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映画「あのこは貴族」 監督:岨手由貴子

#映画感想文

「女性としての幸せ」と「東京」を描く映画でした。
東京と地方、貴族と庶民。
全く違う世界でありながらも、どこか似たような面があるのを感じさせられました。

主人公の二人の人生が交錯する不思議な物語。

主人公の華子は、何不自由なくどころか庶民から見れば普段から贅沢な暮らしが日常の、いわゆる貴族。
ある日、婚約者に突然別れを告げられ、親から縁談を持ちかけられる。しかし、そのお見合い相手はなかなか難ありな人だった。
華子曰く「普通の人」を求め、周囲に相談し相手を紹介してもらうものの、認識のズレに戸惑い失敗続き。
そこで身内からの紹介で幸一郎と出会い、結婚に焦っていた華子は彼との結婚を決める。
しかし、幸一郎の背後に美紀という女の影が。
ここから華子と美紀の人生が交錯する。


あらすじは以上ですが、ドロドロラブストーリーではありません!
華子と美紀が喧嘩をしたりするシーンはなく、美紀との出会いで華子の人生観が変わっていくお話です。
華やかな衣装や場所が多数登場するので、ラグジュアリーな雰囲気を感じたい人にはおすすめです。

女性の幸せってなんだろう、色んな考え方・価値観があり、どう人生を歩むのか考えさせられる作品でした。
書籍が原作らしいので、本の好きな方はそちらを読まれてもよいかと思います。

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