謎の体の不調の原因とは?
どうも
にし予防整体院の西口です。
今回は「自律神経シリーズ①」をお届けします。
皆さん、こんな経験はないでしょうか?
・病院で詳しく検査してもわからない謎の体の不調
・上記の結果、病院をたらい回しになった
・常に体がだるい、何もやる気にならない
実は、私も4年程前にこのような経験をしました。
夜中の激しい頭痛が1ヶ月間続き、脳神経外科、内科に受診し検査をしましたが原因がわからず。処方された薬を毎日飲み続けましたが症状は改善されず。
その時は、引きこもりになり外部との接触を避けていました。
これではダメだと思い、友人と会ったり、旅に出たり、山に登ったりする中で徐々に症状は改善していきました。
この不調の正体こそが
自律神経の乱れ
自律神経が乱れると様々な心身の不調があらわれます
私も辛い思いをしたからこそ自律神経の大切さがわかります。
また、過去10年間多くの患者様を治療してきましたが、自律神経の乱れによる不調を訴える方を多く経験してきました。
今回は、「自律神経の役割」「自律神経の乱れにる心身の不調は何か」をお伝えします。
まず自律神経の前に、「神経」とは何かをお伝えしましょう。
「神経」とは、脳と体の各期間が互いに情報を伝える道です。体の外側、内側から情報が伝わり、様々な動きや反応を引き起こします。私たちが痛みを感じたり、匂いを感じたり、美しい景色をみて感動したりなど、全て神経による情報をもとに起きている反応なのです。
神経は大きくわけて2つにわけられます
中枢神経:脳から脊髄へとつながる末梢神経:脊髄から全身への隅々までのびる
末梢神経:「体性神経」と「自律神経」とにわけられる
自律神経ってどんな役割がある?
☆内蔵の働きや血液の流れに関わっている
☆自律神経は自分の意思でコントロールすることができない
例
・心臓を動かして血液を全身へと送る
・呼吸をする
・食べ物を消化し栄養素を吸収する
・体温調節
このように自律神経は、人間の生命維持に必要不可欠なものです。
自律神経の乱れによる症状は?
心の不調(脳)
・気分が落ち込む
・何をするにも億劫に感じる
・イライラする
体の不調(体)
・めまい、頭痛
・動悸
・肩こり
・腰痛
・冷えやむくみ
・不眠
・便秘や下痢
など
このように、心と体にあらゆる不調をおよぼします。
しかも、1つの症状だけ現れることは少なく、複数の症状を訴える方が多いのが特徴です。なぜなら自律神経は全身につながっているからです。
まとめ
・謎の心身の不調は、自律神経の乱れによる可能性が高い
・自律神経は、生命維持するのに必要不可欠
・自律神経は、心と体に様々な不調をおよぼす
・自律神経の乱れによる心身の不調は一つだけでなく複数であることが多い
今回は、自律神経とは何かを役割と症状にわけてお伝えしました。
ご覧の方も人生の中で一度は自律神経の乱れを経験した方したり
もしかしたら、現在謎の不調で悩まれている方もいるかもしれません。
そのような方々のお役に立てる記事になれば幸いです。
次回は、「交感神経と副交感神経の役割」についてお伝えします。
シリーズでは、自律神経を整えるためのセルフケアの方法や生活上の注意点までお伝えしていきます。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
では、またお会いしましょう。
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