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三重交通さんに質問してみた


三重交通さんに質問してみた

質問をするまでの経緯

2024年1月26日~27日頃
三重交通がインターネット上に公開していた、「三重交通運転手募集」の広告の女性キャラクターが「性的である」「性差別にあたる」として、フェミニスト達が(主に、Twitter上で)三重交通を叩き始めました。
フェミニストの主張は主に「デザインを変えろ」というもの。
なお、「三重交通運転手募集」の広告に掲載されているキャラクターというのは、三重交通創立80年を記念してデザインされた「三重交通公式キャラクター」でもあるそうで、これから「三重交通公式キャラクター」として様々な所に出て来る予定のキャラクターだそうです。

三重交通公式キャラクター、名前募集より

2024年2月12日(月)
しかし、フェミニスト達からの批判・苦情に対し三重交通は毅然とした態度で「デザインを変更するつもりはありません」と返答。
その毅然とした態度は、2024年2月12日にの午前中公式キャラクターへの批判に動じなかった三重交通「文句を付けたもの勝ち」の風潮にブレーキかけた意義というニュース記事にもなりました。
Twitter(現:X)上でフェミニスト達に同調した発言をし、三重交通を攻撃していた人物の中に、たまちゃんという人物がいて、このたまちゃんという人物が、上記の記事が出たのと同じ2024年2月12日の午後に、下記の投稿を行いました。

https://twitter.com/a_tamago_neko/status/1756887651708526700

たまちゃんは、愛知県名古屋市のバス会社で路線バスの運転士として働いているそうです。
ただ、路線バスの運転士として働く事に精神的に疲れを感じていて、2023年12月頃に退職願を会社に出していて2024年2月中旬(2月15日~20日頃)に退職する事が決定している状態だそうです。

このたまちゃんの発言を発端に、フェミニスト達が一気に三重交通に対する攻撃的な言動をTwitter(現:X)上で行う様になりました。

そこで、「本当に三重交通はたまちゃんの勤務先にたまちゃんのTwitter(現:X)上での発言について削除を求めたのか?」を確認するため、三重交通さんに質問してみました。

三重交通さんに質問した結果

先ず結論から

先ず、結論から言います。
三重交通さんからは、要約すると下記の様な意味合いになる回答が届きました。

  • 三重交通さんは「たまちゃんの勤務先にたまちゃんのTwitter(現:X)上での発言について削除を求める」等の行動は一切行っていない。

  • 但し、たまちゃん問題の投稿については把握している。

  • ただ、この投稿に対して法的措置を取る事は考えていない

  • 今後(2024年2月13日以降)たまちゃん「企業(三重交通)に対する名誉毀損で確実に損賠賠償判決を取れる投稿」を行った場合は法的措置を行う事は考えている

  • 2024年2月13日以降、たまちゃんのTwitter(現:X)での投稿については弊社(三重交通)の顧問弁護士に一つ一つ確認してもらっていて「企業(三重交通)に対する名誉毀損で確実に損賠賠償判決を取れる投稿」が為された場合は速やかに法的措置を取る準備はしている。

  • 但し、今(この回答が有った2024年2月16日まで)の所、たまちゃんのTwitter(現:X)での投稿に「企業(三重交通)に対する名誉毀損で確実に損賠賠償判決を取れる投稿」は無いというのが結論。

ということで、上記の(2024年2月12日の)たまちゃん投稿については、「まだ1回目なので」許容し、法的措置の対象には含めない形として、今後「企業(三重交通)に対する名誉毀損で確実に損賠賠償判決を取れる投稿」が行われた場合のみ法的措置を行う方向で考えているとのことです。

回答から当note主が推測した事

ここからは当note主が、問い合わせの回答を読んで立てた推測です。

おそらくですが、当面(3月末)ぐらいまでは、たまちゃんのTwitter(現:X)での投稿については、三重交通の顧問弁護士は目を通すのではないかと思います。
その上で、3月末ぐらいまでに「名誉毀損で確実に損賠賠償判決を取れる投稿」が無ければ「名誉毀損に確実に該当する投稿を行う危険性無し」と判断される形になるのではないかと考えられます。

一企業が弱小な個人をの言動をずっとチェックするなんて面倒臭い事は、まともな企業なら行いませんからね。

その点を踏まえると、3月末ぐらいまでにたまちゃん「名誉毀損で確実に損賠賠償判決を取れる投稿」をすればたまちゃんはアウト、しなければセーフで、この件は終わるのではないかと思います。

なお、一般的な法律の話として企業に対する名誉棄損は、個人に対する名誉棄損よりも損害額が大きくなる傾向が有る事から、個人に対する名誉棄損ならアウトになるレベルでは企業に対する名誉棄損でアウトになる事は無い傾向が有ります
企業に対する名誉棄損が裁判で認められる基準は、「このレベルの名誉毀損なら政治家に対してでもアウトになる」ぐらいの所になります。

この件に関してたまちゃんを攻撃している方へ

この件に関してTwitter(現:X)上には「三重交通に法的措置されろ」等と、たまちゃんにリプライを送っているアンチフェミニストの方等が少なからず居ますが、そうしたアンチフェミニストの方々に言います。
「落ち着いてください」
三重交通さんは、創業80年というそれなりに老舗企業です。
そんな老舗企業が簡単に法的措置なんて行ったら企業イメージが良く無いという事は、三重交通さん自身が良く解っています。
故に、三重交通さんは、広告に対してフェミニストから文句が出た時点からずっと「どっしりと構えて動じない」という対応を続けています
それなのに、「三重交通に法的措置されろ」と皆さんがたまちゃんにリプライする等をするのは、「三重交通さんを信用していないのか?」という印象になるので良く無いと思います。

三重交通さんを本当に応援しているのであれば

三重交通さんを本当に信用し、応援している方は、今週末の三連休(2024年2月23日~25日)に急遽三重旅行でもして、三重交通さんにいっぱいいっぱい乗ってあげて下さい
その方が、三重交通さんとしては、応援されていると感じると思います。


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