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わかわかビジ用語④【債務不履行とは】

わかりそうでわからないビジネス用語を日経新聞初心者koyoが根元から解説します!日々の教育の中でぜひ教えてあげてください!#日経読むの楽しい

今日のわかわかビジ用語は債務不履行です!

今日の日経を読んでいたら

企業の格下げ最多、世界で1400社 中銀支援で債務拡大という記事がありました!何やら難しい言葉が並んでいますね。企業の格下げとは、格付け会社というものが世の中には存在して、企業を格付けしています。その格が下がった企業が最多となったということです。中銀とは、各国の中央銀行のことで、日本でいえば日本銀行のことです。債務とは借金を返す義務のことです。

ざっくりニュース解説

ニュースが難しいので少し解説しますね。何が起きているのかをざっくり解説します。

コロナでやばい企業を国の中央銀行が支援します。その際に中央銀行は企業から社債を買うことになるわけです。単に融資でお金を借りることもありますが、中央銀行がやるのは社債の買いです。つまり借金をするわけです。

もちろんこの借金は返済しなければならず、これが債務です。この借金の返済能力が格付けされていて、その格付けが落ちた企業が過去最多になったよというニュースです。

債務不履行(デフォルト)とは?

ここまでを読んでいただいていればもうほぼ意味は予想がついているかと思います。

債務不履行とは、債務を果たせていない状態のことです。つまり、借入金(かりいれきん)を正常に返せていないという状態です。期限を過ぎてしまう(履行遅滞)、全く履行できないとき(履行不能)、一部しか履行できないとき(完全不履行)があります。

債務不履行を起こすと割と大変なことになります。

約束を破ってしまうわけなので、信用を失います。そもそもの契約自体が破棄されたり、損害賠償請求が起こったりするわけです。

借金の概念

学校では、借金はよくないと基本的には教わります。そのため、企業はなぜそんなに返せなくなるほど借金をするのか?と思う方も多くいるかと思います。

確かに個人での借金はあまりよくないことになる場合が多いです。アコ〇や〇イクといった消費者金融はろくなことになりません。借りる人間からお金をむしり取ろうとするわけなので、、、。

企業の借金は割と普通にします。ただ、そこにはしっかりとした勝算を立てて、銀行からの審査を経て合格すればお金を借りられるというわけです。そのお金で事業をして、お金を増やしてから、しっかり返すというわけです。

借金の概念も教育に落とし込んでみてください!

以上Koyoでした!

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