に持参できる服や小物が多い


デメリット
◯依頼費用が高価な場合が多い
◯人により画像使用期間に限りがある
◯モデルのアカウントに共有してもらえるか交渉が必要。

ギャランティ
事務所所属の場合、モデルの出演料 = 『肖像使用期間・出演期間』×『媒体(露出の多さ)』×『モデルの質』
フリーの場合は交渉。


「モデル(兼業)」・・・
モデル業以外にも別の仕事をしている。
兼業の割合は半々くらい。
(例)俳優、美容師、デザイナー、キャスティング、ダンサーなど


メリット
◯プライベートと商品・会社の理念にマッチした時、フォロワーが多い場合インフルエンサーになり得る
◯絵面が良さが安定している
◯撮影時間に無駄がない
◯ファンが多い場合が多い、その場合ブランドへの注目度が上がる
◯撮影に持参できる服や小物が多い

デメリット
◯依頼費用が高価な場合が多い
◯人により画像使用期間に限りがある
◯撮影時間がタイトな場合がある
◯プロのモデルより費用が高額な場合もある

ギャランティはプロのモデルと共通。


一般人・専門家にモデルをオーダー・・・
普段はモデル業をしていない。
何かに特化した特技や専門知識、知見のある人に頼む場合


メリット
◯ブランドイメージを確実に反映できる。
◯商品・会社の理念にマッチした時、フォロワーが多い場合インフルエンサーになり得る
◯フォロワーも理念がマッチしている可能性が高いので、商品・サービスへの反応が高い
◯一般的なビジュアルのモデルをアップすることで、ブランドのビジュアル以外の理念をストレートに表現できる

デメリット
◯撮影時間に縛りがある場合が多い
◯モデルを比べ絵面のクオリティが下がる
◯画像使用に耐えれるかは未知数

ギャランティ
交渉次第。撮影時にかかる食事や交通費以上の金額を提示するのがマナーとなります。

ハント方法
DMなどで直接声をかける。紹介。(募集は向かない)


SNSは変動が早いので、都度アップデート

SNSマーケティングは変動がとても早いので、2020年5月の状況になります。アップした瞬間でもすでに情報に古くなる可能性があるので、あくまで目安にしてください。


以上の比較をエクセルにまとめてました。調べれば分かることですので、ご自由にお使いください。※ご利用の際はこのアカウントを紹介していただけると嬉しいです。


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