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【映画感想文】二宮金次郎(2018年製作)

会社で特別上映会の鑑賞券を頂いたので見に行ってきました。
今、全国各地の市民会館・公民館等の各施設で上映中らしいです。

以前私が読んでいた本の中で二宮金次郎(尊徳)さんについて少し触れており、気になったので行きました。

二宮金次郎(尊徳)とは?

天明七年(1787年9月4日)神奈川県小田原市栢山(かやま)生まれ。
安政3年(1856年11月17日)に栃木県今市で亡くなる。享年70歳。

生まれた頃は裕福だったが、金治郎が5歳の時の寛政3年(1791年)8月5日、南関東を襲った暴風で、付近を流れる酒匂川の坂口の堤が決壊し、金治郎の住む東栢山一帯が濁流に押し流され、その影響で父の田畑は砂礫と化し、家が流失。生活が貧しくなる。

金次郎が14歳の時に父、16歳の時に母が亡くなる。
幼い2人の弟は母の実家川久保家に預けられ、金治郎は祖父(伯父)の家に身を寄せることに。

ある夜、明かりをともして本を読んでいると
「お前は誰のおかげで飯を食っているのだ。油代がもったいないからやめろ!」
と叔父さんに怒られる。

 そこで金次郎は、空き地だった堤防に油菜(あぶらな)を植え、出来た菜種を菜種油と交換して、その燈油の灯りで本を読み続ける。

やがて、金次郎は伯父の家から独立し、実家の再興に取り掛かり、24歳で以前のような裕福な家に再興する。

それを知った小田原藩士服部家に財政の建て直しを頼まれ、これも成功。
それが広まり今度は小田原藩の分家にあたる桜町領(栃木県二宮町)の再興を頼まれたりして、生涯に615の村々を立て直したといわれている。

金次郎は桜町領を再興するときに、武士の位を授けられ二宮尊徳(そんとく)となる。

本編の感想

今の日本に通じるところがあるのでは?
と思わせてくれる映画。
日本人の倫理観や精神を表現しているような素朴な映画だった印象を受けました。

・農民は徳を植えて育てる。
・積小為大(せきしょういだい)・・・毎日の小さな努力の積み重ねが大きな成果につながる。

時折流れてくるBGMがなんとも切ない感じになる。

出演されている俳優さんがあまりにも農民になりきっており、雨風に打たれる、泥だらけになるシーンが結構あって、誰がどの配役かわからなかった😅。特に柳沢慎吾さんが本人と役とのギャップがありすぎて分かりにくかった笑(いい意味で役になりきっていた)。

私が見に行った時はお客さんが10人ぐらいいて、私より年上の方ばかりだったので、10代の学生さん、20代30代の社会人の方にも是非見てもらったら嬉しいと思いました。

二宮金次郎に関するおすすめYouTube

二宮金次郎のYouTube動画はいくつかありますが・・・時間軸をベースに考えたこちらの動画はとても面白かったです。ツボりました笑(11:00)。


⬇️映画の公式サイト⬇️

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