とりあえず。やってきたことで自分の身になっているものたち。
なんの計画性もなく、はじめてみた、このnote。書き始めた今も、この記事のゴールは全く見えていません。笑
たぶん、この記事は自己紹介的なところで終わると思います。
今はコミュニティの人。でも僕、ちょくちょく喋ってるんです。
今、広告制作の会社にいて、”コミュニティ”をつくる人たちのお手伝いをしつつ、”コミュニティ”について考え、自分たちでも”コミュニティ”をつくろうとしています。
そして、その流れの中で、月2〜3回、社内でイベントの司会や進行などを担当しています。
このnoteでは、僕が今までいろいろな場面で人前に出て学んだこと、失敗したことなどがたくさん溜まってきたので、
みなさんが前に出て喋らなきゃいけなくなったときに、何かしらの役に立ててもらえたらなぁと思って、ダラダラと綴ることにします。
ずっと、アナウンサーを目指していたんです。
僕の人生を遡ること10年。大学2年ぐらいのときかな。私は幼い頃からの夢である、テレビ局のアナウンサーの就職試験を受けまくっていました。
地元の北海道、仙台、東京、名古屋、大阪あたりを中心に、パラパラと。
まぁ結果どこにも引っかからず(最高でも3次試験のカメラテスト止まり)、やっぱり向いていないのかなぁ…無理なのかなぁ…と悩んでいた私が出会った求人が、ベンチャーのインターネット放送局でした。
喋ることができるという喜びと、新しいものを自分の手で形作っていくことができる希望に満ち溢れていたなぁと当時を今でも懐かしく思い出します。
経営状況がなかなか厳しく、結局1年半ほどでその会社を離れることになったのですが、そこに携われたことには全く後悔はありません。
というのも、今の自分を構成してくれる要素をここで学べたからです。
①必要なものを事前に考えることができるようになった → 物事を俯瞰で見ることができるようになった
人数も少なかったので、企画・ロケハン・台本作成・他のスタッフや演者への説明・司会としての出演など、一人で何役もこなす必要がありました。
情報番組から公開収録型のバラエティ番組まで、さまざまな番組を担当しましたが、どれも必要なのは事前のリサーチと準備。何度も頭の中でシミュレーションし、必要かものは何か組み立てていくのです。
ノリで物事は進まないし、ノリだけで他のスタッフや演者にはやりたい意図や内容は全く伝わらない。
私は一応”アナウンサー”というポジションでしたが、全体を仕切るプロデューサーでもあり、ディレクターでもあったのだなと当時を振り返ると思います。
そのおかげで、この内容を伝えるために必要な言葉はなんだろう?という本来やりたかったことである”言葉の使い方”についても、どういう表現をすれば伝わりやすいだろう?と深く考えることができました。
事前の準備を怠らないこと、そしてそれを本番で適切に伝えるにはどういう言葉でどういう表現ができるだろう?と自然に考える癖をつけられていたことは自分の成長に大きく寄与したと考えています。
これらの経験は、今でも、物事の全体像を把握するために”俯瞰”で見ようとする、という考え方につながっている気がしています。
②公開収録で学んだ、場の空気を読むということ。
これは、今でも試行錯誤しつつではありますが。このベンチャー時代、地下アイドルとかネクストブレイクのタレントさんと多くご一緒することがありました。(最近たまにぼーっとテレビとか見てると「えっ!?!?」って思うこともあります)
お客さんを会場にお呼びして、いわゆる”公開収録”型のイベントが多くあり、そのMCを担当させていただく機会が多かったのです。
まぁ当たり前ですが、最初私が出て行くときの空気感としては「お前じゃない」。割とヘコみますが、これはしょうがないです。
むしろ最初から僕のファンだったらそれはそれでどうしてよいかわかりません。笑
そんなとき、司会原稿はもちろんあって、たくさん何をお話しするか準備してくるんですが、そこから何をピックアップして、どういうテンションというかポジションで行くかは毎回空気を読みながらコントロールしていました。
でもそれは今活きていて、この人たちは何を聞きにきていて、何を目的に来ているのか。ということは何を提供すればよろこぶのか、どういう内容を話せば気持ちに響くのか。会社のイベントなどもそうですし、営業トークでもそうです。
自分の話をどう聞いているのか、響いているのか。
これは非常に難しいですが、反応を伺いながら、いかに自分の空気を作り出せるかというのはどの場においても、とても大切なことだと思います。
と…今回はかなりざっくり、自分の歴史をなぜか紐解きながらお話ししてきましたが、
次からは、もっと具体的な悩みに対する解決法、どう話したらいいの?っていうお話ができればよいかなと思います。
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