day10 断る勇気

わたしに必要なのは、断る勇気なのかもしれないな〜と思ったりする。お願いされたときに断る勇気、延長しそうなときに断る勇気、想像より負担が増えそうなときに断る勇気、などなど。

仕事だったら、これお願いしてもいい？とか、ちょっと延びても大丈夫？とかわざわざ聞いてもらえていることもあるんだから、そこでちょっぴり無理してOKを出してしまうのは相手にも悪いことをしているなあと思う。断ったほうがいいときって、絶対ある。

とはいえなぜOKしてしまうかというと、その会議で作っているものをよりよくしたい気持ちがあったり、お願いされた企画の将来がとっても楽しみだったりする。けど全部のミーティングが30分ずつ延びたら、合計で2時間多く稼働していたりもするので、ちりつもの怖さがわかる。

友達との関係で言ったら、なかなか会えない子との別れが寂しくて、お腹も空いていないのに飲食店に入ってしまったりする。さっさと寝ようとしたらパートナーがしょんぼりしていて、可哀想になって起きていたりもする。なんでもかんでも断りたいわけじゃないんだけど、後から嫌な気持ちになったり後悔するんだったらそのタイミングでお断りしておいたほうがお互い幸せだなと思う。

断って冷たいひとだと思われたくなかったり、嫌われたくなかったりするのかもしれない。というより、OKすることですきになって欲しいんだろうか。あなたのリクエストを承認しましたよ！と目に見える形で伝えるチャンスなので、期待に応えたいと思ってしまうわたしが出てきているのかも。

断るのって、ほんとうに難しい。断捨離も「断」が一番難しいと思ってる。モノ・コト問わず、入ってくるのを阻止することがわたしの課題。これさえできれば、意外とゆったりした生活がやってくるかもしれない。もちろん手放しはまだまだ必要だけど、断る勇気を意識して毎日過ごしていきたいな〜と思った。