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2021/09/08の日記:ピアノの話

今日はWSETの講義はお休みして(振替できなかったから純粋な休みになってしまった)、アレクサンダー・ガジェヴのコンサートを聴きに行ってきました。
コンサートや観劇、2年前は毎月2回くらい行ってたのだけれど、コロナになってからほとんど行かなく(行けなく)なってしまって悲しい日々を過ごしてます。コンサートって、配られるチラシを見て、じゃあ次はこのチケット買おうかな〜って決めてたので、そのサイクルから外れると、能動的に行動しないとなかなか復帰できない🥺🥺🥺今回は、たまたまぴあのメール見て買ってしまったホトトギス、やったぜ✌️

ガジェウさん、全然存じ上げなくて写真見た感じおじさんかな〜と勝手に思っていたら自分より若くてびっくり、そして写真よりも実物のほうがイタリア~ンって感じだった、いい意味で。浜松国際ピアノコンクールで優勝してたみたい。ショパコンの予選も通って10月に本戦出るみたいで今日はオールショパンプログラム(下記)。浜松国際はガヴリリュクやブレハッチ、チョ・ソンジンも優勝してるから、ショパコンも期待が持てるね、やったね!

オール・ショパン・プログラム
前奏曲 嬰ハ短調 Op.45/舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/3つのマズルカ Op.56/ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 Op.44
バラード第2番 ヘ長調 0p.38/幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61/ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」
アンコールはワルツ5番とエチュードOp.10の8番と初見の曲。なんだったんだろう。。。

さすがショパコンの前準備感というか、どの曲も完成度高くてびっくりした。特に舟歌とソナタ2番。舟歌は左手歌いまくる系が好きだけど、切れ味鋭く陰影のある感じで、でもパッションあふれる感じがめちゃツボでした。ソナタ2番も、完成度が高杉内。特に葬送行進曲と4楽章、夢見心地と虚無の対比がほんとに上手だった。
最近は上演時間短くするためにアンコール弾かない人もいるけど、3曲弾いて、なんなら本番前に観客に向けたメッセージ流したり、可愛げのある感じがとても良かった。ほんとショパコンも楽しみにしてます。

コンサート行くと、この曲はどのピアニストのこーゆーとこが好きだなっのを考えながら聞くのだけれど、さらにそこから派生してこの曲は〇〇先輩が弾いてたな~とか、△△さん苦労してたな~とか考え出して、最終的には大学のときもっとピアノちゃんと弾けば良かったなー、せっかくホールで弾く機会貰えてたのに、おざなりにしてたなーとめちゃくちゃ反省する。なんならピアノだけじゃなくてハンドボールも、部活動全体も、勉強も、研究も、もっと真剣に取り組むべきだったなーと演奏中(緩徐楽章のときとか)にめっちゃ考えてる。あとは自分が入学したときはM2の先輩たちめっちゃ年上だったし、30歳なんて未来永劫来ないと思ってたのに、卒業近くなって先輩たちが三十路になり、今や自分が30歳になろうとしてて、時の流れの早さをヒシヒシと感じますね。

あのときなりたかった自分に近づけてるかは分からないけど、最近は楽しく忙しく過ごせている。でも、時間の流れは早すぎるので、毎日をもっと真剣に生きる30歳にしたいなぁ。それにもっとピアノに真剣に向き合ってもいいなと思う、グランドピアノにもっと触れたいし、大きなホールで弾きたいなぁ。あと自分の音に無頓着でなくしたいわね、ちゃんと自分の音を聞ける大人になるぞぃ。

そんな感じの水曜日でした。おしまい。

 

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