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「こうなりたい」を叶えるために〜夫婦二人の奮闘劇〜


私の思い

小さい頃から英語が好きだった。
中学時代は英検受験に必死になり、大学ではTOEICに時間を注いだ。30歳手前になった今でも、人と出会い紹介される際に話題に挙げられるくらいのスコアは獲得できた。
しかし、会話がうまくできない。学生時代に経験した1ヶ月ちょっとの留学では、他国の同年代との差を見せつけられた。全く話せない訳ではないが、いつも一辺倒な表現になり、英語ペラペラ〜とは言い難い状態。理想はナチュラルな会話。教科書に出てきたようなものではない。これまで単語やフレーズのインプットはたくさんしてきた。アウトプットの場が足りないのだ。いつかペラペラに話せるようになりたいと思っていた幼いあの頃からもう何年経ったであろうか。
そして転機が訪れた。カナダ人の男性と結婚した親戚が夫婦揃って数ヶ月後、日本に帰ってくるというのだ。話すチャンス。今、変わるべきだと感じた私。
そして、そう思っていたのは私だけではなかった。

最強のパートナー

私の夫は好奇心旺盛で多趣味。社会人になってからも働きながら習い事をしたり、資格取得のために学校に通ったりするような熱いハートの持ち主だ。そんな彼も英語大好き。私たち二人の出会いも英語がきっかけだった。私たちは約三年前に結婚した。そんな彼に今の気持ちを話すと、とても共感してくれた。英語を話せるようになりたい二人。希望を現実に変えるために二人の秘策が始まった。

ナイトルーティン

始めたことは大きく二つある。
一つ目は、二人が揃う夕食時に一緒に英会話の動画を見て、シャドーイングしたりネイティブがよく使うフレーズを覚えたりすること。二つ目は、その日一日の出来事をお互いに英語で紹介すること。
シャドーイングは現地の人が実際によく使うフレーズや、発音、イントネーションを会得するのに役立っていると思う。またリスニングにもとてもいい。文書を見る前に耳から入れることで記憶に残りやすくなった。毎日、前日見た動画に出てきたフレーズを復習している。英語で行うその日の振り返りは、アウトプットに最適。どう表現していいか分からない時は、お互いに「この言い回しは?」とアドバイスし合ったり、文を組み立ててみた後にネットで適切な表現を調べたりしている。自分なりに相手に伝えようと英語を絞り出すことは良い訓練になっていると感じる。その中で、大昔に覚えた単語がぽんっと出てきたり、調べた例文の文法がすんなり腑に落ちることや、自分で同じフレーズを使って他のケースでの言い方にすぐ変換できることも多々あり、学生時代の勉強も無駄ではなかったのだと嬉しく感じる。一人だとなかなか続かないことも、二人だと習慣化されてきたのでパートナーには感謝だ。

これから

このように英語を流暢に話せるようになりたくて挑戦し始めた私たち。日々の積み重ねで少しずつでも変わっていければと思っている。冒頭でお話しした親戚夫婦が来日した際には、会話を続けられるようにすることを目標に二人でコツコツ続けていきたい。そしてそれがゴールではなく、将来生まれてくる子供たちに英語の魅力を伝えることができるようにするためにも、この習慣は崩さないようにしたい。

夫も私も取得したい資格、学びたい分野はまだまだたくさんある。年を重ねる毎に経験することや出会う人は多くなり、刺激を受ける機会も増える。昔は知らなかった楽しそうなことにもいっぱい出会う。だからいくつになっても学びたいという気持ちはなくならないと思う。心のアンテナを張り巡らせて生きていきたい。


#私の学び直し
#英会話
#夫婦

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