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ワーキングアイデンティティ 〜転職する時に失敗しないために見直すこと〜自分用

まず、転職をすると人はアイデンティティが変わる。

仕事を変えるのであれば、
・自分のことを理解してから自分にあった仕事をしようとしないこと。
・信頼できそうな人に転職について相談しないこと。そして
・焦って転職先を探さないこと。


ミスらないために気をつけたいこと

一つ目

自分のことを理解しようとして探すというのは、今までのキャリアを振り返ったり、自分の強みを探して仕事に活かそうと考えたりすること。
一見良さそうだが、これには副作用がある。

やり過ぎてしまうと、本当に自分がやりたかった事はなんだろうという思いに囚われてしまい、現実的な選択肢が取れなくなる。内省麻痺(考えすぎ)が起きて、結果、可能性が潰れてしまう。何事も余白はあった方がいい。なぜなら未来はわからないので、常に不確実な要素が必ずある。ただし自分がこれをやりたい!と情熱を持って、そこに挑むなどはもちろん全然あり。

二つ目

信頼している人に転職の相談をしないこと。
これは、自分のことを客観的に判断する時には助けになってくれるので、そういう場合は間違いではないが、友人や家族に相談する時に気をつけた方がいいのは、人間には他人のアイデンティティーが変わるのを妨げる性質があるということ。
身近な人間には、なるべく変わって欲しくないと思うのが人間の性。
仲が良ければ良いほど、止めたがる。相手が変わるのを無意識に避けようとして、否定してきたりもするので、客観的な強みなどを聞くのはいいが、将来のことなどを親に相談するのはよろしくない。じゃあ、誰に相談すればいいのかというと、自分と似たような人で、転職した人の話を聞いてみる。あとは、自分で考えること。他人の話は、話半分、参考程度にすること。その人が転職した時期や社会的な要因、個人の能力、時代など、さまざまな要素が別なのだから、まるっきり他人の真似をするなどは言語道断。自分の人生の舵取りはいつでも自分でやること。

三つ目

焦って転職先を決めないこと。とくに、現状を変えたいという思いから決めないこと。さっさとこの上司の元から離れたい、引っ越したい、人生変えたい、心機一転したい、などという欲求から急いで決めないこと。
焦ったときほど、冷静にならなくては行けない。
焦ると変な決断をしやすくなり、失敗することが多い。
今やっていることを辞めたいという気持ちから先走って決めることがないようにすること。結果的に失敗したら、本末転倒になる。一度や二度ならまだしも人生は有限なので、そう何度も失敗してられない。こういうことにチャレンジしてみたい、こんな能力があるのではっきしてみたいなどの動機があるのであればまだよし。


転職したい!の動機=人生を変えたい、生き方を変えたい、生き方を変えたい、自分を変えたいという欲求が背後にあることを理解する。

アイデンティティーを変えたい!=こうなりたいという思いがある。

アイデンティティーを変えるためには行動を変える必要がある。自分を変えたい、今の自分を変えたいと思っているのに、今の自分を深堀して、それに合った仕事に就こうとするのはむしろ変化の妨げになってしまうし、結果的に同じになってしまって失敗する。そうならないためにも、自分がどんな人間になりたいのか?を考えて設計してから転職しよう。

新しいワーキングアイデンティティ=自分の生き方と仕事をくっつけて考えたもの。なりたい自分に変わっていく、のがワーキングアイデンティティ。



〜転職前にできることTIPS〜
・職場に求めるアイデンティティを今の職場で試してめる
転職した先でやってみたいことを、いったん小さく試す
新しい人間関係を作る
人間関係が自分のアイデンティティをつくっている
例えば、ベンチャーで働きたいなら、ベンチャーで働いている人と先に友達になってみる。
意義を与える。ストーリーを考えてみる。なんのためいこれをやってきたのか、そしてこれからやっていきたいのかを語れるようにする。今までやってきたこととこれからやることを繋げて考えてみる。(自分の人生を面白くするストーリーを自分で作り出す)自分の人生のターニングポイントになりそうなところに、意味を与えるようにする。繋がってくると意味がでて希望が持てるようになる。

今は転職することで、新しい自分をつくっていける時代
自分が望むアイデンティティーを手に入れるために頑張ってきた証拠だから、失敗に臆する必要はない。

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