PENTAXのワークショップで岡本尚也さんと撮り歩く(K-3 Mark III / FA43mm Limited / DA16-85mm)
今日はこちらのワークショップで、写真家の岡本尚也さんと天満橋近くをスナップしてきました。岡本さんというと、デジカメWatchでよくPENTAXの新製品レポートをやってる方ですね。
しばしば大阪にもいらっしゃるそうなんですが、やはり本拠地は東京で、PENTAXのワークショップでも大阪ではあんまりなかったんじゃないかな。私が見落としてるだけだったらすいませんだけれど。
で、PENTAXの製品PRイベントでもあるので、K-3 Mark IIIと、HD PENTAX-FA 43mmF1.9 LimitedとHD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6の貸出がある。
私はどれも持ってない。
8月28日の大阪天満橋は、雨降る感じじゃないけどそこそこ厚い曇り空。光線状態はほぼフラットになってる天候でした。
撮り歩く場所もほんとに、旧リコーイメージングスクエア大阪の回りで、あそこに通ってた我々にはすっかり撮り慣れたエリア。
開始前のブリーフィングのうちに、ほのかを使い慣れたカスタムにセットしておいて万全。曇ってるときはこれ。
それから、講評はJPEGでやるということで、また、今日うっかりSDカード忘れてきて慌ててコンビニで買った16GBのEXERIA BASICしかなかったんで、撮影も久々にJPEGで。普段露出を後で直すような手抜きのためにRAWなんだけど、今回はそんな甘えはないぞ。
FA 43mmF1.9 Limitedで
で、私は最初はFA43mm Limitedをつけてスタートしました。
FA31mm・DA40mmXS・FAマクロ50mm・DA70mmと単焦点が並んでる中で43mmを足すのかというと、いや写りは全然は違うだろうと思いもするんですが、流石に迷いもする。うーん。欲しいけどね。
で、最初はOMMビルの裏というか、遊覧船の乗船口になってる方へ。
これがPENTAXの誇る名玉なのはわかりきったことではあるんですが、やっぱり撮った写真見ると欲しくなってしまうな……。
DA 16-85mmF3.5-5.6で
天満橋の下を過ぎたあたりで一旦レンズ交換。
こっちは現代的なかっちり写る標準ズームだと評判のやつ。うちのDA17-70mmF4もさすがに古いし、気になる一本ではある。標準ズームあんまり使わんし、旅行用に荷物減らしたいとかなら18-135mmの方かも、とか思いもしますが、さて。
DA16-85mmは、さすがに現代的に高度に普通に写るレンズですね。確かに評判だけはあるな。
防滴だからか、ズームリングがかなり重く感じられるのがちょっと気になった。サイズも割とある。そんなに重量は感じないですが。
良いレンズではありそう。ただ、FA43mm LimitedとDA★200mmに挟まれた試用というのはちょっと過酷すぎたかもしれないな……。
あと、歪曲収差補正はかける前提っぽくて、広角端でかなりひん曲がってるカットを見たんですが、渡されたK-3IIIはなぜか補正オフ設定だったんですよね。デフォルトそうなのか?
DA★200mmF2.8で
昨日買ったレンズをK-3IIIでも試したいので。
K-3 Mark IIIのインプレッション
使ってみると、まず重いというのは思ったほど気にならなかったかな。
普段使ってるK-70は、装備重量で688g。K-3 Mark IIIで820g。150gくらいの差。思ったほど変わらんな。K-1 Mark IIだと1010gになりますが。
ただ、私は普段K-70をリストストラップで使う派で、ずっと片手にかかり続ける重量が増えるのは影響あるかもしれない。
UIはだいぶ変わってて、まあ慣れの問題ではありますが、流石に最初の試用だとどこに何があるか探し回っちゃったな。どこかに以前と同じ項目はあるので、見つけてしまえば問題はないです。
すぐ変えたい項目はINFOボタンのメニューに入れちゃうしな。
まあこのあたりは、自分のものにしたら自分用にしていくでしょう。
触った感じの上質さは確かにある。特にK-70はシャッター切るとパコンとしたちょっと安い感じの音がしちゃうところ、K-3IIIは流石にジェントル。
まあ、他の部分はK-70も決してチープな感じはないんですが、K-3IIIはそもそもかけてるコストが違うからな。
しかしAFターゲットのセレクター、どうも私の指に合わなくて、上下移動を入力してもスルーされがちなのなんでだろう。これ発売直後のタッチアンドトライでもそうなってたんだけど……
やはり圧倒的に良いファインダー、しかも43リミとかDA★200mmとかつけて見ると本当に気持ちがいいな。K-70でも明らかに価格に対して良すぎるくらいのファインダーついてるんですけど、その上。
そしてそういうファインダーをつけるコンセプトだからこその、バリアングル液晶なし。今回もやっぱり超ローアングル撮影をやって、ライブビューが使えなくて苦戦してました。ううう……。
講評会
2点講評ということで、この2枚出してました。
どういう講評を頂いたかはワークショップの味噌だから書かないのだけど、なんだろうな、他の方の作品と見比べてみると、私の撮り方はあまりにも小さく切り取ることに偏重しすぎてるかもしれないな。
かなり多数撮ったものを挙げたけれど、場所の情報がほとんど入ってない。これもはやスナップ写真というより、外で物撮りしてるな。
私多分どんな街に行ってもこんな写真撮れるだろうけど、どこ行ってもこんな写真撮るなら近所だけで足りるんじゃないかとも思えてくる。
それからやっぱり、人間は被写体として強い。私はもう人間の外貌に興味がないと言ってる通りだけど、やはり小さく写ってるだけでも大きく情報量を増やしてくれる。ワンカットがワンシーンに変わる。
他の方ので、良いスナップ写真だなと思わせられるのは、やっぱり人がいる写真だったな。
うーん。人嫌いは治らないのだけど……
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