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「褒める」のはタダ、税金もかからない

「○○さん、最近歯みがき上手になってきましたね」

「前回、歯ぐきが腫れていた個所が大幅に改善していますよ!」

「歯のツヤを見れば、プラークコントロールが上手なのがわかります。」

ぼくは、患者さんとのコミュニケーションの中で、その人のモチベーション維持してもらう言葉かけをよく使います。

その際にもっとも手軽で効果的な行動というのが

「人を褒める」ということです。

褒めることと謝ることにはコストがかかりません。


効果絶大!!


さらに税金もかからないのがメリット

相手との関係性を良くすることはあっても、悪くすることはありませんから、ノーリスク・ハイリターンなのです。

ただし、褒めるといってもちょっとしたコツがあります。

なんでもかんでもおだてればいいかというと、それは違います。


ちゃんと相手が「褒めてほしい点」を褒めてあげるのがポイントで、あと本人がコンプレックスに感じている事には触れないことです。

特に異性に対しての場合は、こちらが良かれと思って発言したことも、相手を傷つけたり、嫌味に聞こえたりすることがあります。

間違いないのが

「小物」を褒める
「努力」を褒める
「変化」を褒める

自分が選んだ持ち物なら、褒められて悪い気はしません。
さらに、その人が意識的に伸ばそうとしている点を見つけて褒める。
その人が意志を持って行動を起こした「痕跡」を見つけると喜びます。

この3点セットで、人を観察する習慣を身につけることです。

「人を褒める」ことは「相手に関心を持つ」こと

「人の変化を見る」ことは「世の中の変化を感じる」こと

これを日常的にしていくうちに、あらゆることにチャンスを逃さない視点が生まれます。

人間関係に悩まない人や、会社で若くして上にのぼりつめる人には、共通点があります。

それは「周りの人から可愛がられる」ということです。

人間関係において好印象を持ってもらうということは、威力抜群なんです。

人との交流が円滑なら、あなたにはいろんな情報も集まってきます。新しい知識気づきを得ながら、新しい人ともどんどん仲良くなれます。


まさにコストがかからずにリターンを得る画期的な投資方法です。

この方法は職場関係のみならず、家庭や友人関係でも使えます。

ぼくは、妻が作ってくれた料理の感想を、感謝と共に添えるようにしています。「あ、いま、カツオの風味がふわっとしたよ!」など、妻が時間をかけて出汁をとってくれたことへの称賛などは忘れません。

すると、どんどん妻も意欲的になり新しい料理を覚えてくれて、おかずが一品ふえるということです(笑)

無言で出されたものを当たり前のように食べるだけでは、相手も心が渇きます。

夫婦円満だと、子どももメンタルが安心して、すくすく自分を出せるようになります。

夫の役割は
・お金を稼ぐことと
・妻を笑顔にさせること

だって、家庭の雰囲気は妻のご機嫌で決まります。

だから、日々家事を手伝ったり、感謝の気持ちを伝えたり

この2つはぼくの使命だと思っています。

みなさんも「褒める」を効果的に普段からつかって、称賛を習慣化させてはいかがでしょうか?

あなたの夢や目標がゆっくりと現実に向かいます。




ぼくの記事は無料です。有益だと思っていただいたらサポートいただけますと嬉しいのね。当院では月に1度来院したこどもたちに歯ブラシを配っていて、サポート収益はその購入代金に全額あてているよ。お母さんもとても喜んでいるし、それを心待ちにしている子どもたちもたくさんいるのね。