ブロガー藤原かずえさんの論文内容について⑵

ブブロガー藤原かずえさんの月刊「Hanada 」11月号掲載論文の内容紹介をしている。余りに愉快な論文だからである。

以下は20日の紹介文の続きである。

16. 1987~2012(第二次安倍政権前)
被害相談件数 年間1250件
被害額 年間44億円
2013~2021(第二次安倍政権成立後)
被害相談件数 年間150件
被害額 年間11億円
これにより、安倍政権が霊感商法に与した客観的事実がないこと明らか である。

17. 宗教という思想は反証不可能な「経験を越えた知を理性で認識しようと する立場」である。

18. 信教の自由とは、科学的立場では説明できない考えを教団が持つことを 認めることである。

19.信教の自由は世界で共通に保障されている内心の自由の一要素であり、 人間にとって普遍的な人権とされている。

20.ワイドショーのコメンテーターが軽々しく旧統一教会の解散を要求する のは宗教の本質と法律の精神を理解していないからである。

21.法治国家においては、判断の基準は法でなければならない。

22.超法規的な価値観を振りかざして視聴者に説くワイドショーは論理的 に言えば、独自の教義を持つ宗教団体に他ならない。

23.日本における政教分離とは公務員(議員を含む)が特定の宗教に利する行為 を禁じることであり、公務員の信教の自由や信者の参政権に踏み込むこと はないということである。従って国会議員が宗教を信じること及び宗教団 体の信者が政治に参加することは個人の自由である。

24.旧統一教会の信者であることを根拠に自民党議員の講演を問題視するマ スメディアは、憲法で保障されている信教の自由と集会の自由を侵害して いる。

25.司法で違法性が認められていない団体に対して、司法権力を持たない任 意の政党がその違法性を判断できるわけがない。 (今日はここまで)







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