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不健康で孤独な老後を避ける方法

100才まで生きる可能性はこれまでは1~2%でした。

しかしながら2007年生まれ(今の中学生くらい)が100才まで生きる可能性はなんと50%!!!

よっしゃ、長生きできる!と思うのは安易な考えです。

今の固定化された人生プランを劇的に変えなければ、老後に痛い目をみます。

おじいちゃんや親世代の固定化されたステージは

教育→仕事(終身雇用)→引退

でした。
具体的にいうと、大学に進学して就活をして、大手企業に入社、60才まで働き、定年で退職する。その後、余生を15年くらい過ごす。

すでにこのパターンは形骸化しています。

みずほ銀行、キリン、富士通など業績好調な企業が大幅なリストラをおこなっているからです。

すでに終身雇用はないといっていいでしょう。

親世代は大学さえ卒業すれば改めて本格的な「教育」というステージを設けなくても知識として困ることはないとされてきました。

大学までに習った教育、知識だけで定年退職まで乗り切るのは不可能なのです。理由は
・技術の進歩が速い
・情報の流通量が多い
・世の中の変化が速い
・健康寿命が延びた
・年金が減る(もらえない可能性も)

そのために、マーケティング、ライティング、語学、プログラミング、歯の知識、お金の知識など

「学び直すステージ」が必要になってきています。

年をとっても自分のスキルを求めてもらえる仕事さえあればよいのです。

流動的に変身し続ける人生設計がこれからの時代は求められます。

たとえば、生涯サラリーマンを貫くのではなく

3年で退社→小さなビジネスを立ち上げ(経験、人脈を広げ)→サラリーマンに戻る→2年ぐらいリフレッシュ休暇→転職→退職

のようなマルチステージ化があたりまえになってくるでしょう。

流動的な人生のなかで獲得したいのは「無形資産」です。

無形資産とは知識、スキル、健康、人間関係、影響力、など形は無いけど価値のある資産です。反対に有形資産とはお金、土地、株など無くなってしまう可能性のあるものです。

100才まで生きる世代はこの無形資産貧乏だと、不健康で孤独な老後が待っています。有形資産があっても無形資産がないと悲惨です。

貯金がそこそこあっても、仕事で接待つづき、太り気味で、常に体調が悪い、歯の治療に行く暇がなく、歯周病で口臭気味、妻と子供がいるけど、家族との時間がとれない。

会社にコミットしすぎで家族とはほぼ他人みたいな関係、、

定年退職して気づくのは、ほぼ会社の関係の人しか付き合ってこなかったことで、部下だって会社のつながりがあるから愛想よくしてくれていたという事実、、そして歯がないという現実。

そんな悲しい現実を避けるためにはどうすればいいのか?

もし、あなたがハードな大手企業で働いていて、寝れない、歯の治療なんてとても行く暇がない、副業禁止という環境ならそれはワークライフバランスが守れていないということです。

毎日深夜まで仕事、家に仕事を持ち帰るという環境では消耗するだけです。

本業からしっかり離れる時間が十分にある状態が理想なのです。
・歯の治療(毎日フロス)
・寝れる
・筋トレができる
・副業にチャレンジできる
・あたらしいビジネスの準備ができる

定年退職して家族から他人扱いされないよう、孤独な老後にならないよう、もし孤独でも歯だけは残しておくようにしないと100歳まで生きることを考えれば、定期的な歯の健診とクリーニングだけは行っておくべきでしょう。

子どもの運動会にいったり、参観にいったり、休日は家族と過ごす。無理な転勤を強制してくる会社などは転職も視野にいれることです。

転職して年収が少し減るけどワークライフバランスが圧倒的に改善されるなら無形資産の面でも有形資産の面でもメリットが大きいのです。

老後、豊かに暮らすには貯金というより、時間を優雅に使い、仕事以外でのコミュニティでゆるいつながりを持っておくことは人生に大きな影響をもたらせます。

副業を立ち上げるには1日2時間くらいの時間は必要です。片手間でできるほど甘くはないと思います。自分の意志コントロールできる自分だけの時間の確保が必要なのです。

まとめると
・ハードな仕事環境を見直す
・転職は当たり前だと考える
・自分のスキルを求めてもらえるよう勉強する
・歯に投資する
・健康資産をつみ上げる
・貯金より時間を大切にする
・家族や友人など有効な人間関係を仕事以外で作っておく

これからのマルチステージで必要なことです。

あなたの人生プランを考えて流動的に行動しましょう。

ぼくの記事は無料です。有益だと思っていただいたらサポートいただけますと嬉しいのね。当院では月に1度来院したこどもたちに歯ブラシを配っていて、サポート収益はその購入代金に全額あてているよ。お母さんもとても喜んでいるし、それを心待ちにしている子どもたちもたくさんいるのね。