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Mai.の大学・大学院生活を振り返る(大学1・2年生編)

お久しぶりです。Mai.です。私はこの4月から東京で一人暮らしをし、新社会人として働き始めます。つまり学生生活が終わったことになります。人生は社会人の方が長く、その中で私の学生時代の記憶が褪せてしまわないように記事にします。

各学年ごとに

・何をしていたか
・記憶に残っていること
・意識していたこと
・もっとこんなことをすればよかった

ということを中心にお話ししていきます。価値のある話はほとんどせず、しかも少しばかり長くなってしまいますがどうぞお付き合いください。

大学1年生

まず、最初のオリエンテーションで遅刻した記憶が強いです。午後からの学力検査だけと思っていたら午前中から普通に説明とかがあって焦りました。

数学科が全員集められたとき、周りのみんなが数強に見えたこともはっきりと覚えています。私自身高校2年生の終わりごろに数学を好きになりました。つまりそれほど数学ができるわけでもなかったのです。それなのに興味本位で数学科に入学しました。今振り返るとほんとに恐ろしいことをしたなって思います。もちろん後悔はしていませんし、数学科で正解だったと思っています。

1年生の数学科の授業は「微分積分学」と「線形代数学」が主です。最初はε-δ論法や行列がわけわからずにめちゃくちゃに頭を抱えていました。その他の教職や一般教養、外国語科目でもやはり周りの人とのレベルの差に驚きました。どれだけ自分が勉強できないのかを思い知らされたときでした。

それでも数学をすることが好きで一生懸命勉強しました。最初はとにかく人に頼りっぱなしでした。授業が終わるたびに同じ授業を受けていた人に聞き、ノートを見してもらったり答えを見してもらったりしてました。テストではそれなりの点数をとれたので、結果論ですが最初は他力本願でも良いと思います。

1年生の頃はできる友人や先輩を作り、学問についていくことを意識していました。塾の講師としてバイトもしていましたが、大学の勉強に必死で全く給料を使わずにお金がどんどん溜まっていきました…笑

こうして振り返ると、1年生の頃からわからないことをわからないと言えたのがよかったです。質問する力は今になって重要と痛感します。

大学1年生はやはりわからないことだらけで困惑することも多かったです。何が正しいのかも判断しにくい状態で暗闇の中を進む感覚でしたが、振り返ってみるとがむしゃらに頑張ってよかったと思っています。

大学2年生

大学2年生になると数学の専門性も上がりさらに新しい概念を学ぶことに苦戦しました。集合と位相、多変数の解析学、群論や環論、複素解析などいよいよ数学科だなって科目が盛りだくさんです。実は2年生の頃から数学に対してかなり自信をもつようになりました。2年生の中間くらいで大学院の道を考え始めました。

なぜ急に自信が湧いたかというと、実はMai.は1年生の春休みに数学を猛勉強しました。とりあえずε-δ論法が自分の力で証明できるようになるまで繰り返し演習をし、理解度を上げました。このとき理解度が上がったと自分でも自覚し、かなり感動したことを鮮明に覚えています。

また、2年生では講義で現れた演習問題をすべて解き、解答を作り友人に配布していました。先輩から頂いた試験の過去問にもすべて解答を作り、友人と共有していました。

これだけ数学にのめり込んだ結果今の自分があるんだなぁって思ったりもします。このとき数学にドはまりしていなかったら大学院に行くこともなかったでしょう。

2年生では複素解析が好きになり、この講義を受けたことをきっかけに来年のゼミの配属では複素解析が学べるところへと決定します。

この1年では周りのことを一切気にせずにひたすら数学をやっていました。それが功を奏したのか、のちの数学の勉強で単位がやばくなるということはほとんどなかったです。楽しくて気が付いたらいつの間にか成績が上位になっていた、という感じです。

学部前半のまとめ

基本的に数学しか勉強しておらず、趣味が数学でした。とにかく人に質問することを意識し、没頭していました。ただ、やはりいろんなことに手を染めればよかったとも後悔している部分はあります。いまだに流行りのものなどについていくことができず話がかみ合わないことがあります…。

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