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自殺未遂からの気づき③(最後の晩餐編)

自分はあの時どうしていたら良かっただろうか?

未だに考えてしまいます。

自らの命を絶とうとしてしまった過ちに、、、

あの時の自分に「もっと甘えてもいいんだよ」と一言伝えたい

この言葉を過去の自分に送ります。

・・・伝わっているから今の自分がいるのだと信じます・・・



 
 最後の晩餐は

そんな事を考えていました

買ってきた七輪と練炭を乗せてバイクで走りながら

晩飯感覚で考えていました、でも今までで一番に考えて悩んだ晩御飯

自分は関東出身なので地元のラーメンの味に懐かしさを覚えていて

当時働いていた関西には家系ラーメンが少なく

家の近くに家系ラーメン風?(正確には家系ではないのですがスープと麺はほぼ家系で美味)

によく足を運んでいたので地元の味のラーメンを食べたいな

っと思いラーメンに決定、店に到着し

いつも頼むチャーシュー麵とライスを食券で購入し

いつもの店長が寡黙に作ってくれていました

そのお店がオープン当初から自分は通っていたので

多分3~4年は通っていたと思います

少なくても月1、多い時では週1は通ってましたねw

店長とは近所で何度かすれ違った時は笑顔で会釈をしてくれて、顔は覚えてくれていたのでしょうが

お店に行った時は他のお客さんと変わらない対応と目があった時の言葉には出さない「また来てくれたんやね!」

の微笑みが居心地が良く、更に味も良し、通い続けていたらいつの間にか繁盛店に

お昼時は並ぶ覚悟がないといけないお店に、そんでもって二店舗目もオープンと

自分が好きなお店が繁盛してくれて自分の事みたいに嬉しかった記憶があります

しかしそんな思い出を振り返る余裕が無かった

地元の味で大好きで一番通ったお店のラーメン。

一口づつ味を噛みしめながら、これからやろうとする事を忘れる位に味わって、今でもその時の味は忘れられない味です。

あれから一度も食べていない、、その時はまた行く事なんか考えてもいなかった

これから自分はいなくなるのだからと。。



#うつ病 #自殺未遂 #メンタル #エッセイ

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