不安障害お出かけ対策
私が普段、ちょっとしたお出かけ時に持ち歩いている物や、不安症状対策を紹介していきます。
バッグの中身
普通の人も持ち歩いている、財布やスマホ等はこの記事では省略します。
予期不安対策に持ち歩いている物
★飲み物
夏場は冷やしたスポーツドリンクが多いですが、それ以外の季節では常温のお茶や水を持ち歩くこともあります。
万が一、薬を飲むときにも水分が必要になるので、飲み物は必須です。
★軽く食べられるもの
出かける前に緊張感から食欲が減退し、あまり食事が喉を通らないことがあります。
出先での空腹時、エネルギー補給に役立つのが、栄養補助食品や飴、チョコレート等のお菓子です。
・クリーム玄米ブラン
・カロリーメイト
・ウィダーinゼリー
・キャンディ
・チョコレート
ゼリー飲料は飲みこみやすいので、クッキーなど口の水分を持っていかれる食べ物が食べづらい時は重宝しています。
飴やチョコレートも、口に放り込めば勝手に溶けていくので簡単に摂取できます。
のど飴はシュガーレスの物が多いので、糖分補給の時は砂糖の入っている飴を口にしています。
お菓子類は、賞味期限が長く持つので非常食としても役に立つと思います。
★清涼菓子
ミンティアやフリスク、シュガーレスののど飴等、口や喉をスッキリさせることの出来るタブレットを持ち歩いています。
・VC3000のど飴
・ミンティア
★リップクリーム
メンソールやミントが効いたリップクリームは、香りを嗅ぐことで動悸や息苦しさを緩和出来ることがあるので持ち歩いています。
・BABY LIPS
・メンソレータムリップスティック
★アロマミスト
好きな香りや、リフレッシュ出来る香りのアロマミストを持ち歩くこともあります。
・ファブリックミスト
・ノーズミント
私が好きな香りは、柑橘系と、ミントの香りです。
出かける前に、タオルやマスクに吹きかけておくだけでも効果的です。
★薬
・パロキセチン5mg
もしもの時のためにお守り代わりに薬を持ち歩いています。
★タオル・ティッシュ
アロマミストを吹きかけられるように持ち歩いています。
夏場のみ持ち歩いている物
★保冷剤・凍らせたタオル
夏場は、猛暑の暑苦しさから熱感や動悸、息苦しさを感じやすくなる季節です。
・保冷剤をポケットの中に入れておく
・凍らせたタオルやハンカチを手に持つ、首筋に当てる
等、冷たい物が体に触れているだけでも気持ちを落ち着かせることが出来ます。
保冷剤をポケットに入れるときは、ティッシュや薄いハンカチで覆います。
凍らせたタオルに冷感スプレーを吹きかけておくのも効果的です。
熱中症対策にもなるので夏場のお出かけには必須のアイテムです。
出かける前の準備
◇化粧をする
『そんなことで?』
と思われそうですが、スッピンよりも化粧をして外出する方が体調は良いように感じます。
化粧をしている時間は基本的に集中しているので、動悸や気持ち悪さ、緊張感の不安症状を紛らわす効果があるように感じます。
◇飴やタブレットを舐めておく
口の中が潤っている状態だと、気持ちが楽に感じられます。
ミント系の物であれば、喉元がスッキリするので、緊張する前の対策として舐めておくことも効果的です。
◇音楽を聴いておく
好きな音楽を聴いておく事も気持ちが落ち着きます。
◇薬を飲む
どうしても症状がつらいときは、出かける30分位前に薬を服用しています。
1回に服用する量は、必要最低量(5mg)にしています。
それでも具合が悪くなったら?
事前に対策を行っていても、外出中に症状を感じることが時々あります。
○肩を下げるようにする
動悸や気持ち悪さ、緊張感を感じている時、大抵肩に力が入り巻き肩状態になっていることが多くあります。
肩を後ろに回しながら下に下げ、肩の力を抜くように何度か繰り返します
肩の力を抜いて姿勢を整えると症状が改善されるように感じます。
○目をつむる
目から入る情報をシャットアウトすると、緊張感が和らぐように感じます。
電車の人混みや車に乗っているとき、動悸や気持ち悪さを感じそうな場合に目をつむることがよくあります。
○大きく息を吐く
1度大きく息を吐いてみると、呼吸がリセットされるように感じます。
○マスクを離す
呼吸が苦しいと感じるとき、周りに人がいなければ完全にマスクを外して呼吸を整えます。
周りに人がいるときは、指で少し隙間を作って1度大きく息を吸って呼吸を整えます。
○座れる場所で少し休む
外出先で不調を感じていると、
『酷くなったらどうしよう』
『倒れたらどうしよう』
と、『どうしよう』という言葉に頭が支配されていきます。
酷いときは、カフェなどで少し休んだり、道端でも邪魔にならない所に腰掛ける等、気持ちが落ち着いていくまで休みます。
ちなみに、『倒れたらどうしよう』と心配になっていても倒れた経験は1度もありません。
まとめ
個人的には、
・好きな香りを嗅ぐ
・タブレットを食べる
・肩の力を抜く
という行為をすると、不安症状を改善出来るように感じます。
荷物が多くなりがちですが、安心材料を持ち歩くことで
『体調悪くなっても大丈夫』
という気持ちで、行けるようになった場所も多くあります。
目標は、お守り代わりの薬を持ち歩かなくても出かけられるようになることです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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