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言い訳の瓦割りをして男をみがけ

やる気がどうしてもでない

甘い誘惑にすぐ負けてしまう。

まだやらなくていいかな~と先延ばしにする。

やろうと思えば、やる時間はあるんだけど、腰が重い

そんなことってありますよね?ぼくも昔はそうでした。

自分を変えたい、今のままではダメだとわかっていても、なぜか言い訳のテンプレートがでてきて、意志をコントロールできない。


脳は一つでも、自分は2人います。

意志を統御できないとちぐはぐな行動になります。

・頭では分かっているのに無駄な買い物をしたり。

・ダイエット中にがまんできず夜食をつまんだり。

・時間の無駄だとわかってて、垂れ流しているテレビをみたり。


こういう同じ失敗を繰り返していませんか?

これには理由があるんです。

10万年前のホモサピエンスからの脳の習慣なんですね。

この時代の原始人が最も大切なことは生きること

彼らが生きていく上で最も優先するべき事項は

①食べる
②繁殖
③リスク回避

いいかえるとこの3つは食欲、性欲、現状維持ということです。

原始的な本能だからこそ、目先の誘惑に負けて自分を変えられない。

要するに原始人は長期的な思考は必要なかったのです。目先の快楽におぼれ、怖い物からはすぐ逃げる。短期的思考、それで社会は成り立っていたのです。原始時代は短期的思考の方が有利でした。腕力の強いものが勝ち、略奪、暴力、危険なことからはすぐ逃げる、長生きよりも繁殖重視。


ただ、世の中が変わり、文明も進化し食料の貯蔵、生産性や治安の向上により短期的思考より長期的思考を持った方が有利な世の中に変わってきたのです。


現代人の脳は原始時代の脳からフルモデルチェンジしていないということです。


現代人は原始時代の脳に長期的思考を考える脳がハイブリッドされている状態なので、いつも葛藤しているということなのです。

しかしながら、原始的な脳にいつまでも従っていたら、目標は達成できません。


100年ライフでお金なんかは、一生使うモノです。

長期的思考がないとこの2つは守れません。

例えば、歯みがきが面倒くさい、間食、夜食、節約はストレス、どれも短期的思考のせいです。なにやら自分に言い訳をして欲に負ける。それは自分たちの中に原始的本能が残っていることが原因なのです。

歯医者に行くのが怖い、転職するのはリスクがある。株式で損をするのが怖い、これも原始的本能のリスク回避が自分の行動をコントロールしているのです。

短期的思考の人は投資で損をしたり、お金と歯がない老後を送る可能性が高いというわけです。


長期的思考に自分の行動を統御することが100年ライフを生き抜くには必要なことです。

脳を少しずつモデルチェンジして、2人の自分を強い一人に統御していきましょう。


コツがあります。まず目を閉じて

・誘惑がこころに浮かんできたら、誘惑モンスターを刃で一刀両断するのです。
・言い訳テンプレートが浮かんだら、それを瓦に見立ててこぶしで割るのです。

ぶった斬った誘惑の数、割った瓦の枚数が多ければ多いほど、あなたの心は強くなるのです。


20年前のぼくに言ってやりたかった、、

男なら自分に負けるな


ぼくの記事は無料です。有益だと思っていただいたらサポートいただけますと嬉しいのね。当院では月に1度来院したこどもたちに歯ブラシを配っていて、サポート収益はその購入代金に全額あてているよ。お母さんもとても喜んでいるし、それを心待ちにしている子どもたちもたくさんいるのね。