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推しシティこと尾道市にお布施した話。

#尾道 #スキーマ建築計画 #READYFOR #クラウドファンディング

・残業代を有意義なことに使いたかったので貢いでみた

本記事の要旨は以上。今回は推し活の一環として、上記のクラウドファンディングに参加しました。あるご縁で大好きになった尾道市に、間接的にではあるけどまた関わりたい、もっと貢献したい、次いつ行こうかなというお話。

・過去のクラウドファンディングについて

学生時代のとある夏休み、尾道の「あなごのねどこ」というゲストハウスでフリーアコモデーションの仕組みを使って働きながら、二週間暮らした経験があります。そのご縁で尾道にちょっとした思い入れがあったことから、これまでにも、クラウドファンディングの仕組みを使って尾道を支援した思い出があります。

その建物は、尾道滞在時、尾道空き家再生プロジェクトに参加し、内部を見せていただいた記憶があります。複雑な形状とそのこだわりの設え、いつ完成するかわからないというサグラダファミリアのガウディから取ってガウディハウスと呼ばれていました。というか、この記事を書こうとするまでほぼ忘れていました。ふと思い出せたのも今回のクラウドファンディングのおかげなのですが、その後どうなったのか調べてみるとしっかりと進んでいました。一棟貸しのレンタルスペースとして12年の歳月をかけ再生完了しているようです。

尾道空き家再生プロジェクトの主催者などを知っていたからという関係性があったから、応援したという経緯がありますが、間接的にでも関わった場所が完成し、利用されているというのは気持ちがいいものですね。

・関係性を作った状態でスタートできるクラウドファンディングという仕組み

さて、今回のクラウドファンディングについては、尾道という舞台であるものの、全く情報を知らない状態からのスタートでした。たまたま友人から、こんなクラウドファンディングあるけど一緒に一口どう?とお誘いされた感じでした。

建築学科卒なのでスキーマ建築計画、長坂常さんの名くらいは知っていましたがHPすら見たことなかったです。すみません。

このHPちょっと見づらいな。

プロジェクト自体は既に動き始めていて、トークイベントやワークショップなどが始まっているみたいです。完全に乗り遅れましたね。今後の動きはウォッチするとして。

昨今の流れとして「オープン化」という考え方があると思います。デジタル時代の到来とともに行政のオープン化や企業のオープンソースの公開など、これは知見を個のもとに留めずに共有の財産としようという意味だと思いますが、同じように本クラウドファンディングもノウハウの共有を掲げていました。

一つ一つできあがっていく喜びを、皆さまにお裾分け
 ―工事のノウハウをすべてオープンソースとして共有する

https://readyfor.jp/projects/llovehouse_onomichi

クラウドファンディングにはお金の対価として返礼品が付き物ですが、今回の場合だと、Tシャツに付随して「オープニングへの招待」が入っています。これが「関係性を作った状態でスタートできる」につながる話なのですが、ただのお布施でなく、その後があるという確約付きという部分が、今のクラウドファンディングのいいなぁと思うところです。

もう一つ、良かった点がありました。今回の対象建物の中でお布施する「場所」を選択できたこと。メニューが①~⑮までありました。どこまでその選択が反映されるのかはわかりませんが、選べる楽しみがあったのでお布施の気持ちよさ三倍増しでしたね。ちなみにお裾分け「⑮管理運営」を選択しました。結局のところ、自分が一番重要だなと思うところに投資したイメージです。将来的に、

「ここの管理運営の一部を自分のお金が担っているのかもしれない」

なんて言いながら見に行く楽しみがあるという事ですよ。関係性なんてそんなものだと思います。もっと関わりたいと思うかもしれませんし、この距離感のまま完成を見守るかもしれません。スケジュールを見るに、10月にはオープンするみたいです。どういう使い方を構想しているのか、クラウドファンディングの本文からだと読み取れませんが、新しい文化交流の場を想定しているみたいです。

いずれにしても今年中に一度尾道に遊びに行って様子を確認しに行こうかなと。何か進展があれば今後も追記したいと思います。それでは。