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自殺未遂からの気づき⑦(思い出の町編)

自殺未遂後、2日しか経っていないが両親が来て自分的に少し落ち着いた

あのまま一人で居たら今頃どうなっていただろうか?

また同じ過ちを繰り返していただろうか?

今思うと物凄いタイミングで両親が来てくれた

神様が導いてくれたとしか考えられない

まだお前は死ぬ定めではないと言ってくれている様だった

そんな事に気づくのもまだまだ先の事だが・・・



両親と色々と話をした

今までの仕事の事や自分の生活環境

悩んでいた事、今の自分の気持ちを出来るだけ正直に

両親は優しく聞いてくれていた

父がふと「もう地元に帰って来なさい」と柔らかい声で言ってくれた

自分も「うん、そうする」と答えた

心の張り詰めていた緊張が解けていくのが分かった

今後の引っ越しの予定などをある程度計画し

両親の勧めで実家で療養することになった

今まで誰にも頼らずにシャカリキに働いてきた自分は

何だっただろうと、意味に無い時間を過ごしてしまったのかと

自分自身を蔑み、また周りの環境や人のせいに

そんな事が頭の中でグルグル回っていた

そんな顔つきを見た父が「少し外へ散歩でも行こう」と提案してくれた

あまり自分は乗り気では無かったが自分の住んでいた町を観てみたいとの事で

重い腰を上げて散歩に行く事にした

関西の駅前の多くは駅前商店街が賑やかである程度の物は商店街で揃う

飲食店も多く関西ならではの活気があり

両親も目をキョロキョロしながら歩いていた

自分が働いていた所やよく行くラーメン屋

お世話になっていた方の事務所、駅前名物大阪の変なおっちゃん

歩きながら目に付く所、色々説明して散歩した

帰りによく買って食べていた、たこ焼きを買って帰り

本場のたこ焼きに両親も絶賛していた

両親の顔を見ながら

自分が犯してしまった事を考えてしまう

両親の顔を見ながら

心が安らいでいる自分も感じた

自分は恵まれていると、一人じゃないと

そう心から思える日は必ず来るから

少しづつゆっくりと感情を心を

お前は取り戻して行けるから

大丈夫

今の出来事も自分の糧になる日が来る

失敗じゃない経験したのだ、人が出来ないような経験を

そう昔の自分に送るメッセージ


#うつ病 #自殺未遂 #メンタル #エッセイ #コラム

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