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「人との繋がり」が資本になる

いかに「時代に即した教育」ができるか。
今日は時代の流れと教育というテーマです。

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今起きていること

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「VUCA」という言葉があります。

VUCAとは
Volatility:不安定
Uncertainty:不確実
Complexity:複雑
Ambiguity:曖昧
の頭文字をとったもの。

V・U・C・Aこれらの4つの要因により
現在の社会経済環境が極めて予測困難な状況に
直面しているという時代認識を表す言葉です。

これからますます時代の変化が激しくなり、
尚且つ何が起こるかわからない。
予測不能な時代になるということです。

教育についてもオンライン化やそれに伴う二極化、
生涯教育の重要性、学位の見直しなど
これまで考えられなかった変化が訪れています。

従来の「答え合わせの教育「正解ありきの教育」が
通用するとは到底思えません。
いかに時代の流れに応じた教育を施せるか。
この点がとても大事だと最近つくづく感じます。

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いかに「無形資産」を蓄えられるか

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これまでは有形資産(お金や不動産、社会的な地位など)を
より多く持つことが成功の証でした。

有形資産が大切であることは
今でももちろん変わりません。

しかし、変化の激しい時代に対して
有形資産の蓄積だけで対峙することは
非常に困難です。

大事なのは無形資産を蓄えることです。

無形資産は以下の3つ。

<生産性資産>
給料を得るためのスキルや知識、
キャリアアップのための資産など。

<活力資産>
心理的幸福感を得るための資産。
具体的には心身の健康や良好な人間関係など。

<変身資産>
大きな時代の変化(AI化、テクノロジーの進化など)に
適応して、自らを変化させていくための資産。
十分な自己理解、多様な人的ネットワークなど。

以上が無形資産の特徴です。

私はこれを知った時、ますます“人との繋がり”が
大事になると感じました。

知識やスキル、つまり生産性資産は「人」から
得ることがほとんどだと思います。

活力資産は「人」と良好な関係を
築くことによって得ることができます。

チャンスはご縁によってもたらされます。
キャリアアップやキャリアの変更、
新たなスキルの習得も「人」からです。

無形資産の基盤にあるのは
「人との繋がり」と言っても
過言ではありません。

予測不能な時代を生き抜くためには
いかに良好な人間関係を築けるか。
いかに人との繋がりを築くことができるか。
ますます大切になっていくのでしょう。

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「人との繋がり」が資本になる

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コロナウィルスにより
あらゆる分野でオンライン化が
進みました。

どこかで
「ネットとリアルの境目が
なくなってきた。」ということを
聞きましたが、まさにそうだと思います。

私が講師を務める学習塾もリアルとオンラインの
ハイブリッドです。

群馬の沼田市でリアルに授業をする一方、
群馬県内の子供たちはもちろん
大阪、京都、広島、愛知など全国各地の子供達が
オンラインで授業に参加してくれています。

生徒同士で画面越しの交流も生まれ、
以前より刺激的な学習塾になりました。

このような流れが今後も続くでしょう。

人と繋がれる「スキル」を持っている人は
ネットを駆使してあらゆる人、多様な人たちと
繋がりを作ることができます。

それはイコール「可能性が広がる」
ということです。

これからの時代を生き抜くためには
人と繋がる「スキル」が必須になるように
感じます。

“「人との繋がり」が資本になる”
とおっしゃるのは
スタンフォードオンライン高校の
星友啓校長です。

ネットとリアルの境目が
なくなってきた今の時代だからこそ、
人と良好な関係を築く力が
必要なのだと思います。

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「話し方」が上手である必要はない

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「人との繋がり」が大事だと言っても、
話し方が上手ければOKというような
次元の話ではないと考えています。

巧みな話術によって
知り合いが増えました。
人脈が広がりました、、

だからなんだと言いたい。

そんな薄っぺらい関係を
築くことに私は価値を感じません。

変化の激しい時代、
予測不能の時代

そのような時代の中で
人との繋がりを築くためには、
自らの価値を人に与えることです。

「話し方」というのは
良い人間関係を築くための
本質ではありません。

大事なのは
目の前の人に「与える」ということが
できるかどうかだと思うのです。

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