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自殺未遂からの気づき⑨(幼少期からの気づき編②)

ふっと立ち止まって過去を振り返って見る

今の自分は過去の自分が無意識に選択して叶えた結果が今である

辛い自分も楽しい自分も全て自分が叶えたモノ

と言う事は今の自分が未来に本当になりたい願いも全て叶う

今の叶えたい、なりたいと思う意識が

未来の自分になる

これは絶対の法則だと自分は思う

これに似たことを「宇宙真理」と中村天風先生は言っていた


父が帰ったあと母と二人きりになった

引っ越しするのはまだ一ヶ月近く先だが少しづつ片付けようと

部屋をゆっくりと二人で片付けすることになった

別に片づけをする必要は無かったと思うのだが

二人きりで何かをしていないと空気が重かったからだと思う

何かを話す訳ではなかったが

母と二人きりは何年振りだったか思い出せないほどだった

実家に居る時は父や弟、妹の誰かが家にいたので

こんなに長い時間二人きりだったのはいつ振りだろうと考えだしていたのを覚えている

弟が生まれる前、再婚して父と住む事になって

母の実家から自分と母の二人で上京して来て頃を思い出した

知らない土地で、折込チラシで見つけたのだろう近くのスーパーや色々なお店に買い物に行ったり

近くの公園も歩きながら発見したのだろう

二人で散歩した記憶がある

新しく引っ越してきた所は築何十年経っているか判らないくらいのボロアパートだった

トイレが汲み取り式の所謂ボットン便所

そのトイレが怖くよく夜は母にトイレのドアの前で待っていてもらっていた

父は仕事が夜勤があったりと忙しくあまり家に居る記憶は無く

母と二人で食事をすることが多かった

自分はおじいちゃん子だった

食事をしながら母の実家の事をよく自分から話していた記憶がある

おじいちゃんとこ何時行くの?同じ年の従弟と仲良かったので何時遊べるの?

おばあちゃんの事、飼っていた柴犬のももの事

小学校に上がる前の自分の世界はまだ引っ越しても変わらなかった

母の実家にまだいたのだろう

母はなんて答えていたかは覚えていない

きっと聞かれるのは嫌だったのだろうと思う

祖父は厳しい人で再婚して家を出て行った時も

反対する祖父を半ば駆け落ち同様に上京して来たと後になって聞いたことがある

そんな事も知らず無邪気に聞いていた

いつの間にか自分も母の実家の事は言わなくなっていた

子供ながらに気を使っていたのだろう

小学校に上がった初めの夏休みに東京駅まで両親に送って貰って

新幹線に乗るだけだが一人で祖父祖母の家まで行った

新幹線の降りる駅を教えて貰い、不安と祖父達に会えるワクワク感で

里帰りした記憶がある

母は来なかった、祖父と確執がその時はまだあったのだろう

しかし自分は祖父祖母の家が好きだった

中学に上がる前までは春休み夏休み冬休みと

習い事していたサッカーに予定が無い限り必ず帰っていたと思う

同い年の従弟とも帰ったら毎日遊んでいた

小学校にも友達がいたが従弟とはそれ以上に心を開いて慕っていたと思う

そんな事も影響して小学校の友達に従弟とは違うのだと気を使ったり壁を作ったりしていたのだろう

幼少時代の記憶を思い出すと自分の人格形成がどの様にして成り立ってきたか

自分が変わろうと思い、何からしていいか判らなく苦しい時に色々な気づきを見つけてくれた

#うつ病 #自殺未遂 #メンタル #エッセイ #コラム

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