エンタメの王になりたかった
他人にコンテンツを勧められることがある。「これめちゃくちゃ面白いよ!」と言ってくれたり、「一緒にやろう!」と誘ってくれたりする。そういったことを言ってくれる友人がいるのはありがたいことだ。
勿論、叶うことなら全部観たい、聴きたい、やってみたい。
でも、私の時間は限られている。ただでさえ私は自分が見たい番組の消化に追われているのに、勧められた全てのコンテンツを体験することは出来ないのだ。
だから、私は優先度を付け始めた。
そのコンテンツジャンルについて明るく、自分が大切に思う人の勧めを優先することにした。「そうではない人」のお勧めはやってみて合わなかったことにする。有耶無耶にして誤魔化す。これは仕方のない選択なんだ、ごめんなさい。
人と仲良くなる有効な手法の一つは、その人が勧めるコンテンツを体験してみることである。おそらく、自分のコンテンツに対するキャパシティはこれから狭まっていく一方なので、新しく人と仲良くなることも少なくなっていくのかもしれない。それはどこか少し寂しいことでもある。
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