見出し画像

フェミニストとアンチフェミニストのデモ

AV新法

今年、2022年の4月・5月と、「AV新法」という単語がTwitterの一部を騒がせていた。

フェミニストとアンチフェミニストのデモ

長々と説明するのも何なので、下記のまとめから経緯を引用させてもらう。

2022年4月1日より、日本では成人年齢がそれまでの20歳から18歳に引き下げられました。
これにより、成人したばかりの18歳が望まない契約を結ばされた場合等に契約をキャンセルできなくなる可能性が有るなどのデメリットが以前から示唆されていましたが、特にAVの製作に当たって、AVに出演契約を結んだ成人者(18歳・19歳)が出演契約を後から取り消せなくなるのは特に危険ではないか?という視点から、フェミニスト達は
「18歳・19歳の人に契約の取り消し権を付与する法律を整備せよ」と、2022年4月より声を上げる様になりました。
政府もそういった危険性は当然考えていたらしく、そういう方向の法律を整備しようと国会で議論が行われる様になりました。
しかし、フェミニスト達は「国会で考えられている新しい法律の条文では不十分」であり、「国会で現在考えられている新しい法律では、AVを合法化するだけだ」と主張して新しい法律を”AV新法”と呼び、”AV新法”に反対する流れになりました。

フェミニスト VS 表現規制反対派 2022年5月22日「新宿駅東口事変」

こうした流れの中で、前述のまとめにも書かれている通り、「#AV新法に反対します デモ」というデモが開催されるに至った。

そうした中、#AV新法に反対しますタグを使用していたフェミニスト達の中は「#AV新法に反対しますデモ」を開催しようという流れになり
デモ名:#AV新法に反対しますデモ
日時:2022年5月22日 17時半から
場所:新宿駅東口
と、デモが行われる事が決定しました。

フェミニスト VS 表現規制反対派 2022年5月22日「新宿駅東口事変」

しかし、フェミニスト達がAV新法に反対する動きに対し、現役のAV女優数名等から
「実際のAVの撮影現場ではそんな事は起こっていない」
「AV新法に反対している人達の要望通りの法律が通ってしまえば日本ではAV製作会社は廃業せざるを得なくなってしまうし、AV女優は職を失ってしまう」
「実際にAVに出演している人達の意見を汲み取っておらず、セックスワーカー差別になっている」

といった声が上がりました。
そして、それらの現役AV女優の声に賛同したアンチフェミニスト(表現規制反対派/オタク)等により、#AV新法に反対しますデモと同日同時刻に同じ場所で、カウンターデモを行う事が計画され
デモ名:#セックスワーカー差別集会に抗議します デモ
日時:2022年5月22日 17時半から
場所:新宿駅東口
が行われる事となりました。

フェミニスト VS 表現規制反対派 2022年5月22日「新宿駅東口事変」

という流れが、2022年の4月~5月にかけてあった。
前述のまとめは、デモ当日の現地の様子をまとめた物だそうだ。

カウンターデモ実行というアクション

上記のまとめ以外に、noteで検索をかけていたら、当日現地へ行ったという人が書いているnote記事を見付けた。

上記のnote記事に対して、私がコメントした事を、こちらにも書いておこうと思う。

その前に一言言いたい。

私は、フェミニストが行ったAV新法反対デモに対して、今回、アンチフェミニストがカウンターデモを行った事をとても支持したいと思っている。
その上で、下記が私の意見となる。

記事主が赤(アンチフェミニスト)陣営の立場で有るせいか、紫(フェミニスト)陣営を貶す意見、紫(フェミニスト)陣営を最初から低く見ている傾向が記事自体に有る。

それ自体は悪い事だとは言わないが、どちらかに属する立場だからこそ、対立陣営を持ち上げた見方をする事が相互理解のために大事ではないかと思う。
対立陣営を持ち上げる事のできない争いは、決して相互理解を生まないというのが私の考え。

今回、フェミニストのデモに対して、初めて同じ日時、同じ場所でカウンターデモを行うという行動が行われたわけだが、これについては昨年に私がこちら(https://note.com/24b3w/n/n0b49ddb2ea05)の記事で、「今後はそういう行動が必要になってくる」と説いていた事であり、カウンターデモを行った事自体に意味が有ると思う。
この一回で終わらず、今後、フェミニストのデモに対して、同じ日時、同じ場所でカウンターデモを行うという対抗手段は増やして行った方が良いと考える。
両方のデモ、紫(フェミニスト)側も赤(アンチフェミニスト)側も、どちらにも言える事だが
紫(フェミニスト)側もデモの主催者が誰なのかを伏せ、問い合わせ先を出していなかった

赤(アンチフェミニスト)側も私が確認した範囲では主催者が誰なのかが明らかにされず、問い合わせ先も出していない
双方とも、Twitterでデモ用アカウントが作られて告知されている形のデモだったのは良くなかったと思う。
少なくとも、赤(アンチフェミニスト)側は主催者が誰なのかと主催者の問い合わせ先を「カウンターデモなのだから」公表すべきだったと私は考えている。

参考「小田急線刺傷事件関連の記事」
https://note.com/24b3w/m/m926280aab26c

「AV新法反対デモへのカウンターデモに行ってきた報告と感想(2022/05/22)」コメント欄より

なお、聞いた話では、アンチフェミニスト側のデモの主催関係者には、東京都大田区議会の、おぎの稔議員が関わっているという噂を小耳に挟んだ
この噂が本当かどうかは定かではないが、もし本当なのであれば、「今後も、フェミニストのデモに対して積極的に、同日同時刻に同じ場所でカウンターデモを行うという活動をして欲しい」と、おぎの稔議員に伝えたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?